スパークプラグを交換しないと高くつく?!どんな効果があるの?

軽自動車のスパークプラグ  拡大図車の不具合や修理

ガソリンエンジンなら必ず装着されているのがスパークプラグです。

圧縮された混合気に正しいタイミングで点火するのがその役割ですが、

当たり前すぎてその存在を軽く見てしまう傾向もあるように思います。

では、スパークプラグをとことん交換しないままで車を走行させていると

最後にはどんなことが起きるのでしょうか。

 

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スパークプラグを交換しないとどうなるのか

エンジンにとってスパークプラグの役割はかなり重要です。
ガソリンエンジンが調子よく回転するには

「よい圧縮」

「良い混合気」

「良い火花」

の三つの条件が必要となります。

その中でもかなり地味に大事なのが「良い火花」です。

どんな火花でもとりあえずスパークしてくれれば、他の、「圧縮」と「混合気」が問題なければエンジンはそれなりに動いてくれます。

ところが、スパークプラグがさらに消耗してくると、火花が飛ばなくなったりします。

そうなると「失火」という状態が起きてしまい、エンジンに大きな振動が出たり、アクセルを踏み込んでも力強く加速してくれなくなります。

 

 

初期段階は体感できないほどの症状

まずスパークプラグの寿命は先端部分の電極の状態で決まります。

先端部分には「中心電極」と「外側電極」があり、この電極の間でスパークが発生し、ガソリンに着火爆発を起こします。

このスパークプラグの働きを、車検などで来店されたお客様にわかりやすくご説明するために、僕は「ガスコンロ」の話を持ち出します。

コンロに火をつけるときにツマミを回しているときのパチパチと火花が飛んでいますが、これと同じ働きをしています。

ガスコンロは着火させればそこで出番は終わりますが、車などのエンジンの場合は、
ガソリンと空気を混ぜた混合気に

毎回、毎回着火しないといけないので、一分間に何百回、何千回と火花を飛ばし続けています。

やがてスパークプラグの先端の中心電極と外側電極は少しづつ消耗していきます。すると、電極の間の隙間が広くなり、火花が飛びにくくなります。

すると、混合気への火炎伝播に遅れが発生してしまうことがあります。

ようするに、十分に混合気を燃焼させきれていないことになり、本来の爆発(燃焼)よりも力が取り出せないことになります。

ですが、単気筒のエンジンの車なんてありませんので、爆発の何回かに一回、「ちょっと燃焼不足」が起きるくらいなので、運転手にもほとんどわからないレベルです。

それでも、わずかですが燃焼効率が落ちているのでパワーが落ちているはずです。

力が出ないということは・・・

エンジンのパワーが落ちているということは、正常な状態よりもアクセルを踏まないといけないわけで、結果的には燃費が悪くなっています。

でもほとんどわからないですし、燃費なんてどんな道を走っているかでもかなり変わるのでほぼ認識できないレベルです。

次第にエンジンのレスポンスも悪くなってくる

スパークプラグの電極の消耗がさらにすすんでいくと、アイドリングの状態でエンジンの振動が大きくなるときがあります。

とくに軽自動車のように三気筒などだとわかりやすいです。

なにせ、三本のシリンダーの一本が時々「お休み」してしまうわけですから。

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さらにアクセルを踏み込んだときもエンジンの「つき」が悪くなります。

ようするにレスポンスが悪くなるわけで、アクセルと「グッと」踏み込めば車が「グイっと」すすむ感じが鈍くなる感じです。

ただし、これらの症状はスパークプラグが少しづつ消耗していき、それに伴ってわずかずつ悪くなっていきます。

そのため、常にその車を使っている運転手にはかえってわかりづらいのです。

やがて二次災害へと発展していく・・・

スパークプラグの消耗が進んでいくと、プラグへの電力を供給している部品への負担が大きくなります。

たとえば、今の車ならほとんど採用されているであろう「イグニッションコイル」への負担。

イグニッションコイルはスパークプラグに高圧電流を送り、スパークさせるものですが、

スパークプラグの消耗で「すごく頑張らないと火花が飛ばない状態」が続きます。

すると、今度はイグニッションコイルが壊れていく原因になってしまいます。

実はですね、このイグニッションコイル、結構いいお値段します

軽自動車クラスでも、純正タイプなら一万円くらいでしょうか。

それが三気筒なら三本ついているわけで、車種によっては六本ついてます。(ホンダ ライフとか)

一万円 × 六本 = 六万円

ヤバくないですか・・・・?

 

 

 

イグニッションコイルが壊れるとまともに走れない!

ガソリンにまともに着火してくれなくなるわけですから、それはそれは不快な状態です。

アクセルを踏み込んでも

「ドス・・ドス・・ドス・・」

って感じで振動もすごいし、なによりもアクセルを踏んでも前に進むのが遅いというか・・・。

この状態になったお客様が来店すると、開口一番に

「車が進まないんです!!」

みたいなことをおっしゃいます。

まぁどうにか進んでるからここに来れたんでしょうけどw

 

スパークプラグ交換をしてどんな効果があるのか

さて、スパークプラグを交換すると効果があるのかというお話ですが、

これは「どの段階で交換するのですか?」という話ですよね。

スパークプラグのメーカーが推奨する距離での交換なら、まず交換してもなにも変わりません。

不具合が起きる前に交換するのですから当然ですよね。

ですが、初期段階の状態からの交換なら若干の燃費の改善はあると思います。ほぼ体感できない程度のですが。

つまり、スパークプラグは交換して効果が感じられるほどまで使ってはならないってことを言いたいわけでして、

たかが一本あたり500円から800円くらいのスパークプラグの交換をサボり続けたために

一本で10,000円近くするイグニッションコイルの寿命が縮んでしまう。

なんとも車の節約とはかけ離れたことだと思いませんか?

ちなみにですが、通常タイプのスパークプラグを高性能な長寿命タイプに交換してあげることで、

イグニッションコイルには優しくなります。

とくに自分でスパークプラグの交換をすることができるなら、トライしてみるといいですよ。

車への愛着も増しますし。

で、DIYで車のメンテナンスなんてしたくないとお考えの方は、

少なくとも車検では素直に交換を勧められたら交換を依頼しましょう。

 

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この記事を書いた人
サボカジ

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キャリアは、自動車整備士として20年以上

カーライフアドバイザーとして5年以上です。

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