こんなN-BOXは買ってはいけない!?人気中古車の選び方と買い方

初代ホンダ N-BOX 軽自動車の選び方

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人気の高い軽自動車といえばホンダのN-BOXですが、中古車としても不動の人気車種です。

ハイトワゴンの中でもスライドドアを採用しているN-BOXは子育て世代だけでなく、あらゆる年齢層のユーザーから需要があります。

とはいえ、人気があるということはそれだけ欲しがる人が多いわけで、中古車としての相場も高くなります。

今回はN-BOXの中古車を購入しようと考えている方に向けた、

・中古で買ってはいけないN-BOXとは

・おすすめのN-BOXのグレードや買い方

これらをテーマにしたお話です。

サボカジ
サボカジ
@整備士

車検整備、新車販売、中古車販売をしてきた僕の経験をベースにしたお話ですが、あてはまらないケースもあるかもしれませんのでご了承ください。

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こんなN-BOXは買ってはいけない?

車と電卓イメージ

それでは具体的にどんなN-BOXは買わないほうがいいのか、いくつか例を挙げていきます。

中古のN-BOXのなかでも「お得ではないN-BOX」とはどんな中古車なのか、できるだけ避けた方がいい物件を紹介していきます。

人気車は中古相場も高い

とはいえ、そもそもN-BOXはかなり人気の高い車なのでN-BOXを選んだ時点でバーゲンセールのような超お得な買い物をすることは難しいことを知っておいてください。

そのうえで、いくら人気車とはいえ「それはやりすぎでしょ・・・。」と中古車販売をする僕でも引くような値段のN-BOXもあります。

この記事を読んでいただいた方々には適正な価格の物件を見つけるコツを覚えてほしいと思ってます。

過走行のN-BOXカスタム

10万キロオーバー N-BOX

走行距離が多くてもお得価格にはならない?

N-BOXのなかでもとくに人気が高いのが、「N-BOXカスタム」です。

デザインもよくまとまっていて、若いユーザーさんには特に人気が高いモデルですが、新車時の価格も軽自動車とは思えないようなビックリ価格です。

200万円を軽くオーバーする新車価格のカスタムモデルなので、中古車で100万円オーバーのN-BOXカスタムもざらにあります。

走行距離と車両価格の相関関係

以前、「カスタム以外のN-BOXはいらない!」と強いこだわりをもってN-BOXを探しているお客様と商談をしたことがあります。

オークションの相場や他の中古車販売店の在庫などを一緒にパソコンで見ていました。

グレードや色もバッチリのN-BOXカスタムを見つけるや、「これ!安いっすね。こんなN-BOX探してくださいよ」

とかなりノリノリでしたが、他の物件よりも明らかに走行距離が多い車だったので値段も「少し」安かったのです。

ここで「少し」という部分がミソで、人気のないモデルならもっと安い価格設定になっているはずですが、カスタムではかなり強気な値段の付け方をしていることが多いです。

例)走行距離と価格設定の違い

たとえば、年式、色、グレードが同じN-BOXカスタムでも人気車ということで、それほど価格が下がりません。

5年落ちN-BOXカスタム

①走行距離5万キロ → 130万円

②走行距離10万キロ → 100万円

あくまでもイメージですがこんな感じ。

走行距離が2倍ということで24%ほど安い計算になります。

それに対して、標準的な軽自動車の低いグレードなら走行距離と中古車価格の変動はこんな感じ。

5年落ちニッサン・デイズ(色もグレードも同じと仮定)

①走行距離5万キロ → 85万円

②走行距離10万キロ → 50万円

こちらも同じく走行距離が倍ですが、41%ほど安い計算になります。

※あくまでも例として上げています。実際の相場ではありません。

ここでお伝えしたいことは、人気車は走行距離が多くても欲しがる人が多く、本来の価値よりも高い価格設定をしているということです。

中古車としての価格を決める上で大きな要素となるのが走行距離ですが、これは整備士の僕も同意見です。

走行距離はホントに大事

走行距離が多いほど故障のリスクは高くなりますし、前オーナーがどんな扱い方をしてきたのかがわからないぶん、距離が多いほど「当たり外れ」が大きく違います。

なかには非常に丁寧に扱ってきた10万キロ走行の中古車もありますが、その一方ではエンジンオイルの交換やCVTフルードの交換、荒い運転など、トラブルの要素が多い物件もあります。

