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	<title>ラパン | 整備士サボカジのブログ</title>
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	<description>自動車整備士サボカジのブログ</description>
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	<title>ラパン | 整備士サボカジのブログ</title>
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		<title>【実録】HE22S型ラパンのエアコンが効かない原因と修理の振り返り</title>
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		<dc:creator><![CDATA[サボカジ]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 25 Jul 2022 11:12:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エアコン]]></category>
		<category><![CDATA[ラパン]]></category>
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					<description><![CDATA[今回はアルトラパンHE22Sのエアコン修理の振り返りを記事にしてみます。 反省するべきところや気付きもありましたが、あらためてエアコン修理の難しさを再認識させられました。 カーエアコンの修理は高額な修理になるケースが多く [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回はアルトラパンHE22Sのエアコン修理の振り返りを記事にしてみます。</p>
<p>反省するべきところや気付きもありましたが、あらためてエアコン修理の難しさを再認識させられました。</p>
<p>カーエアコンの修理は高額な修理になるケースが多く、場合によっては車の買い替えにまで発展することもあります。</p>
<p>整備士として依頼されたことだけをこなしていても、お客様からの「頼んでよかった！」にはなりません。</p>
<p>今回の若い女性のお客様は、オジサンの僕としてはなかなか汲み取るのが難しかったかもしれません。</p>
<p><span id="more-4542"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">HE22S型のエアコンが効かない原因</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">マグネットクラッチリレーがよく壊れた</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">とにかくガス漏れが多い</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ラパンのエアコン修理の定番</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">エバポレーター＆エキスパンションバルブ交換</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">予防整備でリレーも交換</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">コンプレッサーから異音が出るケースも多い</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">実録｜ラパンのエアコン修理でアレコレ悩んだ話</a><ol><li><a href="#toc9" tabindex="0">クーラーガス補充、三日後には冷えなくなる・・。</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">連鎖的にコンプレッサーが壊れることも</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">エバポレーター交換も慣れれば早くなる</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">マグネットクラッチが入っても圧縮がゼロ？</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">コンプレッサー内部のベーンが固着</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">急きょ中古のコンプレッサーを手配することに</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">コンプレッサー交換で無事に冷えるように</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">バックに入れるとエアコンが効かなくなる怪現象</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">電子制御のスロットル清掃で問題解決</a></li></ol></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">HE22S型のエアコンが効かない原因</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" fetchpriority="high" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-2744" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/05/6412794d5a023a08dd2ce76bb8256bf6.png?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="不具合を起こしたマグネットクラッチリレー" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/05/6412794d5a023a08dd2ce76bb8256bf6.png?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/05/6412794d5a023a08dd2ce76bb8256bf6.png?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="speech-wrap sb-id-32 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/02/861ecd7dbb1e100d599f94f1f8be0bf4.jpg?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>↑</p>
<p>スズキ車だけでなくトヨタ車やホンダ車でも同じリレーが使用されていて、このリレーのご機嫌が悪くなるとマグネットクラッチへの電源が入らなくなります。</p>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3><span id="toc2">マグネットクラッチリレーがよく壊れた</span></h3>
<p>スズキ車のエアコンが効かない事例といえば、マグネットクラッチのリレーが原因でコンプレッサーが作動しないという事例が多発していました。</p>
<p>とくに初代ラパンで「いきなりエアコンが冷えなくなりました！」と相談を受けると、（たぶん、いつものアレね・・・。）</p>
<p>と内心は苦笑いするくらいの頻度でマグネットクラッチリレーのご機嫌が悪いのですが、HE22Sのラパンになって少し減ったような気がします。</p>
<h3><span id="toc3">とにかくガス漏れが多い</span></h3>
<p>HE22Sのラパンに関しては、エアコンのガス漏れが原因でマグネットクラッチへの電源がカットされてしまうケースが多いです。</p>
<p>しかもガス漏れの原因がコンデンサーへの破損などがない限りは室内のエバポレーターからガス漏れしていることがほとんどです。</p>
<h4>メーカーが保証延長をする事態</h4>
<p>HE22Sのラパンではエバポレーターからのガス漏れに対して、本来は3年6万の一般保証を新車登録から9年に延長しました。</p>
<p>それくらい同じ事例が多発してしまったようですが、ラパンと同じようなプラットフォームを使っているワゴンRやパレットも同様に保証の延長がなされています。</p>
<h2><span id="toc4">ラパンのエアコン修理の定番</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4517" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/6637c3c00d65c1e02650321e379374e6.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="スズキ車　エバポレーター　オイル漏れ" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/6637c3c00d65c1e02650321e379374e6.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/6637c3c00d65c1e02650321e379374e6.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>ガス漏れが発生する可能性が高いのはコンプレッサー本体や高圧ホースの付け根部分もありえなくはないです。</p>
<p>とはいえ、圧倒的に多いのがエバポレーターからのガス漏れで、ここからのガス漏れがなければエアコン関係が特別に弱いというわけでもない車種です。</p>
<p><a href="https://kuruma-lifehack.com/lapin-he22s-gas-leak/" target="_blank">【関連記事】アルトラパンHE22Sのエアコンガス漏れ修理と保証延長</a></p>
<h3><span id="toc5">エバポレーター＆エキスパンションバルブ交換</span></h3>
<p>エキスパンションバルブはエバポレーターの一部のような感じなので、基本的には同時に交換するべきものです。</p>
<h4>エキスパンションバルブでクーラーの効きが左右されることも</h4>
<p>高圧に圧縮されて液化したフロンガスがエキスパンションバルブを通過するときにいっきに噴射され気化熱でエバポレーターが冷たくなります。</p>
<p>エキスパンションバルブは霧吹きの先端部分にあたり、バルブのしぼりが開きすぎでも閉じすぎでもクーラーとして十分に冷えません。</p>
<p>たまにエキスパンションバルブに異物が詰まってしまって、突然クーラーがまったく効かなくなることもあります。</p>
<p>そのため、エバポレーターを交換するときにはセットで交換するほうが間違いありません。</p>
<p>部品の価格もエバポレーターが20,000円以上するのに対し、エキスパンションバルブは5,000円ほど。</p>
<p>価格を考慮にいれても交換が望ましいということになります。</p>
<h3><span id="toc6">予防整備でリレーも交換</span></h3>
<h4>スズキ車の定番トラブルも予防整備できる</h4>
<p>マグネットクラッチリレーが不良でコンプレッサーが作動しなくなるトラブルはスズキ車では非常に多いのですが、リレーの価格が2,000円前後なので予め交換しておくのもいいでしょう。</p>
<p>たった2,000円のリレーの交換でエアコンが全く効かなくなるという状況を回避できるのは費用対効果としてはかなりコスパがいいといえます。</p>
<p>とくに小さなお子様を乗せるような場合、エアコンが効かないというのは安全上でも非常に大事です。</p>
<h3><span id="toc7">コンプレッサーから異音が出るケースも多い</span></h3>
<p>先に述べましたが、ガス漏れ修理をしたあとでコンプレッサーから異音が出るようなパターンもあり、再度高額な修理に発展することもあります。</p>
