CVT

CVTフルードは純正品と社外品のどっちがおすすめ?

エンジンオイルを交換するときに純正よりも社外品のエンジンオイルのほうが高性能だとかコスパがいいとか聞いたことはないでしょうか。CVTフルードにも同じことが言えるかもしれません。なぜなら、純正のオイルやフルードは自動車メーカーが開発、製造したものではないことが多いからです。どうせ交換するなら性能がよくてできればコスパもいいのも使いたいですね。今回はCVTフルードの社外品と純正品の違いや共通点についてお話していきたいと思います。
車の不具合や修理

スパークプラグを交換しないと高くつく?!どんな効果があるの?

エンジンにとってスパークプラグの役割はかなり重要です。ガソリンエンジンが調子よく回転するには 「よい圧縮」 「良い混合気」 「良い火花」 の三つの条件が必要となります。その中でもかなり地味に大事なのが「良い火花」です。どんな火花でもとりあえずスパークしてくれれば、他の、「圧縮」と「混合気」が問題なければエンジンはそれなりに動いてくれます。
車の不具合や修理

車検でのスパークプラグの交換時期と交換費用が妥当ではない理由

車検での見積もりを見て「スパークプラグ交換」という作業が入っていることはよくあります。場合によっては、車検の前の見積もりを取った段階ですでにスパークプラグ交換が組み込まれていることもよくある話です。ですが、この「車検だからスパークプラグを交換しましょう」というお薦めの仕方は整備士の僕にはちょっと違和感があります。ありますけど、間違ってはない気もします。それは、スパークプラグ交換の時期なども関係しているからです。今回は車検でスパークプラグの交換を勧められた場合のお話なので、長寿命タイプのものは除外してのお話となります。ちなみに、長寿命タイプのスパークプラグは100,000㎞は無交換でいいので車検で交換を勧められることはあまりありません。
エンジン警告灯

ユーザー車検は無駄に厳しい!エンジン警告灯で不合格の場合の対処法

2017年2月より、運転席のメーターなどに配置されているエンジン警告灯が点灯している時点でユーザー車検では審査をお断りしてきます。そのためユーザー車検では、エンジン警告灯が点灯したままの状態では、「車検に合格しない」のではなく、「それ以降の審査を断る」ということなのです。では、それ以前はどうだったのかというと、結構あいまいな判断をしていて「前回のユーザー車検でも点いてたよ」などと言えば合格になったケースもあります。それを「これからは一切審査しない」というスタンスにすることで、口うるさいユーザーとの議論を門前払いにしてしまうことになっています。
車検について

それ節約ですか?ユーザー車検のメリットとデメリットと安全性とは

国の出先機関である陸運支局や軽自動車協会では、毎日ものすごい数の車両の検査をしています。ユーザー車検に持ち込んだことのある方なら経験しているかもしれませんが、まるで流れ作業のように車の検査が行われていて、検査官もユーザー車検の車が入ってくるとちょっとムスッとすることもあります。「やれやれ、素人が来たよ」といった感じで露骨に嫌な顔をする検査官もいました。ですが、彼らの業務を見ていて思うのは「そりゃ、イライラするかもな」と、同じ資格をもつ自動車検査員として同情したくなることもあります。そんな彼らの精神状態で、正確無比な検査ができるでしょうか?実際に、マフラーから排気漏れしているのに合格したとか、ジョイントブーツが避けてても何も言われなかったとか、そんなことはしょっちゅうあります。
ガラスや窓のトラブル

車のサイドガラスが割れたら応急処置の方法と交換費用を知っておこう

今回は、走行中ではなく車を停めているときにガラスが割れていた場合やイタズラなどで割られていたときの応急処置の方法、その後の修理する場合の費用などについてご説明していきます。ちなみに、フロントガラスは強度も割れ方も違いますので、応急処置もできませんのでまったく別のケースとなります
ハイブリッド車

ハイブリッド車の補機バッテリーの上がり!ブースターケーブルのつなぎ方

別の記事で書いていますが、ハイブリッド車のバッテリーが上がってしまった場合は、通常のエンジン車よりも少し厄介なことがあります。基本的には通常の車とやり方は一緒なのですが、補機バッテリーが完全に寿命を迎えてしまった場合は整備工場に依頼したほうがいいかもしれません。場合によっては助手が必要なケースもあります。今回も僕の得意な(?)プリウス・アクアを例にしてご説明していきます。
車の安心安全について

炎天下の車の中に子供が閉じ込められたら?その対策とは?

整備士をしている僕なら別に驚かないのですが、車の不具合で突然エンジンやエアコンが止まることなどは十分にありえることです。もしも炎天下で車を駐車しているときなら、エアコンがストップしてから15分もすれば車内は子供の生死にかかわる状態になっています。このとき、大人が一緒に車内にいるなら問題ないことですが、「ちょっと用事をすませるだけ」と車から離れてしまったために三歳に満たない子供が熱中症で重篤な状態になっていた事例もあります。整備士として、これまでさまざまな車のトラブルやエアコンの不具合を経験してきました。お客様とお話をしていて感じるのは、炎天下の車内では子供にとってはエアコンが唯一の「生命維持装置」だという認識が低いように思えてなりません。いくらエアコンがしっかり効いていても、炎天下の車内に子供だけを残すようなことは短時間でも絶対にしてはいけません。
ブレーキ

車検でのブレーキメンテナンスの内容は?検査に落ちるとは?

よくあるブレーキのトラブルとして、検査ラインという車の状態を測定する検査機器で、どうしてもブレーキの力(制動力)が足りないときがあります。目視でも見つけられないこともありますので、こんなこともまれにあります。もう一度ピットにてブレーキを調べてみると、ブレーキの内部でピストンがさび付いていてブレーキがきかなかったりしたこともあります。
ブレーキ

車検でブレーキオイルの交換をする必要性を整備士が答えます!

車検と言えば、必ずといっていいほど見積もりに入ってくる作業がブレーキの定番メンテナンス。正確には油圧を伝える液体なので「オイル」ではなく「フルード」なのですが、このブレーキフルードは一体どんな役割をするのでしょうか。はたして、ブレーキフルードは車検でかならず交換する必要があるのでしょうか。