もしもこんなN-BOXカスタムを高い価格で買ってしまったら後が大変で、高額な修理をする羽目にもなりかねません。

5年経過している中古車なら、新車からの保証も切れているので、エンジンやCVT(ミッション)が壊れていたら本当に悲惨です。

人気車を買うリスク

状態のいい10万キロ走行のN-BOXカスタム

状態の悪い5万キロ走行のN-BOXカスタム

状態の悪い10万キロ走行のN-BOXカスタム

状態のいい5万キロ走行のN-BOXカスタム

これらはすべて『人気のN-BOXカスタム』という同じくくりで販売されていて、車のコンディションと価格が比例していないこともあります。

サボカジ
サボカジ

「ハズレでも高い」

それが人気車を中古で買うリスクといえます。

総額で30万円~40万円のN-BOX

値段の安い人気車の内容とは

N-BOXはデザインがいいというだけでなく、両側がスライドドアで使い勝手がいいので、日常の足として使用しているユーザーさんも多いです。

そのため、機能性のよさに惹かれてN-BOXの購入を検討する方も多いですが、「とにかく安いN-BOXが欲しい」となると注意する必要があります。

たとえば総額で30万円で乗れるN-BOXがあるとします。

整備士や査定士がその車の内容を実際にチェックしてみると、かなり前途多難な物件かもしれません。

低年式かつ走行距離は10万キロを超えていて、内装にも汚れが目立ち、ペットやタバコのニオイがしっかり染み付いている場合もあります。

タイヤもかなり摩耗して、購入して数カ月後にはタイヤ交換をする必要があり、CVTフルードの交換もしていないので今から交換するのは少しリスクもある。

エンジンオイルの交換をサボっていたようで、エンジン周辺からはオイル漏れが始まっていて、エンジンオイルが燃焼して減っていく「オイル消費」も進行している。

などなど、車の買取査定をする人たちからすれば、「これはキツイな。でもN-BOXだから買い取るか・・。」という物件が『値段が安くてお得そうなN-BOX』の正体かもしれません。

もしも外装がキズやヘコミだらけの状態なら、人気車でなければ廃車になるような場合でも、見た目が問題なければ中古車として並べられる可能性があります。

お得な物件もあるかもしれないが・・・

サボカジ
サボカジ

ちょっと好みが分かれるようなボディカラーを選べば割安で購入できることもあります。

かなりひどいケースのN-BOXの事例を紹介しましたが、そこまで酷い内容でなくても安く購入できるN-BOXもあります。

たとえば、N-BOXのなかで最も低いグレードで、最も人気のないボディカラーで装備も最低限の物件ならけっこうお得な買い物ができます。

ただしその車の装備やカラーでも妥協できるかどうかによりますが、N-BOXの機能面が気に入って購入するのならアリかもしれません。

板金修理が得意な中古車屋さんのN-BOX

N-BOX 板金修理前の状態
※画像はイメージです

人気車は事故車でも高く売れる

N-BOXの中でもとくに高い人気のモデルだと、N-BOXカスタムのターボモデルでボディカラーはパールホワイトやブラック系などです。

新車で購入すれば220万円は軽くオーバーする人気モデルですが、中古車としても高い価格で販売できる車種は、大きな事故をしていても修理されて再販されることも多いです。

そのため、高年式車で人気の車種は事故をした現状のままで買取りされることもあり、自社でフレーム修正までできる板金工場を持つ業者が仕入れることもあります。

すべての板金屋さんの悪口じゃないので悪しからず

たとえば10万円で仕入れてきた大破したN-BOXカスタムターボをかなり適当な修理をほどこして外装だけはピカピカにして100万円で店頭に並べておけばエンドユーザーが買ってくれたりします。

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オートオークションに出してしまうとフレーム修正の痕跡も見破られるので「修復歴あり」という判定をされて出品することになるのでここまでの高値は付きません。