<p>あとで書きますが、今回のラパンの修理に関してはかなりまずいタイミングでコンプレッサーが壊れていましたが、そもそもお客様からしっかりと問診しておけば回避できたかもしれません。</p>
<p><a href="https://kuruma-lifehack.com/alto-lapin-compressor-allophone/">【関連記事】ラパンのエアコン異音｜HE22S型でコンプレッサー交換が多い理由</a></p>
<h2><span id="toc8">実録｜ラパンのエアコン修理でアレコレ悩んだ話</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4224" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/03/6710ac3cf07a1211c46b1351ccf51a38.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="ラパン　HE22S" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/03/6710ac3cf07a1211c46b1351ccf51a38.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/03/6710ac3cf07a1211c46b1351ccf51a38.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>少し前置きが長くなってしまいましたが、ここからは実際にお客様から依頼を受けてエアコン修理をしたHE22S型ラパンのリアルな修理の経緯をご紹介します。</p>
<h3><span id="toc9">クーラーガス補充、三日後には冷えなくなる・・。</span></h3>
<h4>若い女性のお客様がラパンでご来店</h4>
<p>「いつもはエアコンかけないんですけど、姉を乗せるので冷えるようにしてください」</p>
<p>とのことで、</p>
<p>普段はクーラーが嫌いで使わないというお客様からのご依頼です。</p>
<p>「いつからクーラーが効かなくなりました？」</p>
<p>「使わないんでわからないですｗ」</p>
<p>クーラーをほとんどかけない使い方がメインのお客様の場合よくあることですが、エアコンの診断をする際にはかなり大事な情報です。</p>
<p>いきなり冷えなくなった場合なら電装系のトラブルが考えられますが、少しづつクーラーガスが抜けていった場合はどの程度の漏れなのかを判断する必要があります。</p>
<p>「エアコンが効かないのでガスを入れてください」というお客様もおられますが、本来は減ることがないガスが減っているということをます知ってもらう必要があります。</p>
<p>なぜなら、クーラーガスは定期的に補充すると思っているお客様も多いうえに、夏のシーズンに一回補充すればそれで問題ないと考えるお客様も多いです。</p>
<p>ですが、激しいガス漏れを起こしている場合、ガス補充から数日でガスが抜けてしまっているケースもあります。</p>
<p>ガスを入れて欲しいと依頼されても、そのままガス補充をしてしまうと、後日クレームになってしあうこともあるのです。</p>
<h4>忙しさにかまけてガスだけ補充してしまった</h4>
<p>全国的に猛暑日が続いた2022年の6月末。<br />
異例の暑さで連日のように、「エアコンが効きませーん！」というお客様からの問い合わせや入庫が立て続けにありました。</p>
<p>予約の車検業務などがストップしてしまうほどのエアコントラブルでの来店でてんやわんやの忙しさ。</p>
<p>「とにかく冷えるようにして欲しい」というラパンのお客様からのご依頼でしたので、とりあえず冷えるようにしておけば今年の夏は乗り切れるだろうと高をくくっていました。</p>
<p>本来はガスは減らないことを説明したうえで臨時的になら「ガス補充で冷えます」とだけ伝えてガス補充を行いました。</p>
<p>ところがその3日後、「ぜんぜん冷えなくなりました」と、困惑気味でお客様が来店されました。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-27 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/01/face6.png?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>マジか・・。と内心は焦ってしまいました。</p>
<p>しかし数日しかエアコンが効かないというのは</p>
<p>どれほどのガス漏れなのでしょう・・・。</p>
</div>
</div>
<h4>まさかの保証切れ</h4>
<p>平成24年式のHE22S型ラパンなら、すでにエバポレーターの保証修理は完了していると思い込んでましたが、未実施のままで9年経過してしまっていました。</p>
<p>ダメ元でディーラーに電話で問い合わせても、「申し訳ないのですが、すでに保証は切れています」という返事でした。</p>
<p>今回のエアコン不調で初めてご来店されたお客様だったので、それまでの車検や整備の履歴がまったくわからず「まさか」という感じでした。</p>
<p>このラパン、中古車として数年前に購入したとのことで、ディーラーとの関係は切れてしまっている車両だったようです。</p>
<p>もしも、ディーラーや新車販売のスズキ協力店で車検や整備をしていた場合なら、メーカーからの案内があったはずですが、量販店などでは保証延長に関して認識しないままだったのかもしれません。</p>
<h4>保証切れの説明にキョトン</h4>
<p>車のメカニズムには興味がないであろう若いお客様でしたが、エバポレーターのガス漏れ多発や保証延長、さらに保証切れの説明をしました。</p>
<h5>「私・・・どうしたらいいですか？」</h5>
<p>結局のところ、そのお客様にとっては自分のラパンのエアコンが冷えてくれればそれでいいということなのです。</p>
<p>ですが、高額な修理の見積もりを出す僕としては、なるべくソフトにお伝えしたかったし、<br />
納得した上で修理の依頼をしていただきたいと考えています。</p>
<p>なぜなら、高額なエアコンの修理が発生すると、ラパンのような実用的な軽自動車の場合、エアコン修理よりも車の買い替えになってしまうケースもあります。</p>
<p>・その車にあまり愛着がなくなっている</p>
<p>・車検が近い</p>
<p>・別の車に興味がある</p>
<p>若い女性の場合、ご結婚されて家族構成が変わったり、チャイルドシートを使用することになったりと、車に対する要求が変化することがあります。</p>
<p>僕の場合、整備士でありつつお客様に新車や中古車のご提案もするカーライフアドバイザーでもあるので「とにかく修理」とは考えないようにしています。</p>
<p>とくにエアコン修理の場合、高額修理をしてもそのあと別の部分が壊れてさらに修理費がかかるということもあります。</p>
<p>「そんなにお金がかかるのなら先に言ってほしかったです・・・。」</p>
<p>というお客様からお叱りをいただいてしまうこともあり、扱いが難しいのがエアコンの修理です。</p>
<p>これまでのお付き合いがまったくないお客様の場合、トータルでのアドバイスが必要になってきます。</p>
<p>少し説明に時間はかかりましたが、ラパンのお客様には</p>
<p>・エアコンは高額修理が連続することがある</p>
<p>・ラパンに対して思い入れがあるのなら修理がおすすめ</p>
<p>・トータルでのコストが気になるなら乗り換えを検討</p>
<p>こんなお話をしましたが、最終的にはお父様とも電話でお話することになり、修理をするということになりました。</p>
<h3><span id="toc10">連鎖的にコンプレッサーが壊れることも</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4523" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/9ac0a3b95207ff12c094dcecebdfa1a7.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="コンプレッサー分解" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/9ac0a3b95207ff12c094dcecebdfa1a7.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/9ac0a3b95207ff12c094dcecebdfa1a7.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>エアコン修理を進めいく上でもっとも怖いのが、修理を完了し、納車してわずかで別の部分が壊れるというケースです。</p>
<p>お客様としては「このまえ修理に出したすぐなのに・・・」という不信感もあり、追加の修理の見積もりが高額ならクレームにもなりかねません。</p>
<p>このパターンがあるので、お客様やそのお父様にも「次はコンプレッサーという部分がダメになることもあります」とお伝えをして了承をいただいてからエバポレーターの交換にとりかかりました。</p>
<h3><span id="toc11">エバポレーター交換も慣れれば早くなる</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4518" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/bfbb797e3accc65123f5938daaea440d.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="スズキ　アルトラパン　エアコンユニット" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/bfbb797e3accc65123f5938daaea440d.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/bfbb797e3accc65123f5938daaea440d.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>別の記事で紹介しますが、これくらいの年式のスズキ車のエバポレーター交換は他の車種よりも交換しやすいです。</p>
<p>他の整備工場さんのブログなどではハンドル周りもダッシュボードもすべて取り外していましたが、ダッシュボードを上にズラせば交換できることもわかってきました。</p>
<p>とはいえ、取り外す部品の点数はそれなりに多いので、作業をするまえには覚悟を決めて挑みます。</p>
<p>皮肉なことにエアコンの修理は真夏など暑い盛りにすることが多く狭い車内に体を押し込んでの作業はかなり体力を消耗します。</p>
<p>ラパンのエバポレーター交換は初めてでしたが、ワゴンRでやってきた手順とまったく同じやり方で無事にエアコンユニットだけを車外に出すことができ一安心。</p>
<p>届いていた新品のエバポレーターは対策されたもので、エバポレーターを固定するための樹脂製の部品が同梱されています。</p>
<p>昼過ぎにスタートした作業は、他の業務に手を取られながらも夕方には元の状態に組み上がり、クーラーガスを入れる前の「真空引き」と漏れがないかのチェックもOK。</p>
<p>我ながらだいぶ慣れてきたなと自分をねぎらいながらクーラーガスを320グラム充填し、エンジンをかけてエアコンを作動させてみます。</p>
<p>ところが・・・。</p>
<h3><span id="toc12">マグネットクラッチが入っても圧縮がゼロ？</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-1205" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2019/08/4477623045b609fb70195efb40eb4e11.png?resize=640%2C447&#038;ssl=1" alt="エアコンコンプレッサー　不良品" width="640" height="447" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2019/08/4477623045b609fb70195efb40eb4e11.png?w=750&amp;ssl=1 750w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2019/08/4477623045b609fb70195efb40eb4e11.png?resize=300%2C210&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>ラパンのエアコンサイクルと繋いだままのゲージマニホールドの針の動きを眺めていて「あれ？」と思いながらもそのまま様子を見ます。</p>
