車を縁石に乗り上げたら前輪から異音!修理の費用はどれくらい?

縁石乗り上げ車の事故

運転席からは意外と見えづらいのが道路沿いにある縁石。

お店に入ろうと曲がっていくと、突然

ゴキンッ!!

というものすごい音が・・・・。

誰しもが一度は経験する(?)縁石との衝突や乗り上げトラブル。

気を取り直して走ろうとしたら

前輪のあたりからへんな異音が・・・!

今回はこんなトラブルの後で、

どう対処すればいいのかをお話ししていきます。

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車が縁石に乗り上げた!前輪の場合は高くつく?

ロアアーム脱輪あと

前輪には重要なパーツが多い

車種によって違いはありますが、基本的には車の前輪には「ステアリング」という、ハンドル操作をする重要な部品が集まっています。

タイヤの取り付けに関する重要な部位の「ロアアーム」と呼ばれる部分が縁石に乗り上げたりするとよくダメージを受けやすいです。

とくにロアアームに直接縁石をヒットさせてしまうと、ロアアームが下側から突き上げられることになります。

もしも「ゴキンッ!!」という大きな音がした場合はロアアームにヒットした場合がほとんどで、それだけロアアームはタイヤのすぐ内側にあり、なおかつ地面に近い位置にあるのです。

もしもこのロアアームが曲がってしまうと、タイヤの取り付けそのものがズレてしまいます。

乗り上げたあとに車を走らせると、ハンドルポジションが左右のどちらかに振れたままになっていることが多いです。

縁石に乗り上げた後からハンドルの向きがおかしくなっているならロアアームが曲がっている可能性が高い

ハンドルポジションのズレはアライメントにも悪影響

正常な状態だと、車をまっすぐに走らせている場合は、ハンドルはちょうど真ん中の状態のはずですね。

つまり時計で言うなら右手が三時の位置、左手が九時の位置でピタリとそろっているはずです。

もしも縁石に前輪まわりを乗り上げてしまったあとで、このハンドルポジションが左右どちらかにずれてしまっているなら、それはホイールアライメントが基準値からはずれてしまっている証拠です。

もっとも多いパターンは、「サイドスリップ」とか「トータルトー」と呼ばれる、左右それぞれのタイヤの向きがおかしくなってしまっていることです。

ここではややこしくなるので、一般的なサイドスリップという言い方で統一しますが、サイドスリップは、車を上から見たとき、

前輪タイヤが「内また」なのか「外また」なのかという状態を専用のサイドスリップテスターと呼ばれる測定器で測ります。

細かい数値についての解説は割愛しますが、このサイドスリップが基準値からずれてしまうと、タイヤが偏摩耗してしまいます。

また、緊急時の急ブレーキでも、タイヤと地面の接地が適切でないため、その車の本来の制動力を十分に発揮することができなくなることもあります。

この場合は整備工場でサイドスリップを測定してもらい、ロアアームへの損傷が比較的に軽い状態だと、サイドスリップの調整をすることになります。

サイドスリップの調整は、整備工場によって違いますが、だいたい2000円から4000円くらいでしょうか。ディーラーのほうがやや高めな設定です。

足回りが曲がっているままで車を走らせると、タイヤの偏摩耗や走行性能に影響が出るかもしれません。
ディーラーや整備工場でサイドスリップの確認をしてもらいましょう

 

車と縁石では勝ち目なし!乗り上げたあとに異音発生

ロアアーム付近

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ウン万円の修理は必須?大きな部品交換になるかも

もしも縁石に乗り上げたあとでその部分からなにかしらの異音が発生した場合は、基本的には車を走らさないほうがいいでしょう。

異音の内容にもよりますが、「ガリガリ」といった金属部分が擦れるような多いな異音がする場合は

「ハブ」

「ブレーキ」

「ドライブシャフト」

「アクスル」といった、

特に重要な部品になんらかの損傷を受けている可能性があります。

また、車体の一部が曲がってしまって、タイヤに干渉していることもありますが、

この場合だと、足回りの部品の交換だけでなく、板金修理も必要になることもあります。

かなり多いのがサイドステップという、タイヤのすぐ後ろ側にある部分が縁石に当たって曲がってしっまっているというパターン。

こうなると、簡単には曲がりを修正することはできませんので、高額な修理と長期間、車を預けることになってしまうでしょう。

 

車を縁石に乗り上げたら修理費用は平均いくら?

ハブへの損傷の場合

ハブベアリング分解状態

ハブとは、タイヤが直接取り付けられている部分をいいます。

縁石に乗り上げたことでタイヤと縁石が強打したことでハブにダメージを受け、ハブベアリングから異音が出始めていることが考えられます。

ただし、ここまでの勢いでタイヤが縁石に乗り上げた場合は、タイヤにもダメージを受けていることも少なくないです。場合によってはタイヤがバーストしていることもあります。

ハブベアリングからの異音の場合でもナックルといわれるハブベアリングが圧入されている部分も同時に交換する必要があり、修理費でいえばかなり高額になることもあります。

【ハブの交換に関する修理費用】
■部品代
10,000円~20,000円ほど
■交換工賃
[ディーラー系] 20,000円~30,000円
[整備工場など] 12,000円~20,000円
■トータルで
22,000円~50,000円ほど

ブレーキまわりへの損傷の場合

これはあまりないケースかもしれませんが、可能性がゼロではありません。

通常はブレーキのメインの部分であるキャリパーと呼ばれる部分はタイヤホイールに守られているので縁石が直接接触することはありません。

ただし、バックプレートと呼ばれる遮熱版の役割をする部分が歪んでしまって、ディスクローターに触ったままになってしまうこともあります。

単なるバックプレートのゆがみだけなら、整備工場で点検をしてもらって、グイっと手で曲げてもどしておしまい、ということもあります。

この場合は費用は点検料くらいで済むと考えられます。

最後に・・・

前輪部分を縁石に乗り上げた場合、大きく分けると

・タイヤだけが縁石に乗り上げた場合

・タイヤの内側のなにかにヒットした場合

上記の2つのパターンが考えられます。

タイヤだけを乗り上げた場合でもサイドスリップがずれてしまうことは多いので整備工場でテスターでの測定だけは依頼しておきましょう。

判断基準はハンドルポジションンがずれているかどうかです。

かなり深刻な状態になっている可能性があるのがタイヤ以外の部分が縁石にぶつかってしまった場合です。

かたい金属部分がコンクリート製の縁石にヒットしているので、運転席にも聞こえる

「ゴキン」という大きな音がするので、この場合はすぐに車を止めて、まわりの安全を確保したうえで車の前側周辺を目視でチェックしてみてください。

もしもオイルや冷却水のような、何か液体がこぼれていたら、そのまま車を動かすことはやめて、すぐにレッカーサービスを依頼したほうがいいでしょう。

 

 

 

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