車選びのヒント

アイドルストップのデメリットとエンジン負担・バッテリー寿命について

乗用車なら今やアイドルストップがついていないほうが珍しいくらい、アイドリングストップ車が普及しています。しかも新しいモデルになるほど、頻繁にエンジンが停止する方向に改良(改悪?)されています。これだけエンジンが止まる制御だと「せっかく回転してるエンジンを止めるの・・・?」と、逆に無駄なことをしているように感じてしまいます。エンジンを止めて、また始動する。本当にこれはメリットだらけなのでしょうか。整備士として感じたことや経験からアイドルストップについてお話ししていきます。
車の不具合や修理

車のウォータポンプの異音を消す添加剤は限られている?

ウォーターポンプからの異音にはどのように対処したら良いのでしょうか。本来ならウォーターポンプからうなり音などが聞こえてくる場合はすんなりとウォーターポンプを交換してあげる必要があります。ですがユーザさんの事情によっては近々手放すような車に高...
整備士の体験談

アイドリングストップ車でエンジンがかからないことはあるのか?

アイドルストップをする車は非常に増えてきました。国の定める燃費基準をクリアするには、アイドリングストップの機能を付けざるを得ない部分もあります。ですが、実際にアイドルストップ車を使ってみると、頻繁にエンジンが止まるため、「もしもこのままエン...
まとめ

【スタッドレスタイヤまとめ】冬タイヤの履き替え・保管・買い替えなど

スタッドレスタイヤに関する記事をまとめてみました。夏用タイヤとの交換時期、購入時期、保管方法や使用の限界の判断方法など
水漏れ

【車種別】軽自動車のウォーターポンプ交換費用はいくら?

まずここで非常に重要になってくるのがウォーターポンプを交換するときの作業点数がエンジンによってまるで違ってくるということです。その違いは、タイミングベルトが付いているエンジンかどうかだと言うことです。タイミングベルトがあるエンジンはかなり少なくなってきていますが、混在しているタイミングベルトがついてるエンジンはウォーターポンプの手前にあるので、ウォーターポンプを交換するためにはまずタイミングベルトを外さないといけません。ところがタイミングベルトを外すにはその手前にある発電機のベルトやエアコンのベルト場合によってはパワステのベルトなどを外す必要があります。つまりウォーターポンプにたどり着くために起きる位のベルトタイミングベルトとかなり多くの点数の部品を外さないといけなくなります。そのためタイミングベルト付のエンジンはウォーターポンプの交換費用がざっくり言いますと50,000円から60,000円ぐらいはかかると考えておいてください。
車の事故

車を縁石に乗り上げたら前輪から異音!修理の費用はどれくらい?

お店に入ろうと曲がっていくと、突然ゴキンッ!!というものすごい音が・・・・。誰しもが一度は経験する(?)縁石との衝突や乗り上げトラブル。気を取り直して何事もなく走ろうとしたら前輪のあたりからへんな異音が!今回はこんなトラブルの後にどう対処すればいいのかをお話ししていきましょう。
車選びのヒント

アイドルストップ車はうざい!嫌い!いらない! 解除のやり方は?

アイドルストップはどんどん進化しています。なるべく長い時間アイドルストップするために、車種によっては減速中にすでにアイドルストップが始まるケースもあります。時速10キロ未満になったら減速中にでもアイドルストップするような車種もあります。燃費向上に役に立ってあるようにも思えますが、交通状況によってはすぐにエンジンを再スタートする必要もあります。例えば、住宅街で一旦停止をする場合左右の安全を確認すればすぐさま発信するわけですが、アイドルストップする必要はほとんどありません。一旦アイドルストップをすると、一定時間はアイドルストップしないような設定になっていますが、それでもやたらとアイドルストップをするようなことがあるとかなりウザったく感じてしまいます。
エアコン

軽自動車のエアコンは効きが悪いしうるさい!パワーダウンもする理由を解説

ご存知のように軽自動車のエンジンの排気量は660 CCとなっています。この排気量と言うのはエンジンの馬力だけではなくトルクと呼ばれるいかに低い回転でも力を発揮できるかと言うところにかなり影響してきます。カーエアコンの冷房をしっかりと聞かせるにはフロンガスの圧縮を効率よくしないといけません。特に低回転域でエアコンの効きを良くするには圧縮比を高めるしかありませんが、軽自動車の場合あまりにもエアコンコンプレッサーの容量を大きくしてしまうと車の排気量に対するコンプレッサの負担が大きくなりすぎてしまいます。こうなると走りに大きな影響が出たり燃費が非常に悪くなったりしてしまうので排気量とエアコンコンプレッサーの容量はある程度のバランスを取らないといけません。そもそも軽自動車のエアコンはそれほど冷房が効くような設計にはなっていないのです。
エアコン

カーエアコンの仕組みや構造と正しい使い方を解説

暖房は車の熱を利用するのに対して、冷房はフロンガスと言う冷媒を使ってエンジンの動力を利用しながら強制的に冷たい風を作っています。その仕組みは簡単に言えば気化熱と言う現象を利用しています。気化熱とは簡単に言うならば注射をする時肌にアルコールを塗るとひんやりとしますよね。これはアルコールが蒸発していくときに一緒に肌の温度も奪っていくからです。この現象を利用して冷房もフロンガスを圧縮し圧縮されたフロンガスがエキスパンションバルブと言う細いノズルのようなところから噴射される時に気化熱を発生させます。このようにして気化熱を利用するには暖房よりもはるかに大掛かりな装置が必要となってきます。まずはフロンガスは圧縮するエアコンコンプレッサー、続いてコンプレッサーで圧縮されて液化されたフロンガスを冷却するコンデンサーがあります。さらにコンデンサーは後になっているのでそのコンデンサーを冷却するための電動ファンが装着されています。さらに足分されてきかされたフロンガスを一時的にきれいにするためのリキッドタンクと呼ばれるいわばフィルターのような部分もあります。そこから圧縮されて浄化された液化フロンガスは運転席の室内にあるエバポレーターと言う部分のすぐ隣にあるエキスパンションバルブの狭いノズルの先端から一気に噴射されます。
エアコン

車のエアコンガスクリーニングの必要性や頻度は?不具合は出ないの?

先に結論を言ってしまうと、僕なら自分の車が正常にエアコンが効いてる状態ならエアコンガスクリーンはやりません。それではこのエアコンガスクリーニングと言う作業は全く必要のない作業なのでしょうか。実はそんなことはなくて、きちんとこの作業したことでエアコンの効きが改善されたことも実際にありました。ですが、エアコンのガスをクリーニングしたから効きが良くなったのではなく、そもそもエアコンのガスが少し減っていた状態に対して正常な状態にガスを充填してあげたことでしっかりと冷えるようになったケースがほとんどです。