<h4>「カチン」と音はしてもガスは動かず</h4>
<p>エアコンを作動させるためのACのボタンを押すと、たしかに「カチン」とマグネットクラッチが入る音がしますが、ゲージマニホールドの針は高圧側も低圧側もまったく動きません。</p>
<p>「いやいやいや・・。そんなわけないよ・・。」</p>
<p>と独り言が漏れ出るなか、案の定エアコンはまったく冷えない状態。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-23 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/10/face-7.jpg?resize=315%2C291&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="315" height="291" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>エアコンは冷えず</p>
<p>僕の肝が冷えるという緊急事態でしたｗ</p>
</div>
</div>
<p>何度もACボタンをオン・オフさせましたが、マグネットクラッチの作動音は確実に聞こえてきますがフロンガスの圧力を測定するゲージマニホールドは低圧も高圧もまったく同じ圧力を指したままです。</p>
<h4>高圧と低圧の圧力差がゼロだと・・？</h4>
<p>気温が30℃以上あるピット内なら、コンプレッサーも正常でガスサイクルも問題なければ、アイドリングでも高圧が15キロ以上、低圧は2キロ前後になっているはずです。</p>
<p>圧縮されたフロンガスがエキスパンションバルブで噴射され低圧になるときに気化熱でエバポレーターが冷えるという理屈なので、高圧側と低圧側に高低差が出るのが通常です。</p>
<p>よくよく観察していると、マグネットクラッチが入る「カチン」という音がしてもエンジンの回転はまったく落ちることなく軽やかに回っています。</p>
<p>本来なら、マグネットクラッチが入ったら、コンプレッサーの負荷がエンジンにかかるのでエンジン回転がガクンと落ちます。</p>
<p>とくに排気量の小さな軽自動車ではその傾向が強く、走行中にエアコンを入れると馬力を取られているのがわかるほどです。</p>
<h5>コンプレッサーが仕事してない</h5>
<p>アイドリングの回転が落ちないくらいエンジンに負荷がかからないということはコンプレッサー内部で圧縮が行われていないということ。</p>
<p>「そういうことね・・・。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="speech-wrap sb-id-30 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/02/9ac378fe851fd9afb0e5003368be30c0.jpg?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>ようやく事態を把握した僕が一番にしたことは</p>
<p>自販機でアイスコーヒーを買ってくるという現実逃避でしたｗ</p>
</div>
</div>
<h3><span id="toc13">コンプレッサー内部のベーンが固着</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4525" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?resize=640%2C500&#038;ssl=1" alt="スズキ　ラパン　エアコンコンプレッサー　分解" width="640" height="500" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?resize=300%2C234&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>コンプレッサーを分解するまでもなく、クーラーガスが圧縮されていないことはゲージマニホールドを見てわかりました。</p>
<p>あとで確認のためにコンプレッサーを分解してみましたが、案の定ベーンタイプのコンプレッサーに付いている5枚のベーンがすべて引っ込んだままで固着していました。</p>
<h4>原因はオイル不足？</h4>
<p>中心にあるローターからベーンを外そうとしましたが、マイナスドライバーでこねるようにしないと出てこないレベルでした。</p>
<p>本来は、この5枚のベーンが滑らかに動くことでフロンガスを連続して圧縮してくれるのですが、すべてのベーンが引っ込んだままでは、クーラーガスは素通りするだけ。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-32 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/02/861ecd7dbb1e100d599f94f1f8be0bf4.jpg?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>すべてのベーンが固着していたのは初めてですが、何枚かあるベーンがいくつか動いていないケースは結構ありました。<br />
その場合、エンジンの回転を上げないと圧縮能力が上がらないので、停車中はクーラーの効きが悪くなります。</p>
</div>
</div>
<h3><span id="toc14">急きょ中古のコンプレッサーを手配することに</span></h3>
<p>「ガス漏れ修理をしていたらコンプレッサーも壊れてました」<br />
というのはかなり言いにくいことですが、前回はガスを補充すればクーラーとして冷えていたので、わずか3週間たらずでコンプレッサーが焼き付いたことになります。</p>
<p>ご本人様にも報告しましたが、保証修理で2回目のガス補充をしたときは冷えていなかったとのことでした。</p>
<p>今回のエバポレーター交換で預かる際に直接にお話しをしていればコンプレッサーの点検も先にしたのですが、僕がお休みをいただいている日に預かっていたのでお話もできていませんでした。</p>
<h4>お金の相談は緊張する・・</h4>
<p>自分の車ならすかさずコンプレッサーの手配をするところですが、プロの整備士としてお客様からお金を頂戴する仕事としてはまずお伺いを立てなければなりません。</p>
<p>お客様への報告でもかなり緊張するのが、修理費用が上がるというお金に関係する話です。</p>
<p>予定よりも安くなるならなにも問題はありませんが、今回のようにコンプレッサーというかなり高額な部品を追加で交換する場合はクレームにもなりかねません。</p>
<p>ただ、修理に入る前にエアコン修理でよくある高額な修理が連続する可能性や車の乗り換えの話などもしていたので「聞いてないよ！」とはなりません。</p>
<p>修理費を出してくれるというお父様に電話で報告をすることになりました。</p>
<p>お仕事では職人さんを束ねる立場の方なので状況を理解していただけましたが、「どうにか安く済ませることはできないか」と修理費の圧縮を打診されました。</p>
<p>結局はリスクも承知の上で中古のコンプレッサーを当方で探すことになり、ラッキーなことに走行距離がすくない車体のコンプレッサーが見つかりました。</p>
<p>価格は25,000円ほどで、交換作業料金はかなり安く設定し、余分に必要になったクーラーガスに関しても請求はなしということで落ち着きました。<br />
自分の車ならすかさずコンプレッサーの手配をするところですが、プロの整備士としてお客様からお金を頂戴する仕事としてはまずお伺いを立てなければなりません。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-18 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/10/face-5.jpg?resize=391%2C361&#038;ssl=1" alt="サボカジ@整備士" width="391" height="361" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ@整備士</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>お客様への報告でもかなり緊張するのが</p>
<p>修理費用が上がるという、お金に関係する話です。</p>
</div>
</div>
<p>予定よりも安くなるならなにも問題はありませんが、今回のようにコンプレッサーというかなり高額な部品を追加で交換する場合はクレームにもなりかねません。</p>
<p>ただ、修理に入る前にエアコン修理でよくある高額な修理が連続する可能性や車の乗り換えの話などもしていたので「聞いてないよ！」とはなりません。</p>
<p>修理費を出してくれるというお父様に電話で報告をすることになりました。</p>
<p>お仕事では職人さんを束ねる立場の方なので状況を理解していただけましたが、「どうにか安く済ませることはできないか」と修理費の圧縮を打診されました。</p>
<p>結局はリスクも承知の上で中古のコンプレッサーを当方で探すことになり、ラッキーなことに走行距離がすくない車体のコンプレッサーが見つかりました。</p>
<p>中古のコンプレッサーは25,000円ほどで、交換作業料金はかなり安く設定し、余分に必要になったクーラーガスに関しては請求はなしということで落ち着きました。</p>
<h3><span id="toc15">コンプレッサー交換で無事に冷えるように</span></h3>
<p>中古のコンプレッサーを探すときに気をつけないといけないのは、リビルト品のようにはっきりとした保証がないということです。</p>
<p>そのため、よほどひどい場合をのぞいてコンプレッサーを交換してくれることはありませんし、コンプレッサー不良が原因で生じた被害も自己責任となります。</p>
<p>今回は複数の解体業者さんのネットワークでなるべく多くの見積もりを取ったので、価格はともかく、状態のいいものが見つかりました。走行距離が45,000キロとのことなので問題なさそうです。</p>
<p>コンプレッサーを交換するために再度ガスを回収し、フロントバンパーをはずすとコンプレッサーが丸見えの状態になりました。</p>
<p>エアコンベルトを外し、コンプレッサーを単体で取り出すまでの時間は20分ほどで1時間足らずで交換作業も完了です。</p>
<p>今度こそ、という思いで真空引きをしフロンガスを定量だけ充填し、エンジンスタート。はたしてエアコンは効いてくれるのでしょうか。</p>
<p>少し天気の良くない日でしたが、フロントガラスやサイドガラスが外側に水滴で曇るほどの冷え具合で、ようやく今回の修理は完了したと安心できた瞬間でした。</p>
<p>ところが・・・。</p>
<h3><span id="toc16">バックに入れるとエアコンが効かなくなる怪現象</span></h3>
<p>エアコンがガンガンに効くのを横目に、別の車の作業などをしてあとは確認だ取れれば納車するだけと思っていたところでした。</p>
<p>場所を移動しようとラパンを動かしていたら、</p>
<p>「カチン・・・カチン・・・カチン・・・」</p>
<p>マグネットクラッチが何度か入ったり切れたりする音がし始め、そのあとクーラーがまったく効かなくなってしまいました。</p>
<p>正確に数えていませんが、おそらくマグネットクラッチの切れる音が4回くらいしたあと、クラッチが入らなくなるようです。</p>
<p>さらに観察していると、前進しているときはならないのに、バックに入れてゆっくりと進もうとするとこの現象がおきることがわかりました。</p>
<h4>いったんエンジンを切るとエアコンが効き始める</h4>
<p>スタートボタンを押してエンジンを止めて、再度エンジンをかけてみると、なんの問題もなくマグネットクラッチが入り、クーラーも快調に冷え始めます。</p>
<p>ところが、シフトをバックに入れてラパンを後退させようとするとまたマグネットクラッチが何度か切れてそのあとエアコンが全く効かなくなります。</p>
