エンジンオイルのランプが点いたり消えたりする原因 | 高額修理の予感が・・・

オイルプレッシャーランプ警告灯エンジン内部

走行中にメーターの中のエンジンオイルの警告灯が点灯した場合や、

ランプが点いたり消えたりしたとき、そのまま走り続けるとどうなるのか?

その場合どう対処したらいいのか?

今回は、オイルランプが点いたらどう対処するのか、その後どうなるのかを

整備士としての経験からお話していきます。

 

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エンジンオイルのランプが点いたり消えたりする理由

オイルプレッシャーランプ警告灯1
本来はこのランプはエンジンをかけると消えるべきものです。消えている状態が通常ですから点いたり消えたりするのは異常な状態です。

これは警告灯といって、ドライバーに車の異常を伝えるものなのです。

ベテランドライバーの方なら「エンジンオイルの量が少ないからだろ?」と答えてくれることが多いのですが、これは半分正解。

確かにエンジンオイルの管理が悪い車によく起きるトラブルですので、エンジンオイルが少なくなって警告灯が点くケースがほとんどです。

しかも初めはエンジンオイルのランプが点いたり消えたりすることから始まることが多いのも確かです。

なぜならエンジンの回転が上がった瞬間ほど多くのエンジンオイルが循環することになるので、走行中にだけチラチラと点灯するようになります。

オイルランプがチラチラ点灯する状態→点灯したままへ!

さらにエンジンオイル交換をせずに走行しているとどんどんオイルの量が減っていき、オイルのランプが点く頻度が高くなります。

最終的にはほとんどエンジンオイルがエンジンの中に入っていない状態だとオイルのランプは点いたままになってしまいます。

ですが、エンジンオイルがきちんと規定量だけ入っている時でもこの警告灯が点くこともあります。

なぜならオイルが入っていてもオイルが流れていなければこのオイルのランプは点灯するような仕組みになっているからです。

つまり、エンジンオイルの警告灯ランプは、エンジンオイルが正常にエンジン内部で流れていないことを表しているというのが正確な理由です。

エンジンオイルのランプが点灯したまま走るとどうなる?

エンジンルームの振動
エンジンの内でエンジンオイルが流れなくなると、エンジンを構成している大事な部品が壊れます。

本来はエンジンオイルで金属部品がお互いに直接触れないように潤滑してくれているので、オイルがこれらの部品に供給されないと、一瞬でエンジンの焼き付きをおこします。

とくに「メタル」といわれる部分はベアリングのような働きをするのでここが潤滑されなくなり、金属部品の表面にひっかき傷のような傷ができます。

するとエンジンは滑らかに回転しなくなるので、かなり大きな異音を発し始めます。

「カンカンカン」とか「カタカタカタ」「カラカラカラ」といった、硬い物と物がぶつかり合うような音です。

さらにそのまま走行していると、異音はどんどん大きくなり、突然エンジンが止まってしまいます。

エンジンの断末魔とも言える音とともに苦しげに回転がさがり、エンジンが止まってしまえば二度と再始動することはできないケースがほとんどでした。

オイルが汚れたシリンダーヘッド

サボカジ
サボカジ

↑ これは実際に焼き付いたエンジンです。
この汚れたエンジンオイルはいつから交換していなかったのでしょうか・・・。

この状態は、エンジン内部の「カムシャフト」や「クランクシャフト」と言われる、最も大きくて重要なパーツが動かなくなっていることを表しています。

スタータースイッチを回してセルモーターを回そうとしても「カチッ」という、まるでバッテリー上りのような音がします。

セルモーターの力ではエンジンを回すことができないほど、内部が焼き付いているのです。

結論から言うとエンジン載せ替えは免れない状態なのです。

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オイルのランプが点いたり消えたりした場合の対処法

ハザードランプのスイッチを押す
それでは、エンジンオイルのランプが点いたり消えたりしている初期の状態では、どうすれば最悪の状況を防ぐことができたのでしょうか。

まずエンジンオイルが本来の流れをしていないことは確かですから、できるだけエンジンの回転を上げないようにして、安全なところに車を停車させてください。

そのままエンジンがかかった状態で、オイルのランプはまだ点いたり消えたりしているでしょうか?

