車の不具合や修理

CVT

「CVTオイルが無交換な理由を知りたい」というお客様にお答えしたときの話

「オートマのオイルは交換するのに、なんでCVTオイルは交換しなくていいんだ?」CVTを搭載する車が増えるとお客様からのCVTに関するご質問を受けることが増えました。その中でもとくに多いのがCVTフルードの交換についての質問です。
DIYでメンテナンス

エバポレーターの臭いを解消するスーパージェットマックスの使い方をご紹介

今回は国産車の軽自動車を例にエアコンフィルターの脱着から始めてみます。ジェットマックスの基本的な考え方は、ブロアファンが回転したままの状態でエアコンフィルターを出し入れする窓からジェットマックスをスプレーして送り込むことです。つまり扇風機の風上に泡状のスプレーを流し込み、風に乗った薬剤が奥にあるエバポレーターに届くというわけです。それでは実際にやってみます
まとめ

車のエアコントラブル|ぬるい・冷えない・異音がする・臭いなど

お客様からいただいたカーエアコンに関する質問や故障、いろんなトラブルや整備士としての経験も含めたメンテナンスやDIYの方法などをまとめています。エアコンの正しい使い方やエアコンのフィルターの交換方法、エアコンを入れたらすごい音がして怖い!原因や修理費を知りたい方もチェックしてみてくださいね。
水没車

台風で車が冠水や浸水するのを防ぐ安全な場所

エンジンがかかった状態で吸気口から水を直接吸い込んでしまうと、燃焼室に水が混入してしまいます。その状態でエンジンがかかっていると混合気を圧縮するようにピストンが上昇し、容積がほとんど変化することのない水をピストンが押し上げてしまいます。そうするとピストンを下側から支えているコンロッドという部品がぐにゃりと曲がってしまい、エンジン内部に大きなダメージを受けてしまいます。この現象を「ウォーターハンマー」といい、エンジン載せ替えや、場合によっては車の乗り換えになってしまうことになってしまいます。エアクリーナーという、エンジンに吸い込む空気を濾過する部品がありますが、エアクリーナーのさらに上流にあるダクトの近くまで冠水してしまうと、そくウォーターハンマーになってしまう可能性があります。そのため、冠水している道に中に車を乗り入れるようなことは絶対にしてはいけません。もしも急激に流れに飲み込まれてしまった場合は、すぐにエンジンを止めることが何よりも優先されます。<h3>水没でドアが開けられなくなる前に</h3>水圧で車のドアを開けられなくなることは非常に危険です。脱出用のハンマーを用意している場合はサイドガラスを突起部分などで衝撃を与えることでサイドガラスを粉々にすることができます。しかし、このような緊急事態でそこまで冷静に対処することができる人は稀ですので、なによりも早く車から脱出することが最優先となります。
水没車

車が水没すると故障する原因で最も多いのは?復活できる限界は?

基本的に自動車は水気の多い場所での使用には向いていません。ただ日本車のように湿気の多い国でも充分活躍できるように防水処理がしっかりとできている車種もあります。いくら水分や湿気に強いと言われる日本車でも水没してしまうとエンジンはかからなくなることが多いです。特に最近の電子制御のガソリンエンジン車は水分にはかなりデリケートな反応示します。今回は水没するとなぜ車はエンジンがかからなくなったりするのでしょうかと言う素朴な疑問に対してお答えしていこうと思います。
車の不具合や修理

車のウォータポンプの異音を消す添加剤は限られている?

ウォーターポンプからの異音にはどのように対処したら良いのでしょうか。本来ならウォーターポンプからうなり音などが聞こえてくる場合はすんなりとウォーターポンプを交換してあげる必要があります。ですがユーザさんの事情によっては近々手放すような車に高...
水漏れ

【車種別】軽自動車のウォーターポンプ交換費用はいくら?

まずここで非常に重要になってくるのがウォーターポンプを交換するときの作業点数がエンジンによってまるで違ってくるということです。その違いは、タイミングベルトが付いているエンジンかどうかだと言うことです。タイミングベルトがあるエンジンはかなり少なくなってきていますが、混在しているタイミングベルトがついてるエンジンはウォーターポンプの手前にあるので、ウォーターポンプを交換するためにはまずタイミングベルトを外さないといけません。ところがタイミングベルトを外すにはその手前にある発電機のベルトやエアコンのベルト場合によってはパワステのベルトなどを外す必要があります。つまりウォーターポンプにたどり着くために起きる位のベルトタイミングベルトとかなり多くの点数の部品を外さないといけなくなります。そのためタイミングベルト付のエンジンはウォーターポンプの交換費用がざっくり言いますと50,000円から60,000円ぐらいはかかると考えておいてください。
車の事故

車を縁石に乗り上げたら前輪から異音!修理の費用はどれくらい?

お店に入ろうと曲がっていくと、突然ゴキンッ!!というものすごい音が・・・・。誰しもが一度は経験する(?)縁石との衝突や乗り上げトラブル。気を取り直して何事もなく走ろうとしたら前輪のあたりからへんな異音が!今回はこんなトラブルの後にどう対処すればいいのかをお話ししていきましょう。
エアコン

軽自動車のエアコンは効きが悪いしうるさい!パワーダウンもする理由を解説

ご存知のように軽自動車のエンジンの排気量は660 CCとなっています。この排気量と言うのはエンジンの馬力だけではなくトルクと呼ばれるいかに低い回転でも力を発揮できるかと言うところにかなり影響してきます。カーエアコンの冷房をしっかりと聞かせるにはフロンガスの圧縮を効率よくしないといけません。特に低回転域でエアコンの効きを良くするには圧縮比を高めるしかありませんが、軽自動車の場合あまりにもエアコンコンプレッサーの容量を大きくしてしまうと車の排気量に対するコンプレッサの負担が大きくなりすぎてしまいます。こうなると走りに大きな影響が出たり燃費が非常に悪くなったりしてしまうので排気量とエアコンコンプレッサーの容量はある程度のバランスを取らないといけません。そもそも軽自動車のエアコンはそれほど冷房が効くような設計にはなっていないのです。
エアコン

カーエアコンの仕組みや構造と正しい使い方を解説

暖房は車の熱を利用するのに対して、冷房はフロンガスと言う冷媒を使ってエンジンの動力を利用しながら強制的に冷たい風を作っています。その仕組みは簡単に言えば気化熱と言う現象を利用しています。気化熱とは簡単に言うならば注射をする時肌にアルコールを塗るとひんやりとしますよね。これはアルコールが蒸発していくときに一緒に肌の温度も奪っていくからです。この現象を利用して冷房もフロンガスを圧縮し圧縮されたフロンガスがエキスパンションバルブと言う細いノズルのようなところから噴射される時に気化熱を発生させます。このようにして気化熱を利用するには暖房よりもはるかに大掛かりな装置が必要となってきます。まずはフロンガスは圧縮するエアコンコンプレッサー、続いてコンプレッサーで圧縮されて液化されたフロンガスを冷却するコンデンサーがあります。さらにコンデンサーは後になっているのでそのコンデンサーを冷却するための電動ファンが装着されています。さらに足分されてきかされたフロンガスを一時的にきれいにするためのリキッドタンクと呼ばれるいわばフィルターのような部分もあります。そこから圧縮されて浄化された液化フロンガスは運転席の室内にあるエバポレーターと言う部分のすぐ隣にあるエキスパンションバルブの狭いノズルの先端から一気に噴射されます。