<p>クーラーガスの入れ過ぎによりクラッチへの電源カットは考えられないし、コンデンサーのファンもしっかりと回転しています。</p>
<p>接続したゲージマニホールドの示す数値も高圧が15キロから18キロ、低圧がアイドリングで3キロで回転を上げると2キロ近く、現在の基本からすればほぼ理想的な数値です。</p>
<p>他の作業をすすめながら頭の中で、フローチャートがいくとおりもなぞられていきながら、ふと思い当たったのが、エンジン回転数とマグネットクラッチへの電源カットの関係。</p>
<h4>アイドリングの回転が低すぎることが原因</h4>
<p>アイドリング中のエンジンの回転数が850rpm/分ほどなら問題ないのですが、一時的にでも600rpmとか500rpmを下回るくらい落ち込むとコンプレッサーの回転を止めてしまう制御が働くことがあります。</p>
<p>車種によってはマグネットクラッチが入りエンジンの回転が落ち、クラッチへの電源が切れるとエンジンの回転が回復し、またクラッチへの電源が入る、を繰り返すことがあります。</p>
<p>今回のラパンの場合、数回のクラッチへの電源カットがつづくと、そのあとは回転が回復しても電源はカットされたままになるようでした。</p>
<p>ただし、いったんエンジンを止めて再始動させると、この制御はリセットされるようで、なにごともなかったようにエアコンが効き始めるという理屈です。</p>
<p>しかもバックに入れたときだけこの症状が起きるのは、前進よりもバックのほうがエンジンの回転の落ち込みが大きく、クラッチへの電源カットが入ってしまうのです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-32 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/02/861ecd7dbb1e100d599f94f1f8be0bf4.jpg?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>そもそも回転が落ち過ぎるとマグネットクラッチへの電源がカットされる理由は、おそらくコンプレッサー内部の破壊によりロックを感知し、<strong>エンジンストールを回避するための一種のフェイルセーフ</strong>なのでしょう。</p>
</div>
</div>
<h3><span id="toc17">電子制御のスロットル清掃で問題解決</span></h3>
<p>オートマチックシフトをバックに入れたときにだけ、エンジンの回転が落ちすぎてしまう原因は、スロットルバルブ周辺の汚れが原因でした。</p>
<p>以前はアイドリング中のエンジンの回転を制御するためのISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)と呼ばれる独立した部分がありました。</p>
<p>ところが、電子制御のスロットルに変わっていくにつれて、メインとなる大きなスロットルバルブの開閉だけでアイドリングの制御も行うような仕様が多くなりました。</p>
<p>すると、スロットル周辺に付着したカーボンなどが原因で本来のアイドル回転数を保持できないようになり、これがエンストや信号待ちでの振動を大きくしてしまう原因になることが増えています。</p>
<h4>エンジンコンディショナーがいい仕事をした</h4>
<p>キャブレターが全盛だったころはキャブレターの内部を清掃するためのケミカル剤もありましたが、いまは電子制御エンジンのケミカル剤がほとんどです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-25 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/10/face-2-1.jpg?resize=366%2C338&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="366" height="338" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>個人的にはキャブ用のケミカル剤を電子スロットルにも使うことが多く、</p>
<p>成分がきついぶん汚れがよく落ちる印象でした。</p>
</div>
</div>
<p>エアクリーナーへのダクトを外しスロットル内部を覗き込むと、黒いカーボンがびっしりとこびりついているのが見えます。</p>
<p>「これか・・・。」</p>
<p>独り言をブツブツいいながら、キレイな紙ウエスでケミカル剤の残りを拭き取っていきながらエンジンを始動させてスロットルやエンジン内部を整えます。</p>
<p>ほどなくしてエンジンの回転も安定し、バックに入れても回転が落ち込むこともなく、マグネットクラッチへの電源カットもおきなくなりました。</p>
<p>クーラーも快調に冷えて、無事に今回のエアコン修理が完了となりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc18">まとめ</span></h2>
<p>今回のHE22S型ラパンのエアコン修理では、クーラーが効かない原因をガス漏れだけだと考えていたことで、修理に時間がかかってしまうことになってしまいました。</p>
<p><strong>・エバポレーターからのガス漏れでガスが不足、クラッチへの電源がカットされていた</strong></p>
<p><strong>・ガスの補充を繰り返しコンプレッサーがオイル不足で稼働したため内部でベーンが焼き付いた</strong></p>
<p><strong>・スロットル内部が汚れていたことでマグネットクラッチへの電源カットもされていた</strong></p>
<p>この3点の原因を作業前に把握できていれば、お客様への修理の見積もりも一度で終わっていたでしょうし、車をお預かりした時間も短くて済んだはずです。</p>
<p>結果的にこれらの処置が必要になったとはいえ、すべて予見することができるかといえばかなり難しいとは思います。</p>
<p>もしもご本人から全ての状況を聞き出すことができればいいのですが、限られた時間でそもまで問診することは難しかった・・・。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<item>
		<title>スズキ｜アルトラパンHE22Sのエアコンガス漏れ修理と保証延長</title>
		<link>https://kuruma-lifehack.com/lapin-he22s-gas-leak/</link>
					<comments>https://kuruma-lifehack.com/lapin-he22s-gas-leak/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[サボカジ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 Jul 2022 22:34:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エアコン]]></category>
		<category><![CDATA[ラパン]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://kuruma-lifehack.com/?p=4530</guid>

					<description><![CDATA[HE22S型のラパンでよくあるエアコンのトラブルといえば、エバポレーターからのガス漏れによるエアコン不調が定番です。 あまりにも多いトラブルなので、スズキでは通常３年6万キロの保証を新車登録から9年に延長しました。 ただ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>HE22S型のラパンでよくあるエアコンのトラブルといえば、エバポレーターからのガス漏れによるエアコン不調が定番です。</p>
<p>あまりにも多いトラブルなので、スズキでは通常３年6万キロの保証を新車登録から9年に延長しました。</p>
<p>ただし、保証が切れてしまった場合は、ユーザーの負担で修理をすることになるのですが、なかなかの高額修理です。</p>
<p>さらに、ガス漏れが原因で二次災害のように別の部分にも不具合が発生し、結果的には車の乗り換えにも発展しています。</p>
<p>今回は、HE22Sのアルトラパンのよくあるエアコンガス漏れ修理とそれに付帯する作業などを紹介していきます。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ラパン[HE22S]のエアコンガス漏れ修理</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">エバポレーターからの漏れがほとんど</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">エバポレーターの交換作業は時間がかかる</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ラパンのエアコンに９年の保証延長</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">同年式のワゴンR、パレットにも適用</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">自己負担でエバポレーター交換ならいくらかかる？</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">ダッシュボード脱着でかなりの工数になる</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">エバポレーター本体も2万円以上</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">コンプレッサーも連鎖的にダメかも</a></li></ol></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">ラパン[HE22S]のエアコンガス漏れ修理</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4526" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/904ff689f8a0541c301c14d67a1a81c0.jpg?resize=640%2C550&#038;ssl=1" alt="" width="640" height="550" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/904ff689f8a0541c301c14d67a1a81c0.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/904ff689f8a0541c301c14d67a1a81c0.jpg?resize=300%2C258&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h3><span id="toc2">エバポレーターからの漏れがほとんど</span></h3>
<p>冒頭で記述したように、この型式のアルトラパン(以下ラパン)ではエバポレーターからのガス漏れを起こすことが多く、修理に時間がかかるケースが多いです。</p>
<h4>エバポレーターはどこにある？</h4>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4515" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/581e325834f43d4a4964c133f742b248.jpg?resize=600%2C464&#038;ssl=1" alt="スズキ　エバポレーター不具合箇所" width="600" height="464" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/581e325834f43d4a4964c133f742b248.jpg?w=600&amp;ssl=1 600w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/581e325834f43d4a4964c133f742b248.jpg?resize=300%2C232&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.suzuki.co.jp/about/recall/2015/1218b/index.html">↑　スズキホームページより引用</a></p>