もしもランプが消えたままだと、なんとかエンジンオイルが内部で循環している状態なのでエンジンが焼き付かない最低限のオイル量は確保されているということになります。

すぐ近くにガソリンスタンドなどがあれば、なるべくエンジンの回転を上げないようにしながら自走することができます。

エンジンオイルの補充がのぞましい

速やかにエンジンオイルを補充、もしくは交換することでエンジンのダメージを少しでも小さくすることができます。

もしも停車した状態でエンジンをアイドリングさせている状態でもオイルのランプが点いたままだったり、点いたり消えたりする状態だと、ほとんどエンジンは焼き付く寸前の状態です。

車を自走させることはもちろんできませんので、周りの交通状況に合わせて車を路肩などに停車させて、エンジンを止めましょう。

後続車から追突をされるリスクもありますので、ハザードランプは必ず点灯させておきます。

あとはレッカーサービスを呼んで整備工場に運んでもらい、自動車整備士の判断に任せるしかありません。

サボカジ
サボカジ

この場合、
「ハザードランプを点灯させて停まってます」

と電話で伝えておくと、

夜間や雨天時はレッカーサービスの方が見つけてくれやすいです。

 

エンジンはその後どうなるの?

焼き付きかけたエンジンはもとに戻らない・・・

K6Aエンジン載せ替え
僕の経験では、

・オイルのランプが点いた状態でどれくらいの距離を走ったのか

・どれくらいの負荷をエンジンにかけたのか

この2点が重要で、エンジンが助かっているかのどうかはこれにかかってきます。

ちょっと酷なことを言いますが、本来はこのオイルのランプが少しでも点灯した時点でエンジンは健康な状態にはもどりません。

エンジン内部から「カタカタ」とか「カンカン」といった異音が聞こえていた場合は、かなりの確率でエンジンは助かりません。

この場合、エンジン内部のオーバーホールよりもエンジン載せ替えをしてしまうほうが確実で早い修理方法となります。

場合によっては車の乗り換えを検討していただくほうがいいとおもいます。

なぜなら、焼き付きかけたエンジンは後遺症によるトラブルが多く、修理費がやたらとかかる車になってしまうからです。

「買取り」と「廃車引取り」の差は大きい

車って、エンジンが動いて自走できる状態なら「買取り査定」の依頼をすることができますが、

エンジンが焼き付いた状態になると「引取り依頼」をするしかないのです。

当然ですが、自走できる状態のほうが買取額も高くなりますし、走れる状態なので手間もかかりません。

中古車販売の業者が車を出品するときも自走できない車はオークションに出品できないというルールがあります。

つまり、

エンジンがかかって自走できるかどうかで車の買取額に大きな差が出るのです。

「修理費が高くなるなら車を売っちゃおうかな・・・。」

とお考えなら、

車が自走できるうちに、自分の車の買取査定額を調べておくのもいいかもしれません。

ただし、レッカーサービスで運ばれた整備工場で買取り額の相談をしても

オイルランプがついたり消えたりする状態では足元を見られて安い買取額になるのは仕方のないことです。

そこで、スマホやパソコンからあなたの車の査定額を調べてみるのもいいでしょう。

オイルランプが点灯していたとしても、意外な価格を提示されることもあります。

なぜなら、買取査定の業界では、車種、走行距離、年式がかなり大きなウエイトを占めるからです。

また、クロカン四駆とか、マニュアルのスポーツカーなども年式からは想像できない価格がつくこともありますし、

海外で人気が高いディーゼルエンジン車もびっくりな価格を提示されることもあります。

年式や走行距離だけではわからない海外からのニーズもあるのです。

もしも買取査定を依頼するなら、

一箇所で複数の買取業者にオークション形式で買取額を競わせるユーカーパックがおすすめです。

スマホから簡単な情報を入力するだけで査定の依頼ができます。

最大で5000店舗以上が参加するオークションのネットワークに問い合わせをしてもらえます。

個人情報もユーカーパックにしか渡らないので、後日しつこくセールス電話がこないのもいいところです。

また、ネット経由で買取額を調べておくことで、ディーラーや車販売店に下取りを依頼するときに、こちらから下取り額を交渉することもできるのです。

それだけで数万円もの下取り額の差が出るなんてことは普通にありますので、

高額な修理を検討する前に車の買取額を「かんたん査定」しておくのもいいでしょう。

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