引っ越しで車を売ることになった場合、どのタイミングで車を手放すのか迷うところです。
車があれば引っ越しに使用することができますが、駐車場の契約を解除する場合はギリギリまで持つことが難しいです。
いっぽうで引越し先で新しい生活が落ち着いてから車を処分するという引越しをした後での処分ができる場合もあります。
車があると便利ですが処分をするには多くの手続きも必要になり引っ越しの忙しい中ではかなり面倒に感じてしまうでしょう。
今回のお話は
・引っ越しで車を売るタイミングはいつがいい?
・車を手放すときに準備しておくべきこと
・忙しい中で車を売るならどこがおすすめ?
この3点についてご説明していきます。
この記事を最後までお読みいただければ、引っ越しをする際の車の処分のタイミングや準備、早くて効率のいい車の売り方もわかります。
引っ越し|車を売るベストなタイミングとは?
引っ越し前後の生活をイメージしてみる
車を手放すタイミングを決めるまえに、今の住居と引越し先の状況を確認しておくことがとても大事になってきます。
引っ越しの前後で車をどれくらい使うのか決めておく
☑引っ越しに便利な車なので使い道がたくさんある
☑引越し先で一時的に車を保管する場所が確保できる
☑車の処分に関する手続きの時間を引越し後でも確保できる
☑新生活の準備に車があると便利
☑車の価値が低く、いつ売っても気にならない
上記の項目に多く当てはまる方は引越し後に車を処分するほうがいいでしょう。
それに対し、荷物も少なく引越し先への移動も交通機関だけの利用でもスムーズにできる場所なら車を持っていくための手間やお金が余分にかかるだけということになります。
逆に、上記のチェック項目に当てはまらない場合は、早めに車を手放すことで引っ越しがスムーズに進みます。
先に車を処分して身軽になるメリットも大きいです。
価値の低い車ならいつ手放してもOK
車の買い取り額があきらかに安い場合は、中古車の相場が安い時期に売ってしまうデメリットよりも引っ越しに活用させるメリットが大きいと言えます。
例えば、買い取り額が3万円の車が1ヶ月ずらして車を売ることで2万円に下がったとしても、引っ越しに使える利便性のほうを取るほうがお得です。
たくさんの荷物を乗せることができる車なら、引っ越しで活躍する機会も多いので車を手放すのは引っ越しが終わってからでもいいかもしれません。
ただし、あなたが「どうせ価値のない車」と考えている車が非常に高額で取引されていることもあります。
先に買取相場を調べておいて、手放すタイミングを決めてもいいでしょう。
ここまでのまとめ
最適なタイミングを見極めるためのポイント
車は売るのも買うのも時間がかかるので、車を手放してしまったらあともどりできません。まずはその車の利用価値をよく考えておく必要があります。
車を引っ越しに使うと便利なことも多い
ミニバンやワンボックスカー、軽トラックなど、たくさんの荷物を乗せることができる車なら引っ越しで活躍してくれます。
また、粗大ごみをごみ処理施設まで運ぶときや、リサイクルショップに家具や家電を売りにいくこともできます。
自転車が載せられるとさらに便利
車よりも自転車のほうがちょっとした移動に向いていることもあり、自転車を載せられる車は非常に便利です。
結論として、引っ越しに便利な車ほど処分するのはあとにしたほうがいいでしょう。
逆を言えば、実用的ではないスポーツカーなどは高く売るタイミングを見ながら早めに売ってしまうほうがベターと言えます。
新生活のための買い物に車は必要?