<p>エバポレーターは、室内のエアコンユニットの一部として組み込まれていて、コンプレッサーで圧縮され、コンデンサーで冷却された液化したフロンが流れ込む場所です。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4532" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/733ce8574b97213bb14214ecc7a1f8d4.jpg?resize=500%2C433&#038;ssl=1" alt="ラパン　エバポレーター周辺展開図" width="500" height="433" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/733ce8574b97213bb14214ecc7a1f8d4.jpg?w=500&amp;ssl=1 500w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/733ce8574b97213bb14214ecc7a1f8d4.jpg?resize=300%2C260&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" /></p>
<p>直接的に冷たい風を作り出す部分なのでエアコンの吹き出し口の奥に配置されていて、直接目視するには周辺を多少は分解しなければなりません。</p>
<p>助手席のグローブボックスを取り外してエアコンフィルターを外して覗き込んでもブロアモーターがあるので見ることができません。</p>
<p>できれば助手席の足元にあるブロアモーターを取り外したほうが見やすいですが、それでも手鏡や<a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/DEPSTECH-4-3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81LCD%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BB%98%E3%81%8D-IP67%E9%98%B2%E6%B0%B4%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9-%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E7%94%A8%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97-7%E3%81%A4%E3%81%AE%E8%AA%BF%E6%95%B4%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AALED%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/dp/B09H5T1DG1/ref=sr_1_10?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;crid=3KD5JF1WVPQWA&amp;keywords=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97&amp;qid=1658292088&amp;refinements=p_72%3A82399051&amp;rnid=82397051&amp;s=electronics&amp;sprefix=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%2Celectronics%2C245&amp;sr=1-10">ファイバースコープ</a>を使わないと見ずらいです。</p>
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</script></p>
<div id="msmaflink-9gNRp">リンク</div>
<h4>エバポレーターからのガス漏れ診断のやり方</h4>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4521" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/31028bda45f1354e27ef5e9718f414c9.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エバポレーター　オイル漏れ跡" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/31028bda45f1354e27ef5e9718f414c9.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/31028bda45f1354e27ef5e9718f414c9.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>HE22Sのラパンに関しては、エバポレーターからのガス漏れあまりにも多いのですが、それでも念のためにガス漏れをしているかどうかの確認はします。</p>
<p>この場合、もっとも手軽な確認方法は、車をリフトアップして車体の下側から見るやり方が手軽で確実でした。</p>
<p>ラパンをリフトアップして助手席の真下付近を覗くと、ステアリングギアボックスが見えますが、そこにエアコンの排水が滴るような位置関係です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4533" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/023e72c9e74d4696e4872d530d73e9b2.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="クーラーガス漏れ診断　オイル漏れ跡" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/023e72c9e74d4696e4872d530d73e9b2.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/023e72c9e74d4696e4872d530d73e9b2.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><strong>↑　ステアリングギアボックスにオイル混じりの水滴が付着しているならエバポレーターからのオイル漏れの可能性が高い</strong></p>
<p>クーラーが正常に冷えているときは、室内のエバポレーターで冷やされた空気は除湿され、エバポレーター周辺に水滴が付着しています。</p>
<p>付着した水分はエバポレーターの下側に集まり、排水溝(ドレーン)から車外に排水されるのですが、ガス漏れをしているとコンプレッサーオイルも混ざっています。</p>
<p>そのため、車体のしたからエアコンの排水溝の先端部分やその真下にあるステアリングギアボックスが油っぽくなっていればほぼ間違いなくエバポレーターからガス漏れをしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="speech-wrap sb-id-25 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/10/face-2-1.jpg?resize=366%2C338&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="366" height="338" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>エバポレーターはコンプレッサーオイルが溜まりやすい場所で、ガスが漏れるとかなりの量のオイルも一緒に漏れていきます。</p>
</div>
</div>
<h3><span id="toc3">エバポレーターの交換作業は時間がかかる</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3671" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/08/9e6820e0add05b7b8f2a1718a352ba7c.jpg?resize=640%2C422&#038;ssl=1" alt="エアコンユニット脱着作業" width="640" height="422" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/08/9e6820e0add05b7b8f2a1718a352ba7c.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/08/9e6820e0add05b7b8f2a1718a352ba7c.jpg?resize=300%2C198&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h4>脱着で3時間＋α</h4>
<p>ラパンのエバポレーターは、別の車種と比べると比較的に取り外しやすいですが、それでもかなりの時間と手間がかかります。</p>
<p>スズキディーラーの整備士さんなら一時間くらいでクーラーユニットごと室内から引っ張り出すことができますが、初めて挑戦するなら取り外しだけで2時間以上はかかるでしょう。</p>
<h4>ダッシュボードを外さなくても交換はできた</h4>
<p>おそらくスズキディーラーの整備士さんもやっていると思いますが、最低限の工数でどうにかエアコンユニットを取り外したいと考えたすえ、ダッシュボードを外さなくてもいいことがわかりました。</p>
<p>詳しくはまた別の記事で紹介しますが、ワゴンRもパレットも基本的には同じ工程で分解していくことができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc4">ラパンのエアコンに９年の保証延長</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4224" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/03/6710ac3cf07a1211c46b1351ccf51a38.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="ラパン　HE22S" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/03/6710ac3cf07a1211c46b1351ccf51a38.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/03/6710ac3cf07a1211c46b1351ccf51a38.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
エバポレーターからのガス漏れがあまりにも多発することもあり、スズキはラパンのエバポレーターからのガス漏れに対する保証期間を延長しています。</p>
<p>安全上では問題がなくリコールにならなかったものの、イメージダウンになるため、大規模な保証の延長に踏み切ったのでしょう。</p>
<h3><span id="toc5">同年式のワゴンR、パレットにも適用</span></h3>
<p>ラパンと同年式のモデルの中でも、同じプラットフォームを使って製作された車種でもエバポレーターからのガス漏れが多発しています。</p>
<p>そのため、スズキでは年式が近い車種に関しては保証期間を通常の新車登録から3年6万キロから、走行距離に関係なく新車登録から9年に延長しています。</p>
<p><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.suzuki.co.jp/about/recall/2015/1218b/index.html">【外部リンク】ワゴンR、アルトラパン、パレットのエバポレータの保証期間延長</a></p>
<h4>保証が切れたらユーザーの自己負担</h4>
<p>新車から9年というかなりの保証期間延長が行われ、ディーラーからの情報が入りやすい販売協力店などでは積極的に保証延長の案内がされています。</p>