それに対して板金修理の痕跡を見つけることができないような一般人なら「安ーーい!」となってしまいます。

「この車ね、ちょーとだけ修理してるのよ。でもかえってお得だよ。」

みたいなセールストークに乗せられて購入してみたら、数年後に塗装の塗むらや雨漏り、走行中の異音やドアがしまりづらいなどの不具合が出てくることも「あるある」な話です。

人気車だからこそ事故車でもコストをかけて板金修理をして大きな利ざやを得ることができます。不人気車や低年式車なら廃車になっていたのかも・・・。

水没したN-BOX

水没した町

軽度の水没は見破れない

僕自身も整備士として水没車の復旧を何台もしたことがあり、その当時は地域が冠水したことで毎日のように水没車の修理や部品交換、室内清掃をした経験があります。

水没を経験した車のすべてがダメなわけではありませんが、長く乗っているうちに室内から異臭がしたり電装のトラブルが後遺症として出てくることがあります。

車内への水没でもフロアに水が溜まるくらいの水没なら、シートや内装、フロアカーペットなどの布類をいったん取り外して洗浄することで問題なく乗れるようになります。

ただ、水没した履歴を隠したまま再販されていることもあり、N-BOXのような売れる車では多少の無理をしてでも水没跡を消してしまいます。

水没した地域に近い販売店のN-BOXは水没している?

ゲリラ豪雨や台風、高潮などで水没してしまった車はそのまま廃車になってしまうケースもありますが、高年式の人気車となると中古車として再販されることがあります。

水没したレベルにもよりますが、安く買い付けてきた水没車を復活させることは中古車業界ではわりとあることです。

悪質なケースもある

ただし、なかには悪質なケースもあり、保険会社から「全損です」と認定されて保険金を受け取ったような車を復活させているケースもあると聞きます。

どういった経緯で渡っていったのかはわかりませんが、高い利ざやをとることができる人気車なら手間をかけて水没車を復活させ、それなりの価格で売る業者もいます。

サボカジ@整備士
サボカジ
@整備士

最近、ニュースでも報道されてましたが水没車を偽って中古車として販売していたケースがありましたよね・・・。

水没車は別の地域で再販されることも

水没した地域のちかくで水没車を中古車として販売しようとすると、水没車かもしれないと勘ぐられることもあるため、全国ネットのオークションに流してしまうこともあります。

こうなると、水没の痕跡をしっかりと復旧してしまえば見破ることは難しく、後遺症も出ないままで次のユーザーが使っていることもあります。

お得なN-BOXの中古車の選び方

中古車展示場

N-BOXは販売台数が多く、中古車販売の専門店やサブディーラー、町の整備工場でも中古車として販売されていますが、その内容と価格設定にはかなりのバラつきがあり、なにがお得なのかもわかりにくいです。

