炎天下の車の中に子供が閉じ込められたら?その対策とは?
整備士をしている僕なら別に驚かないのですが、車の不具合で突然エンジンやエアコンが止まることなどは十分にありえることです。もしも炎天下で車を駐車しているときなら、エアコンがストップしてから15分もすれば車内は子供の生死にかかわる状態になっています。このとき、大人が一緒に車内にいるなら問題ないことですが、「ちょっと用事をすませるだけ」と車から離れてしまったために三歳に満たない子供が熱中症で重篤な状態になっていた事例もあります。整備士として、これまでさまざまな車のトラブルやエアコンの不具合を経験してきました。お客様とお話をしていて感じるのは、炎天下の車内では子供にとってはエアコンが唯一の「生命維持装置」だという認識が低いように思えてなりません。いくらエアコンがしっかり効いていても、炎天下の車内に子供だけを残すようなことは短時間でも絶対にしてはいけません。