<p>そのいっぽうで、リコールや保証延長の情報に疎いガソリンスタンドやカー用品店などでは、ガス漏れによるエアコン不調にはガス補充を有料で勧めているケースもあります。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-23 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/10/face-7.jpg?resize=315%2C291&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="315" height="291" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>もしもエバポレーターの保証延長を知っていたなら有料でガスの補充をすることはしないのですが、往々にしてこのパターンはよくあります。</p>
</div>
</div>
<h2><span id="toc6">自己負担でエバポレーター交換ならいくらかかる？</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3120" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2019/07/6de8c6f7de6ca3c92f1010fe4554fbfe.jpg?resize=640%2C326&#038;ssl=1" alt="エアコンユニット取り外し作業" width="640" height="326" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2019/07/6de8c6f7de6ca3c92f1010fe4554fbfe.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2019/07/6de8c6f7de6ca3c92f1010fe4554fbfe.jpg?resize=300%2C153&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h3><span id="toc7">ダッシュボード脱着でかなりの工数になる</span></h3>
<p>検索して他の整備工場さんのラパンやワゴンRのエバポレーター交換を拝見していると、ダッシュボードを完全に外すやり方をしていることが多いです。</p>
<p>もちろんこれが正しいやり方ですが、あくまでもエバポレーターを交換するだけなら必須作業ではないです。</p>
<p>とはいえ、ダッシュボードの脱着を前提とした作業の見積もりとなると、作業工数は4時間くらいはつけることになります。</p>
<div class="blank-box bb-tab bb-point bb-blue">レバレートが8,000円/1時間なら<br />
8,000円　×　4時間　＝　32,000円</div>
<p>ということになります。</p>
<h4>作業に慣れている整備工場のほうが安くしてもらえる？</h4>
<p>作業に対する難易度も整備工賃を決める上での基準になりますが、同じ作業を多くこなしてきた場合、作業にかかった時間から算出することもあります。</p>
<p>結果的には同じ作業をたくさんこなしてきた整備工場は、その作業に対しての作業料金へのハードルが下がっていることもあります。</p>
<p>とくに作業をする整備士が自分で作業見積書を作成するときなどは、安くしすぎるきらいがありますが、ユーザーにとってはありがたい話です。</p>
<h3><span id="toc8">エバポレーター本体も2万円以上</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4539" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2de7922b6471f88af4dda3a6f775537e.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エバポレーター　＆　エキスパンションバルブ" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2de7922b6471f88af4dda3a6f775537e.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2de7922b6471f88af4dda3a6f775537e.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>ラパンのエバポレーターの場合、部品の価格が24,000円ほどしますが、追加でエキスパンションバルブも交換することになります。</p>
<h4>エキスパンションバルブも交換する理由</h4>
<p>エキスパンションバルブはエバポレーターの一部のような形で付いているため、エバポレーターの交換をするなら同時に交換することがほとんどです。</p>
<p>エキスパンションバルブの交換をしなかった場合、エキスパンションバルブの「しぼり加減」が基準値から外れているとクーラーとしての冷えに大きく影響してしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="speech-wrap sb-id-32 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/02/861ecd7dbb1e100d599f94f1f8be0bf4.jpg?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="サボカジ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>最終的にはクーラーが効くようにすることが目的なので、ここまで大がかかりな作業なら同時交換をしないほうがリスクなのです。</p>
</div>
</div>
<h3><span id="toc9">コンプレッサーも連鎖的にダメかも</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3096" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エアコンコンプレッサー交換" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p>エバポレーターからガス漏れをしている場合、ガスと一緒にコンプレッサーオイルが漏れていることが多いです。</p>
<p>たとえば、エンジンルームの比較的に高い位置にあるエアコンの配管の継ぎ目などでガス漏れが発生してもそれほどオイルは漏れません。</p>
<p>ガスだけが抜けていく場合はガスの補充でも問題ありませんが、エバポレーターのようにコンプレッサーオイルが溜まる場所からのガス漏れではオイルも漏れ出しています。</p>
<h4>オイルが減っていたら要注意</h4>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4525" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?resize=640%2C500&#038;ssl=1" alt="スズキ　ラパン　エアコンコンプレッサー　分解" width="640" height="500" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?resize=300%2C234&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
<strong>↑　焼き付いたコンプレッサー。ベーンがすべて引っ込んだまま固着しています</strong></p>
<p>エバポレーターを外したときに、エアコンユニットの下側に大量のコンプレッサーオイルが漏れていたら、<span style="color: #ff0000;"><strong>オイルが不足したままでコンプレッサーを使用していた</strong></span>ことになります。</p>
<p>その場合、コンプレッサー内部で潤滑不足が起き、内部が焼付きを起こしている可能性が高いです。</p>
<p>初期段階なら、コンプレッサーオイルをエバポレーターに直接注入して組み付けることでコンプレッサーの焼き付きを回避することができます。</p>
<p>それに対して、ガス漏れの修理を先送りにしてクーラーが効かないとガス補充だけを繰り返していた場合、長期間にわたりオイルが不足していた可能性があります。</p>
<h4>コンプレッサーから異音が出ていれば危険信号</h4>
<p>エアコンのコンプレッサーからの異音にもいくつかの原因がありますが、HE22Sのラパンに関してはエバポレーターからのオイル漏れによるオイル不足の異音が多いように感じます。</p>
<p>オイル不足のたまに焼き付いたコンプレッサーからは金属片や金属粉がエアコンサイクル内に巡ってしまい、エアコン修理をさらに大掛かりなものにしてしまいます。</p>
<p>本来ならもっと早い段階でガス漏れの修理にとりかかることで、コンプレッサーが潤滑不良になるようなことにはなっていません。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-27 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/01/face6.png?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>エアコン修理だけの話ではありませんが、</p>
<p>修理を先延ばしにすることにメリットはありません。</p>
</div>
</div>
<h2><span id="toc10">まとめ</span></h2>
<p>今回はアルトラパン[HE22S]のエバポレーターからのガス漏れについてのお話でした。</p>
<p>ただ、同年式のワゴンRやパレットなどでもまったく同じ原因でガス漏れが起きており、メーカーとしても保証延長という措置もとっています。</p>
<p>ガス漏れを早く発見し、保証として交換することができれば、そのあとのオイル不足でコンプレッサーが焼き付くこともありません。</p>
<p>やみくもにクーラーガスを補充してその場しのぎな処置をし続けているとコンプレッサーオイルが少ない状態でコンプレッサーを傷めてしまうことになるのです。</p>
<p>クーラーが冷えない　→　クーラーガスの補充をしてもらう</p>
<p>こういった考えで暑いシーズンを乗り切ろうとすると、いずれは高額な修理になってしまうケースもあります。</p>
<p>エアコンの診断やガス補充も本格的な修理をしている整備工場に相談することも大事です。</p>
<p>最近のエアコン修理では予想外のトラブルで悩んだのが、まさにこのラパンのエアコン修理での出来事でした。</p>
<p><a href="https://kuruma-lifehack.com/he22s-lapin-ac-repair/">【実録】HE22S型ラパンのエアコンが効かない原因と修理の振り返り</a></p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
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		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">4530</post-id>	</item>
		<item>
		<title>ラパンのエアコン異音｜HE22S型でコンプレッサー交換が多い理由</title>
		<link>https://kuruma-lifehack.com/alto-lapin-compressor-allophone/</link>
					<comments>https://kuruma-lifehack.com/alto-lapin-compressor-allophone/#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[サボカジ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 Jul 2022 00:09:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[エアコン]]></category>
