車の事故

高齢ドライバーのプリウスでの事故が多い理由とは

僕自身も整備士としてプリウスをはじめ、レクサス、アクア、SAI、その他のトヨタ系のハイブリッドカーに乗り込むことは多く、操作性に関しては「ん?」となるケースもあります。その中でも特に感じるのがプリウスのシフトレバーのわかりにくさです。従来のオートマチックのシフト操作は、国産車の場合、パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブと続きます。ところがプリウスの場合は、シフトレバーのニュートラルの位置からパドルのようなシフトレバーをゲームのコントローラーのように動かしていきます。
DIYでメンテナンス

ブレーキパッドのピストンが固着で戻らない! ピストン戻しの代用品とは

DIYでブレーキパッドの交換をする際に、意外と苦戦してしまうのがブレーキキャリパーの奥にあるピストンの戻し作業です。プロの整備士なら準備できる、ブレーキキャリパーのピストン戻しがない場合はどうにかして汎用の工具で対応しなければなりません。もしもこの時にピストンが固着していると作業が進まなくなるどころか、元に戻せないような状況にもなってしまいます。
水漏れ

ダイハツのミライースのウォーターポンプ交換費用はいくら?

気になるダイハツミライースのウォーターポンプ交換費用は、いくら位になるのでしょうか。この場合ざっくりですが僕の整備工場で見積もりを出した場合に当てはめてみると、ウォーターポンプの部品代がおよそ9000円ほどです。後は部品代にプラスして交換工賃と、抜き取った冷却水の補充でおおよそのウォーターポンプの交換費用がわかるでしょう。
車の異音

ワゴンRのタイヤ付近で走行中にゴーっと後ろから異音する!?原因はアレ!

ワゴンRはハイトワゴンの先駆者といえますが、背が高く車両重量があるだけに、足回りへの負担もやや多いといえます。足回りの故障の予兆として多いのは異音や振動ですが、とくに異音は初期の段階から少しづつ出始めているので、意外と気が付きにくいことも多いです。後部座席に人を乗せた時に「なんか変な音がするよ」と指摘されて意識し始めることも少なくありません。今回は、スズキ車の定番(?)な異音の原因についてのお話です。
ガラスや窓のトラブル

車のパワーウィンドウが下がるけど上がらない場合の原因とは

パワーウィンドウを動かすにはパワーウィンドウスイッチと呼ばれるモーターに命令をするスイッチを指で操作します。とくに運転席についているパワーウィンドウスイッチは別名「マスタースイッチ」とも呼ばれていて、運転席からすべての窓のパワーウィンドウを動かすことができるようになっています。このスイッチは指で操作するため、少しづつガタができ始め、次第に指で動かそうとしても反応が悪くなることが多いです。とくに運転席の窓は、もっとも動かす頻度が高く、そのぶんスイッチを操作する回数も特別多いため、グラグラとガタができやすいです。
車の事故

車が脱輪してしまったら足回りのダメージを確認!修理費はいくらかかるの?

見慣れない田舎道を走っていると、いきなり行き止まりに入ってしまい、なんとなくバックしていたらいきなり「ドスン」という音とともに車体が傾いてしまった・・・・車の脱輪は経験してみないとわからない非常にショックな事故です。しかし、脱輪した後がもっと大変かもしれません。無事にレッカーサービスで引き上げてもらったあと、ほっとしながら運転していると、車から違和感が・・・?
ブレーキ

ブレーキパッドから走行中に異音!これは使用限界の音?残量の確認方法とは

「ブレーキの鳴き」とは、ディスクローターとブレーキパッドが擦れる際に発生する音を言います。音の質は「キーー」とか「グググ」などが多いですこれらのブレーキ鳴きは、ディスクローターとブレーキパッドという、物と物が擦れ合うことで発生するものなので、どんなブレーキでも発生する可能性はあります。そもそもブレーキの鳴きは「異音」ではありません。
ブレーキ

ブレーキパッドの磨耗限度は何mm?交換の距離は何キロで費用はいくら?

一般的に自動車のブレーキパッドはどれぐらいの耐久性があるのでしょうか。ブレーキパッドは車の、走る曲がる止まるの中でも最も重要な部分です。そのため自動車メーカーでもブレーキに関しては一切の妥協していません。もしもブレーキの耐久性が非常に低かったとすれば、それはたちまち悲惨な交通事故の原因を大量に作ってしまうことになります。ところでブレーキパッドの摩耗限度はどこで決まるのでしょうか。ブレーキパッドは、ディスクローターと言う円盤状のパーツを左右から挟むことによってその摩擦力を生かしブレーキをきかせています。日本車の場合ブレーキパッドとディスクローターではブレーキパッドの方が柔らかくなっているので、消耗品としてはブレーキパッドが摩耗していきます。日本車の場合はこのディスクパッドの中にセンサーと呼ばれる針金のような部品が組み込まれています。
スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤはディーラーで買うメリットなし!タイヤ館とオートバックスで検討?

「大事な作業はディーラーでするのが絶対間違いない」これ、一種の神話でしょうかね。長年、整備士をしているとたまにこんなお客様が来店されます。たしかにディーラーでないとできない作業もありますし、得意分野もあります。ですが、タイヤに関しては得意分野といえるでしょうか?「餅は餅屋」というならば、専門分野がかならずしもディーラーとは限りません。今回は、スタッドレスタイヤはどこで買うのが一番メリットがあるのか、どんなデメリットがあるのかというテーマでお話していきます。
車の安心安全について

スタッドレスタイヤの適正空気圧と雪道の走り方は一般道とどう違う?

スタッドレスタイヤも常に進化しています。かつてはゴム質を冷間時でも柔らかくする技術がなかったため、新雪ではタイヤの空気圧を落として接地面積を多くする必要があるなどと言われていましたが、今のスタッドレスタイヤなら、こまめな空気圧の調整も必要がありません。つねに雪道を走行しない場合はタイヤの寿命を延ばす意味でも、スタッドレスタイヤの空気圧はやや高めに調整しておきましょう。空気圧を高くしておくことで燃費を向上させることもできます。圧雪路では低く、舗装路ではやや高めで、めんどくさい時は指定されたとおりの空気圧がおすすめです。