引越し先で買い物にタクシーや公共機関の乗り継ぎが必要な地域なら、車があるほうが新生活の準備としての買い物が楽になります。
とくに引っ越しをしたすぐでは大きな荷物の買い物をする機会も多いので、荷物を抱えての移動には車が欲しいところです。
また、交通機関が整備されていないような地方では市役所や銀行などで手続きをする際にも車が役に立ちます。
引越し先でレンタカーを借りるのもおすすめ
大きな荷物を運んだり、家具を購入する際に車が必要な場合は、一日だけ軽トラックなどを借りてしまうのもおすすめです。
自分が所有する車を処分するのは時間も手間もかかるので、レンタルで済ますことができればレンタル料も割安と感じます。
「忙しい」を分散させることも大事
引っ越しの前後は忙しく、バタバタとした状況のなかでいろんな手続きなどをこなしていくことになります。
そんなとき、車を売るための手続きなどがほかの用事と重なってしまうとさらにバタバタとしてしまうことになります。
買取業者とのやり取りにも時間がかかる
車を処分するときは、車を引き取ってもらう業者を探し、それに付随して名義変更をするための書類を集める必要があります。
そのため土日祝日では官公庁での手続きができないことも計算にいれておかないとスムーズに進められないので、早めに準備を始めておくことが望ましいです。
とくに車の買取業者と待ち合わせをしたり、買取店に車を持ち込んで査定を依頼するとなると、かなりの時間を割くことになります。
セカンドカーは早めに処分が正解
2台あって、そのうちの1台を手放すのであれば早めに処分してしまうのはいいのですが、1台きりの場合は注意が必要です。
あまりにも早く車を手放してしまうと、物を運んだり人を送迎するときにも不便に感じてしまうかもしれません。
「売り時」を間違うと損をしてしまう
高く売れる時期に手放すのがおすすめ
車を売るタイミングは、その車を買い取る業者の都合も関係することがあり、月をまたぐと買取り額が減額することもあります。
とくに引っ越しが多い季節では車を売りたい人も買いたい人も多く、買取業者としては買い手のタイミングも大事にしています。
「今月中に納車できるならこの車を買います」みたいな、価格よりもタイミングを重視して中古車を探しているお客も多いのです。
引っ越しで車を手放す前にやっておく準備とは
車の所有者を確認しておく
名義変更には「所有者」が誰なのかが重要
車を手放すには車検証の名義を変更する必要があり、買取業者に売却する際も、車検証に記載されている所有者が誰なのかを確認しておきましょう。
その車を使っているご本人で、所有者と使用者も同じ場合は名義変更もスムーズに進められます。
もしも所有者がディーラーや信販会社のままになっている場合は「所有権解除」という、所有権を移譲するための手続きを依頼しなければ車を売ることができません。
車検証のコピーを取っておく
車の買取査定を依頼するときに、その車の型式や年式が必要になります。車検証の内容を把握しておくことでネットや電話での申し込みがスムーズになります。
そのため、車検証をコピーしておくと買取査定を依頼するときに車の年式や型式など査定に必要な情報を求められたときに慌てずに済みます。
スマホで車検証を撮影しておくとあとで見返せるので便利です。
車の走行距離をメモしておく
電話やネットで車の買取査定を依頼するときに必ず必要なのが車の走行距離です。
走行距離はその車の価値を決める非常に大事な内容なので、コピーをした車検証に書き込んだりスマホで撮影するのもおすすめです。
とくに複数の買取業者に査定を依頼するときは、車検証の内容を何度も聞かれることもあり、画像データとして持っておけば探しやすいです。
必要な書類を調べておく
普通車(登録車)と軽自動車では車を売却するときに必要な書類が違ってきますし、車検証に記載されている「使用者」と「所有者」が違うときもあります。
所有権留保や所有者が死亡していると手続きが煩雑になる
ローンが残っているままで車を売りたいというかたや、所有者がすでに亡くなっているようなケースなら、手続きにも時間がかかってしまいます。
これらに関する疑問は買取専門店や、買い取りに慣れているような業者ならしっかりと把握しているので車検証を見せれば教えてくれます。
また、ローンが残っている車でも売却することはできるので、査定依頼の際に伝えておきましょう。
個人情報を処分する
車を手放すことが決まっているなら、車の中に残っている個人情報を処分しておきます。
よくあるのが、カーナビの中にDVDや音楽CDが残ったままになっていたり、ハードディスクの中に自宅や勤務先などの個人情報のメモリがそのままになっているパターンです。
気の効いた買取業者なら買い取った車のなかをくまなくチェックして適切に処分してくれることもありますが、かなり大雑把なやり方のところも多いです。
自分の個人情報は自分で処分するつもりで、車の中をしっかりとチェックしておきましょう。
洗車と室内清掃をやっておく
査定を依頼するときに買い取り業者に車を見せる必要がありますが、外回りが汚れていたり、室内にゴミが散乱していると査定額が下がってしまいます。
査定を依頼する前に掃除も兼ねて車内の清掃や洗車をすませておけば、少しでも高い買い取りの評価を受けることができるので早めにやっておきましょう。
掃除や個人情報の処分を一緒にやっておくと、車内に思わぬ忘れ物をしていることに気がつくこともよくある話です。
洗車が面倒なら洗車機でも大丈夫です。
車をどこに売るのかリサーチしておく
後述する車内の個人情報の処分と前後しても同時進行でも構いませんが、車を売却する業者を探しておく必要があります。
「いつ売るのか」と「どこに売るのか」どちらも大事
引っ越しをするときに車を手放す場合、手間をかけずにスムーズに売却を終わらせたいと考える方がほとんどです。
ただでさえ引っ越しに関することで忙しくしているときに時間や手間を取られたくないですし、しっかりとサポートしてくれるところに依頼したいところです。
とはいえ「面倒くさいから」とう理由だけで、近所の業者やディーラーに下取りに出すのはおすすめできません。
急いでいると足元を見られてしまう?