		<category><![CDATA[ラパン]]></category>
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					<description><![CDATA[今回の記事に関係する車種は[HE22S]のラパンと同年式の[MK21S]パレット、[MH23S]ワゴンRです。 HE22Sのラパンはエアコンを入れると異音がすることが多い車種です。 エアコンの異音といえばコンプレッサーか [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>今回の記事に関係する車種は[HE22S]のラパンと同年式の[MK21S]パレット、[MH23S]ワゴンRです。</p>
<p>HE22Sのラパンはエアコンを入れると異音がすることが多い車種です。</p>
<p>エアコンの異音といえばコンプレッサーからすることがほとんどですが、そもそもの原因は別の部分に問題があることで二次災害的に発生しています。</p>
<p>結論を言えば、エバポレーターからのガス漏れが多い車種で、ガスだけでなくエアコンのコンプレッサーオイルも一緒に漏れていることがあります。</p>
<p>オイルが不足することでコンプレッサー内部で焼付きが発生し異音の原因になっていますが、ラパン以外の車種でも年式が近いと同じようなことになります。</p>
<p><span id="more-4514"></span></p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">HE22Sのラパンはエアコンの異音が多い？</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">エアコンを入れるとコンプレッサーから異音がする</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">原因はエバポレーターからのオイル漏れ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">ガス補充だけを繰り返すとオイル不足が進んでしまう</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">エバポレーターの保証延長もあった</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">HE22S型ラパンのコンプレッサー交換費用と時間</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">コンプレッサーの交換作業はわりと簡単</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">コンプレッサー交換費用はどれくらい？</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">コンプレッサーは新品だけじゃない</a></li></ol></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">HE22Sのラパンはエアコンの異音が多い？</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3096" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エアコンコンプレッサー交換" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h3><span id="toc2">エアコンを入れるとコンプレッサーから異音がする</span></h3>
<p>「エアコンの異音」といえば、ほとんどの場合はコンプレッサーからの異音を指します。</p>
<p>エアコンのコンプレッサーはクーラーを作動させていない場合は止まったままなので、異音の原因になることは少ないです。</p>
<p>ほとんどの場合、運転席からエアコンのパネルの「AC」のボタンを押すことで、コンプレッサーが作動し、それにともない異音がするというケースが多いです。</p>
<p>エアコンのコンプレッサーは、フロンガスを高圧に圧縮するために高い負荷がかかっているため、内部に不具合が出ると大きな異音がし始めます。</p>
<p>しかも、HE22S型のラパンだけでなく、他の同年式のスズキ車でも同じパターンでエアコンが効かなくなるのでスズキディーラーに相談すれば、苦笑いをしながら説明してくれるでしょう。</p>
<h4>コンプレッサーからどんな異音がする？</h4>
<p>典型的な異音として、エアコンのACのスイッチを入れると<strong>エンジンルームの右側付近から「ジジジ」といった音がします。</strong></p>
<p>エアコンのACスイッチをオフにすると音はピタリと止み、入れるとしばらくしますが、音がしなくなることもあります。</p>
<h3><span id="toc3">原因はエバポレーターからのオイル漏れ</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4517" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/6637c3c00d65c1e02650321e379374e6.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="スズキ車　エバポレーター　オイル漏れ" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/6637c3c00d65c1e02650321e379374e6.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/6637c3c00d65c1e02650321e379374e6.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
<strong>↑取り外したエバポレーターは漏れたオイルが大量に付着していました</strong></p>
<h4>ガス漏れはオイル漏れの原因になる</h4>
<p>エアコンのコンプレッサーオイルとフロンガスは混ざりあったような状態でエアコンのサイクル内を循環しています。</p>
<p>そのため、ガスが漏れている部分からコンプレッサーオイルが漏れていることもありますが、漏れている場所によってオイルの漏れかたも違ってきます。</p>
<h4>エバポレーターにはオイルが多く溜まっている</h4>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4521" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/31028bda45f1354e27ef5e9718f414c9.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エバポレーター　オイル漏れ跡" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/31028bda45f1354e27ef5e9718f414c9.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/31028bda45f1354e27ef5e9718f414c9.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
<strong>↑　エバポレーターが入っていたユニットの中には漏れたコンプレッサーオイルが大量に溜まっていることもよくあります。</strong></p>
<p>HE22Sのラパンの場合、エバポレーターの固定に問題があり、振動で漏れが発生することが多く、対策品が用意されています。</p>
<p>エバポレーターはコンプレッサーオイルが大量に溜まっている場所で、そこからガス漏れを起こすとオイルも大量に漏れていきます。</p>
<p>結果的に、オイルが大量に溜まった場所からフロンガスが漏れることで、コンプレッサーオイルも一緒に漏れてしまうことになります。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-20 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2021/10/face-6.jpg?resize=368%2C340&#038;ssl=1" alt="サボカジ@整備士" width="368" height="340" /></figure>
<div class="speech-name">サボカジ@整備士</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>エアコンを入れたとたん、</p>
<p>オイルというか<strong>薬品のような独特のニオイが</strong></p>
<p><strong>エアコンの吹き出し口からします。</strong></p>
<p>鼻の悪い僕でもわかるくらいなので、</p>
<p>敏感な方は気になるはずです。</p>
</div>
</div>
<h3><span id="toc4">ガス補充だけを繰り返すとオイル不足が進んでしまう</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4525" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?resize=640%2C500&#038;ssl=1" alt="スズキ　ラパン　エアコンコンプレッサー　分解" width="640" height="500" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/2e36c313c652c90921edebfeca66ab01.jpg?resize=300%2C234&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><strong>↑焼き付いたラパンのコンプレッサーはベーンがすべて引っ込んだまま。これではガスが圧縮されるわけもなく全く冷えない状況でした。</strong></p>
<p>カーエアコンにはコンプレッサーを保護するために、クーラーガスが一定以下に減ると、マグネットクラッチへの電源がカットされます。</p>
<p>つまり、コンプレッサーが回らなくなるので、クーラーは全く冷えない状態になりますが、コンプレッサーの焼付きにならずにすみます。</p>
<h4>「とりあえず、ガスだけ補充」はまずい</h4>
<p>クーラーガスが減り続けることでコンプレッサーへの電源がカットされ、そこそこ効いていたエアコンが全く効かなくなります。</p>
<p>するとユーザーさんは、近くのガソリンスタンドやメンテナンスショップなどで、「エアコンが冷えない」という相談をするケースが多いです。</p>
<p>ガソリンスタンドさんを悪くいうわけではありませんが、『ガスが不足しているならとりあえず補充すれば冷える』みたいな発想でガス補充を勧めることが多いです。</p>
<div class="speech-wrap sb-id-27 sbs-stn sbp-l sbis-cb cf">
<div class="speech-person">
<figure class="speech-icon"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="speech-icon-image" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/01/face6.png?resize=400%2C350&#038;ssl=1" alt="整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ" width="400" height="350" /></figure>
<div class="speech-name">整備士ｻﾎﾞｶｼﾞ</div>
</div>
<div class="speech-balloon">
<p>単なるエアコンのガスチャージでも</p>
<p>エアコン修理に詳しい業者に依頼することをおすすめします。</p>
</div>
</div>
<p>本格的なガス漏れ修理をするとなると、専門知識や機械などが必要になってきますが、ガス補充だけならゲージマニホールドさえあればできてしまいます。</p>
<p>初期投資が安く抑えられ、それなりの利益が取れるエアコンガスの補充は、夏場に油外収益を上げるにはありがたい作業メニューといえます。</p>
