いつもの駐車場にシミが!車の水漏れはなぜピンク色?

水漏れ 水漏れ

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いつも車を駐車している場所になにやらシミのようなものが。

しかもよく見ると乾いた後にはピンクの粉のような結晶みたいなのが・・・?

もしも同じ場所にそんなシミがある場合は、車から水漏れをしているかもしれません。

場合によっては高額な修理や、エンジントラブルになることあります。

まずは考えられるトラブルを把握しておきましょう。

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駐車場のシミをよく観察してみよう

よくコンビニの駐車場なんかで車が走り去ったあとに黒いシミが残っていることがあります。これはエアコンの水なので異常ではありません。

これは、大気中の水蒸気が車内のクーラーユニット(エバボレーター)で除湿された、単なる水です。

もしもエアコンを入れている状態で車の前側付近の下にポタポタ落ちているならすぐに乾くのでシミにはならないです。

問題なのは、何時間も経っているのにシミになっている場合で、なんらかの油脂類が車から漏れている可能性が高いです。

もしもそれが赤っぽい液体である場合は、いくつかの可能性があり、

・オートマチックのフルードが漏れている

・油圧式のパワーステアリングのフルードが漏れている

・冷却水が漏れている

上記のパターンが考えられます。

これらのシミの中で、時間が経つと乾いていく特性があるのが冷却水です。

もしも地面に落ちたすぐは赤っぽいシミになるのに、時間の経過とともに白い粉っぽくなっていたら冷却水、ほとんどそのままでシミになっている場合はオイル類です。

ただし、冷却水の場合は赤っぽい色のものを使っているのはトヨタ車とダイハツ車だけですので、別のメーカーだとシミの原因は冷却水ではないはずです。

 

 

車の水漏れでもピンクになるのはクーラントの色

トヨタとダイハツは冷却水に赤っぽい色のものやピンク色の冷却水を使っています。

たまにトヨタ、ダイハツでもないのに赤っぽい色のクーラントが入っていることもありますが、あれは整備工場さんが緑とか青のクーラントを赤系に抜き替えしてしまっているだけです。

さて、ピンクの粉っぽいシミなどが駐車場にある場合の対処ですが、基本的には早く整備工場に車を点検してもらうことが前提です。

走行する前に、整備工場まで自走できるのかどうかを確認する意味でボンネットを開けてエンジンルームをチェックしてみてください。

チェックとは言っても簡単なことだけをやってもらえればいいです。

まずボンネットを開けたとたん、ツンとするような臭いがしないでしょうか。

この臭いが冷却水(クーラント)の独特の臭いなのです。

この時点でシミの原因は水漏れの可能性が高いと言えます。

 

 

水漏れの原因は車の下からしかチェックできない?

基本的に、水漏れもオイル漏れも、漏れだした場所から下に滴るように伝っていきます。そのため、水漏れの原因を突き止めるのは、車をリフトアップして観察する必要があります。

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水漏れの診断で厄介だと思うのは、時間が経過すると、冷却水は乾いてしまうので、漏れている場所を特定しにくいことです。

そのため、駐車場にシミができるくらいの水漏れである場合は、かなりの頻度の水漏れが起きていると考えられます。

見つけにくいし、気づきにくい。

気が付けばエンジンが冷却水不足でオーバーヒートしてしまっていることも少なくありません。

最悪の場合、水漏れを放置したことが原因でエンジンオーバーヒート、点検の結果、水漏れ修理よりもエンジン載せ替え、または車の乗り換えの話にまで発展してしまうこともあります。
水漏れ

水漏れの原因としてよくある事例

冷却水が漏れるのは密閉性を確保できなくなった場所から内圧により外側に押し出されるように漏れてくることです。

ウォーターポンプ

エンジンの内部へ冷却水を送る役割をしている部品ですが、インペラと言われる羽のような部分が、エンジンの回転とともに常に回転し続けています。回転する軸の付近には冷却水が漏れないようにシールと呼ばれる部分があるのですが、ここから水が漏れることが多いです。

また、ウォーターポンプとエンジンブロックの取り付け面のパッキンから冷却水がにじんでくることがおおいです。

もしもこの部分からの水漏れだと、日本車の場合はエンジンが横置きの車種ならエンジンルームの右側、エンジンが縦置きだとエンジンルームの中央付近の地面に冷却水が落ちていることが多いです。

ラジエーター

車体の前側、バンパーのすぐ真後ろくらいに配置されている、冷却水を走行風で冷やすためのわりと大きめの部品です。
ここ二十年くらいの国産車ではアルミと樹脂で構成されたものが多いのですが、樹脂とアルミのコアの継ぎ目の部分から冷却水が漏れてくることが多いです。

この部分からの水漏れなら、前側のタイヤとタイヤのちょうど真ん中付近の地面に冷却水が落ちることが多いです。

ゴムホースのバンド付近

ラジエーターとエンジンブロックや暖房を効かせるためのヒーターへの水の通り道など、ほとんどの部分には金属製のパイプや樹脂製の部品の間を連結するようにゴムホースでつながっています。

冷却水漏れになる原因は、ホースに穴が開いたりするのではなく、ホースを縛るように固定しているホースバンドと呼ばれる部品の間から水漏れを起こすことがかなり多いのです。

 

 

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