車の不具合や修理

CVT

CVTは乗りにくい?ブレーキで止まる寸前になぜか加速する?!

お客様から、「この車、止まるときにスーッて進もうとするんです!」というご相談や当店で販売した車へのプチクレームのようなものをいただくことがあります。で、決まってCVT車だったりするのですが、もしも本当にブレーキを踏んでいるのに車が進もうとするのなら、それは危険な状態のはずです。今回は、CVT車でよくお問い合わせをいただく、CVTは乗りにくいとか、ブレーキの最後がヘン、といったお話について解説していきます。CVTが乗りにくい原因とは?CVTの特性は、ギアの変速がないことで、つながりがスムーズということです。しかし、つながりが滑らかといわれる反面、いつも滑っているような感覚になってしまうこともあります。これは無段階変速機であるCVTの変速の制御をコンピューターで行っていることも原因の一つです。
整備士の体験談

ミライースの不具合でよくあるエンジンかからないのはプラグ交換で解消

ダイハツのミライースは、軽量で燃費の良さをウリに、手堅いセールスを誇ってきました。ところが、不具合が発生してユーザーからディーラーへの相談やクレームも結構あります。以外にも交換推奨距離よりもはるかに状態のスパークプラグが原因でエンジンがかか...
CVT

軽自動車のCVT車は慣らし運転が必要?その方法と距離の目安

慣らし運転とは、新車の状態から「機械的なアタリをつける」という昔から(?)の車を長持ちさせる方法とされています。整備士をしてきた僕としては、「慣らし運転って必要かな・・・?」と感じることもありますが、CVTに関してはそれなりに慣らし運転の意味はあるかもしれないと感じています。今回はCVTの慣らし運転、特に軽自動車を対象とした方法を紹介していきます。
ハイブリッド車

30プリウスのブレーキパッドの交換時期は?キーキー音と異音は別かも

30系プリウスになって、トヨタのハイブリッドカーとしての完成度はものすごく上がったと感じています。それは車検などで入庫したお客様のプリウスのブレーキを点検していてヒシヒシと感じます。30系プリウスや40系のプリウスαは、いったいどれくらいブレーキパッドの交換をしなくてもいいのでしょうか。ところが、ここしばらく、新車から七年目とか、それ以上経過しているプリウスのブレーキパッドでもかなり消耗しているケースがありました。今回は、主に30系プリウスのブレーキパッドの交換時期や異音についてのお話です。
水漏れ

いつもの駐車場にシミが!車の水漏れはなぜピンク色?

いつも車を駐車している場所になにやらシミのようなものが。しかもよく見ると乾いた後にはピンクの粉のような結晶みたいなのが・・・?もしも同じ場所にそんなシミがある場合は、車から水漏れをしているかもしれません。場合によっては高額な修理や、エンジントラブルになることあります。まずは考えられるトラブルを把握しておきましょう。
車の異音

ダイハツ車の異音は停車中に笛のような音するのが定番中の定番!

ダイハツの軽自動車のエンジン型式で「KF」と言われるエンジンがあります。今回の異音も、このエンジンよくあることなのですが、実はKF型エンジンの前の型になる「EF」と呼ばれるエンジンにもこのトラブルがあります。原因はエンジンにくっついたウォーターポンプあんまり話を先延ばしにしてもったいぶるのもアレなんで、先に原因を言えば、ダイハツ車の軽自動車の中では「EF」と「KF」の型式のエンジンが、実に二十年くらいの間、ほぼすべてのダイハツ製の軽自動車に搭載されてきました。どちらも基本的な設計は近いため、トラブルも同じようなことになりやすく、冷却水をエンジンに送り込むためのウォーターポンプという部品が原因で異音がすることが非常に多いのです。
オイル漏れ

ワゴンRはK6Aエンジンのオイル漏れの修理代が高くつく!

ワゴンRに搭載されるエンジン「K6A」はかなり長い期間製造されているエンジンです。そのため、スズキ車のほとんどの車種にこのエンジンが使われています。今回はワゴンRの定番でもある、K6A型エンジンのオイル漏れの中でも、とくに多いものを紹介していきます。修理代もそれなりに高くつくものもありますので、中古車としてワゴンRを購入するときも要注意です。
CVT

CVTフルードは純正品と社外品のどっちがおすすめ?

エンジンオイルを交換するときに純正よりも社外品のエンジンオイルのほうが高性能だとかコスパがいいとか聞いたことはないでしょうか。CVTフルードにも同じことが言えるかもしれません。なぜなら、純正のオイルやフルードは自動車メーカーが開発、製造したものではないことが多いからです。どうせ交換するなら性能がよくてできればコスパもいいのも使いたいですね。今回はCVTフルードの社外品と純正品の違いや共通点についてお話していきたいと思います。
車の不具合や修理

スパークプラグを交換しないと高くつく?!どんな効果があるの?

エンジンにとってスパークプラグの役割はかなり重要です。ガソリンエンジンが調子よく回転するには 「よい圧縮」 「良い混合気」 「良い火花」 の三つの条件が必要となります。その中でもかなり地味に大事なのが「良い火花」です。どんな火花でもとりあえずスパークしてくれれば、他の、「圧縮」と「混合気」が問題なければエンジンはそれなりに動いてくれます。
車の不具合や修理

車検でのスパークプラグの交換時期と交換費用が妥当ではない理由

車検での見積もりを見て「スパークプラグ交換」という作業が入っていることはよくあります。場合によっては、車検の前の見積もりを取った段階ですでにスパークプラグ交換が組み込まれていることもよくある話です。ですが、この「車検だからスパークプラグを交換しましょう」というお薦めの仕方は整備士の僕にはちょっと違和感があります。ありますけど、間違ってはない気もします。それは、スパークプラグ交換の時期なども関係しているからです。今回は車検でスパークプラグの交換を勧められた場合のお話なので、長寿命タイプのものは除外してのお話となります。ちなみに、長寿命タイプのスパークプラグは100,000㎞は無交換でいいので車検で交換を勧められることはあまりありません。