<p>ただ、ガスだけを補充するやり方をしていると、今回の[HE22S]ラパンのようにオイルも抜けるような部分からのガス漏れでは、オイルも抜け続けることになります。</p>
<div class="blank-box bb-yellow">・エバポレーターからガスとオイルが漏れる<br />
↓<br />
・マグネットクラッチへの電源がカットされる<br />
↓<br />
・エアコンが全く効かなくなる<br />
↓<br />
・ガスだけの補充をする<br />
↓<br />
・ガスとオイルがエバポレーターから抜けていく<br />
↓<br />
・エアコンが効かなくなる</div>
<p>このようなサイクルでガス補充だけを繰り返していると、コンプレッサーのオイルだけが減り続け、コンプレッサーに負荷をかけ続けるということになります。</p>
<h4>オイル不足でコンプレッサーから異音がし始める</h4>
<p>エンジンオイルが不足するとエンジンから異音がするのと同じ理由で、コンプレッサーオイルが不足したコンプレッサーでも同じことがおきます。</p>
<h3><span id="toc5">エバポレーターの保証延長もあった</span></h3>
<p>スズキでは該当する年式の車種でエバポレーターの保証を新車登録から9年に延長しています。</p>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4515" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/581e325834f43d4a4964c133f742b248.jpg?resize=600%2C464&#038;ssl=1" alt="スズキ　エバポレーター不具合箇所" width="600" height="464" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/581e325834f43d4a4964c133f742b248.jpg?w=600&amp;ssl=1 600w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/581e325834f43d4a4964c133f742b248.jpg?resize=300%2C232&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" /></p>
<p><a rel="noopener" target="_blank" href="https://www.suzuki.co.jp/about/recall/2015/1218b/index.html">↑　スズキホームページより引用</a></p>
<p>ただし、安全に直結するような不具合ではないのでリコール扱いにはなりませんでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc6">HE22S型ラパンのコンプレッサー交換費用と時間</span></h2>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-4526" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/904ff689f8a0541c301c14d67a1a81c0.jpg?resize=640%2C550&#038;ssl=1" alt="ラパン　バンバー取り外し" width="640" height="550" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/904ff689f8a0541c301c14d67a1a81c0.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2022/07/904ff689f8a0541c301c14d67a1a81c0.jpg?resize=300%2C258&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h3><span id="toc7">コンプレッサーの交換作業はわりと簡単</span></h3>
<p>ただ単にコンプレッサーを交換するだけなら、HE22Sのラパンの場合はそれほど手間はかかりません。</p>
<p>ウレタン製のフロントバンパーをとめている樹脂製のクリップと数本の6mmボルトを外せばまるごと外れるようになっています。</p>
<h4>フロントバンパーを外せば丸見え</h4>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3097" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/eaeb11ee636a3a9c7e210d4e84430e3d.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エアコン修理　コンプレッサー・コンデンサー交換" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/eaeb11ee636a3a9c7e210d4e84430e3d.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/eaeb11ee636a3a9c7e210d4e84430e3d.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<p><strong>↑　画像はワゴンRですがコンプレッサーの交換工程はラパンも全く同じです</strong></p>
<p>作業工程をざっくり言えば、</p>
<p><strong>①クーラーガスを回収機を使って車から抜き取る</strong></p>
<p><strong>②リフトアップしてフロントバンパーを外す</strong></p>
<p><strong>③コンプレッサーベルトを外す</strong></p>
<p><strong>④コンプレッサーと低圧と高圧の配管のパイプを外す</strong></p>
<p><strong>⑤コンプレッサーとエンジンをつないでいる３本のボルトを外す</strong></p>
<p>これだけでコンプレッサーを単体にすることができます。</p>
<p>手慣れた整備士ならリフトアップもしないかもしれませんが、作業の効率や整備士の負担軽減でリフトを使うことが多いです。</p>
<h4>脱着だけなら１時間もかからない</h4>
<p>何台も同じタイプの作業を経験している整備士ならコンプレッサーを外してとりつけるだけなら一時間ほどで完了するでしょう。</p>
<p>ただし、「エアコンが効くように修理する」ということになると、他にも付帯作業があるので、実際はもっと時間がかかります。</p>
<p>たとえば、コンプレッサーを交換するなら、クーラーガスの不純物などを取り除いているフィルターの交換もするべきで、コンデンサーを外す必要があります。</p>
<p>また、コンプレッサーの交換が終わったら、エアコンサイクルが密閉されているかどうかをチェックするために真空ポンプを使って「真空引き」という作業も行います。</p>
<h3><span id="toc8">コンプレッサー交換費用はどれくらい？</span></h3>
<p>保証延長が適用されると以下の作業は無料で受けることができますが、新車登録から9年以上経過している場合はすべてユーザーの自己負担での修理となってしまいます。</p>
<h4>コンプレッサーとフィルター交換の場合</h4>
<p>コンプレッサー脱着<br />
コンデンサー脱着フィルター交換<br />
真空引き＆ガスチャージ<br />
15,000円～23,000円ほど</p>
<p>コンプレッサー新品　75,000円ほど<br />
リビルト品　40,000ほど<br />
中古品　15,000円～25,000円<br />
フィルター新品　約2,000円<br />
クーラーガス　320グラムほど　2,000円～3,000円</p>
<h3><span id="toc9">コンプレッサーは新品だけじゃない</span></h3>
<p><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3096" src="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?resize=640%2C480&#038;ssl=1" alt="エアコンコンプレッサー交換" width="640" height="480" srcset="https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?w=640&amp;ssl=1 640w, https://i0.wp.com/kuruma-lifehack.com/wp-content/uploads/2020/07/52eb9957ba56847c764bb2b0135eb2a6.jpg?resize=300%2C225&amp;ssl=1 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></p>
<h4>中古品はややリスクがある</h4>
<p>エアコンのコンプレッサーの中古品はかなり流通していて、走行距離の少ない個体を手に入れることができれば、かなり割安でエアコン修理をすることができます。</p>
<p>ただし、中古品には保証もついておらず、とくに走行距離が多い車から外した中古品はリスクが高くおすすめできません。</p>
<p>整備工場のなかには、お客様が部品を持ち込むことをかなり嫌うところもあり、「部品持ち込みお断り」としている工場もあります。</p>
<p>収益が減るというよりも、得体の知れない部品を使うことでトラブルになることを避けたいのが正直なところです。</p>
<h4>リビルト品がおすすめ</h4>
<p>リビルト品とは、解体車や事故車などから取り外した比較的正常なコンプレッサーを分解、洗浄し、内部の消耗品部分を交換したものをいいます。</p>
<p>コンプレッサー本体のケースなどはそのまま再使用していることもありますが、ラパンなどの大半のスズキ車の場合はベーンタイプのコンプレッサーを採用しています。</p>
<p>リビルト品の場合、ベーンとローターのクリアランスなどが問題ないか確認、交換しているものが多く、新品の半額から6割くらいで販売されています。</p>
<p>ネットで自分で購入すれば、さらに安い価格で購入することもできますが、交換作業にそれなりの作業料金が発生する場合はおすすめできません。</p>
<p>整備工場としても、お客様が自分で用意したリビルト品を使うのはリスクがあり、作業度の不具合に対しても保証してくれないことが多いです。</p>
<p>具体的には、不良なパーツを使用してトラブルになった場合は、すべての作業に対して重複した作業料金を請求されてしまうこともあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc10">まとめ</span></h2>
<div class="blank-box bb-yellow"><strong>・HE22S型のアルトラパンはエバポレーターからのガス漏れオイル漏れが多い</strong><br />
<strong>・ガス補充だけを繰り返しているとオイルが不足しコンプレッサーから異音が発生する</strong><br />
<strong>・異音が出始めたコンプレッサーは内部の焼付きや金属粉の発生で交換が必要になる</strong><br />
<strong>・コンプレッサーの交換ではフィルターの交換も望ましい</strong></div>
<p>今回はこんな内容のお話でしたが、結論を言うと、上記の作業では不十分で、エバポレーターからのガス漏れを止めないと同じ結果になってしまいます。</p>
<p>エバポレーターの交換作業のお話は別の記事に残すことにします。</p>
<p><a href="https://kuruma-lifehack.com/lapin-he22s-gas-leak/">【関連記事】アルトラパンHE22Sのエアコンガス漏れ修理と保証延長</a></p>
<p><a href="https://kuruma-lifehack.com/he22s-lapin-ac-repair/">【まとめ】HE22S型ラパンのエアコンが効かない原因と修理の振り返り</a></p>
<p>&nbsp;</p>
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