引っ越しシーズンに車を手放すユーザーさんも多いですが、引っ越しのほうに気を取られてしまい、車の買取り額が適正なのかを気にしない方もいます。
急いで車を処分したいという雰囲気は買取業者にもしっかりと伝わってしまいますので、車を安く買い叩かれてしまうこともあります。
ポイントは「速く」「広く」リサーチをすること
車をできるだけ高く買い取ってもらうには、より多くの買取業者に愛車の価値を調べてもらい、もっとも高い査定額を提示してくれた業者に売ることが大事です。
そのためには、多くの業者にスピーディにアプローチするやり方でより高く車を買い取ってくれる業者を見つけることがとても大事になってきます。
そのためにはネットを利用したサービスが効率がよく、時間も手間もかかりません。
このブログの中でもしつこく言ってますが
『ディーラーに下取り』はホントにもったいないです。
ネットを活用すれば時間も手間も短縮できる
電話で買取業者に直接連絡をとって買取査定の依頼をすることももちろん多いのですが、このやり方だと昼間の貴重な時間を使ってしまうことになります。
それに対して、ネット経由で買取査定の申込みができるサービスを利用するなら24時間、いつでもパソコンやスマートフォンだけで依頼をすることができます。
急な引っ越しなどで忙しい方にはありがたいサービスですし、ネットで依頼するほうがいろんな業者を選ぶこともできます。
まとめ|車を手放す前にやっておくこと
・車検証の所有者が誰なのか確認
・車検証を出してコピーを取っておく
・車の走行距離もメモしておく
・車検証や走行距離をスマホで撮影しておくとさらに便利
・車をどの業者に売るのかリサーチしておく
・車の中の個人情報を処分しておく
・車内を清掃し忘れ物がないか確認
・査定に見せるまえに洗車をしておく
【必見】車を早く・高く売る方法とは
より多くの業者にネットを使ってアプローチすること
買い取り業者は少しでも安く車を買い取りたいという本音を隠しつつユーザーに値段の交渉をしてきます。
相手を焦らせるような「今なら」とか「ウチが高い」などと、たたみかけてきます。
ところが、他の業者がすでに買い取り額を提示している場合だと、その金額と同じか少し上回る額を提示しないと買い取ることができなくなります。
ライバルがいれば買い叩かれることはない
業者側としてはライバルが多いほど苦しい商談ですが、車を売る側としては業者同士が買い取り額を釣り上げてくれるというありがたい状況です。
ユーザーさんは車の市場価値をリサーチする必要はなく、買い取りのプロ同士で競合させるだけで一方的に買い取り額を決められることはありません。
業者だけで談合してくることもある
ただし、馴染みの業者同士ならLINEを使ってユーザーのわからないところで金額の談合をしているケースもあります。ユーザーを抜きに業者の間で金額の操作をさせないことも大事です。
そのためにも近くの買取専門店だけを回って査定を依頼するのもおすすめではないのです。
買い取り業者も同業者として連絡を取っていたり、個人的に交友があって仕事の相談をしていることもよくある話です。
『早く・高く』車が売れる仕組みを活用する
より多くの業者にアプローチして査定を依頼することで、車の買い取り額を上げていくことはできますが、それにはかなり労力が必要になり時間もかかってしまいます。
今回は『引っ越し』『車の売却』という2つの大きなイベントを同時にこなすという状況で、いかに手間をかけず、早くスムーズに車を売ってしまうか、ということにフォーカスしたお話です。
【結論】おすすめの買い取り査定サービスはどこ?