その中でも、新車・中古車の販売をしてきた経験上、人気車のN-BOXを中古で購入するなら、品質と価格のどちらでも安心できる購入方法をいくつか紹介します。

ディーラーの認定中古車がおすすめ

新車を販売することをメインにしているディーラーでも中古車を販売していることがあります。

下取り車として入ってきた車を整備して中古車にするケースや、販売台数を稼ぐために登録して代車にしているものを販売することもあります。

ディーラーでは、いくら人気が高いモデルでもプレミアを付けて販売することはなく、新車よりも高い中古車とか、新車に近い価格の中古車を売ることはありません。

高く売れる人気車とはいえ適正な価格にしておかないと、新車を仕入れるメーカーから苦情が入ることもあります。

新車を販売することをメインにしているディーラーにとっては中古車の販売は「そこそこの利益」を出すことができればいいのです。

保証継承が早くて割安

走行距離も少ない高年式車は、中古車として購入する際にディーラーに持ち込んで「保証継承」をしてもらう必要があり、販売する販売業者がディーラーに依頼しています。

ディーラーで販売している中古車の場合は、保証継承を自社ですることができるので割安にすることができ、納車までの期間も短くすみます。

中古車としての値引き交渉のなかで「保証の継承もサービスやっておきます」という流れになることもあるので、そこはディーラーだけの強みです。

納車前の整備もディーラーの整備士がやってくれる

中古車として購入する際に心配になるのが、「ちゃんと整備してくれてるのかな?」という部分ですが、ディーラーで購入する中古車ならその部分でも安心です。

展示車や試乗車・代車もお得な物件

初代N-BOX 白

ある意味では「ワンオーナー」

ディーラーやサブディーラーでは販売促進として試乗車を用意していることもありますが、試乗車は買い取っているのでいずれは中古車として再販しています。

とはいえ人気の高い車の中にはアルファードやランドクルーザーのような高級車もあり、試乗車として登録することはありませんし、展示車も限られてきます。

それに対して実用的な軽自動車であるN-BOXでは代車や試乗車として登録してしまうこともあるので、程度のいい中古車としてディーラーに並ぶことがあります。

「登録未使用車」もおすすめ

「新車を売ってなんぼ!」という時期もある

大量に新車を仕入れることでメーカーからの報奨金と、安い仕入れ価格の条件を引き出して利益を出す販売店もあります。

自動車メーカーとしては、まとめて100台を仕入れてくれるような場合だと一台あたりの仕入れ価格もかなり安く設定してくれます。

1月の初売りに並ぶ未使用車

正月の新聞折込チラシに驚くような安い価格で軽自動車やコンパクトカーが載っていることがあります。

そのからくりは、メーカーにまとめて大量に発注することで報奨金をもらい、台数に限りはあるものの格安の未使用車を店頭に出すことができます。

グレードは低い場合もありますが、確実にオトクなので条件が合えばいい買い物ができるでしょう。

年度末に登録される未使用車

ディーラー直系ではないものの、そのメーカーの看板を出している販売業者では、販売の実績は「何台の車を登録したのか」という登録台数が販売実績の基準になります。

そのため、買い手がいなくても人気車ならとりあえず仕入れた車にナンバーをつけて登録してしまえばメーカーに対しての販売実績をクリアすることができます。

かなりの見切り発車ですが、それでも確実に売れるような車種なら、あとでどうにかして売ることができるのでN-BOXでもよくあるケースです。

車検は数ヶ月ほど短くなっているものの、メーカーからの保証も付いていて、装備やグレードが妥協できるならお得な買い方といえます。

割高な「カスタム」は新車がいいかも

納車までに時間がかかるような人気車種では新車のに近いような価格で販売していることがあります。

N-BOXのなかでもとくに人気の高いカスタムやカスタムターボは、そもそも中古で買わないほうがいいのかもしれません。

上述したようなディーラーの展示車などがあればいいのですが、せっかく200万円オーバーの買い物をするのなら新車で購入するほうがちゃんとした買い物ができます。

納期は長めですが、今の愛車の車検が長く残っている場合なら新車が届くまでつなぎとして乗っておけばいいのです。

新車のN-BOXならどこで買うのがお得?

状態がよくない中古車でもそれなりの価格設定がされてしまうようなN-BOXの上位モデルに関しては、新車で購入するのが手堅い買い方だとお話しました。

では、新車のN-BOXはどこで購入するのがいいのかというと、車両代金の支払方法で違ってきます。

現金一括で購入するならディーラーで値引き交渉

1月下旬から3月中旬にかけて新車の商談が活発になり、ディーラーだけでなく大手の中古車販売業者でも新車販売が好調です。

いろんな販売店を回って見積もりをとり、いろんな業者を競合させることで値引きを引き出すことができます。

とくにN-BOXでもカスタムなどの上位モデルでオプションを付けている場合は利ざやも大きいので値引きの幅もあり交渉のしがいがあります。

なお、ディーラーでの商談のまえにネット経由で新車の見積もりをとっておくこともでき、近くのディーラーとメールでやり取りもできるMOTAの新車見積もりを利用しておくのもおすすめです。

諸費用等の細かい内訳も把握できて、別の販売店で商談をする際にも値引き交渉の比較にも役立ちます。

MOTAの無料新車見積もりはこちらから⇛

まとめ|お得なN-BOXの購入方法は?

・N-BOXは人気車なので買取価格が高く中古車の相場も高い

・総額で30万円~40万円という低価格のN-BOXは状態が悪い物件が多い

・グレードが低く人気のないカラーを選べば割安でN-BOXを購入できる

・人気の高いN-BOXカスタムは事故車や水没車でも売られることがある

・中古の当たり外れが激しいN-BOXカスタムは新車や試乗車がベター

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