このブログでよく紹介する2つの車の査定サービスがあります。
それぞれメリットが違いますが、どちらもインターネットをフルに活用したサービスなので引っ越しで忙しい方におすすめです。
「早く」「高く」車を売るならネットを利用しない手はないですね。
ユーカーパックは一回の査定だけでオークションに出品してくれるオークション代行サービスで、営業電話が苦手な人におすすめのサービスです。
MOTAは営業電話も価格の交渉もあるものの上位3社だけとのやり取りと、スピーディな対応なので引っ越し時にはありがたいサービスです。
どちらもスマホだけで完結し、24時間いつでも受付けができて、時間短縮と多くの業者にアプローチできるという利便性の良さが上げられます。
それでは、それぞれのサービスについて詳しくご説明していきます。
MOTA|高額査定を出した上位3社だけとやり取りできる
MOTAの特長は、ネット経由で査定を依頼すると最短で翌日の夕方には査定士とコンタクトが取れているという、業界でもかなりスピーディーな点です。
電話のやり取りは3社のみ
一括査定サイトのように、参加しているすべての業者から電話営業を受けることもなく、もっとも高い査定額を提示してきた上位3社とだけやり取りをする仕組みなので、時間も取られません。
買取価格を交渉することもできる
そのうえ、業者に対して「あと少し高く買い取りできませんか?」といった価格の交渉をすることもできるので、忙しいなかでもできるだけ愛車を高く売ることができます。
最大20社が参加し買取価格を競ってくれる
より多くの買取業者に競合してもらうことは非常に大事なのですが、多すぎるとスピード感がなくなります。MOTAの場合は最大20社が参加する仕組みなので競合もありつつスピーディ。
MOTAの説明動画はこちら ↓
ユーカーパック|オークション代行サービスの最大手
ユーカーパックの特長は、スマホやパソコンから査定依頼をすると、自宅や近所のガソリンスタンドや提携しているヤマダ電機で査定士が直接査定し、オークションに出品してくれるサービスです。
最大8,000社の買取業者が参加
オークションには全国の買取業者、約8,000社が出品された車に対して入札してくれるので買取価格の交渉は一切必要なく、かなり高い買い取り額になっています。
ユーカーパックで申し込む際に車、種や年式を入力すると、その車の相場情報がわかるので、オークションに出品する前にだいたいの売却価格が予測できます。
「売り切り価格」は自分で設定できる
査定が完了しオークションに出品することを決める際に「売り切り価格」と呼ばれる金額を設定、その金額を超える入札があれば売却が決定します。
オークションが流れたらキャンセルもできる
また、入札額が売り切り価格に届かなかったときはキャンセルすることができるので、安く入札額のまま売ってしまうことはありません。再度オークションに出品することも、出品を取りやめることもできます。
ユーカーパックの説明動画はこちら ↓
【結論】時間があるならユーカーパック、急ぎならMOTA
ユーカーパックはオークションに愛車を出品してくれるサービスなので業者とのやり取りも価格交渉も一切不要です。
ただしオークションに出品するので、査定→オークション出品→オークション→落札という手順なので少し時間がかかります。(3日以上)
※ユーカーパックはオークションという特性上、この2つのサービスを同時に利用することはできません。
業者からの電話は3社のみ。価格交渉もできるMOTA
ユーカーパックはオークションなので出品の準備が整うまで少し時間が必要ですが、MOTAに関してはスピード感があるので、ネットで申し込みをしたあと早ければ翌日の18時までには連絡が入ります。
MOTAの公式サイトはこちら>>
ユーカーパックの公式サイトはこちら>>
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