車を購入する時はディーラーで購入するのが間違いないと言う考え方でいるお客様は結構おられます。
ですが、その後のサービスに関してはカー用品店や、民間車検場等の方が価格が安かったり
作業がスピーディーだったりといった、ディーラーにもないサービスがあるため、
車の購入はディーラー、それ以外は全てディーラー以外に依頼すると言う方もかなりおられます。
それでは、車を購入した後全くディーラーとの付き合いが途切れてしまった場合は何か問題があるのでしょうか。
今回はディーラーとの付き合い方やメリットなどについてお話ししていきます。
▼関連記事▼
【ディーラーに関するまとめ】カーディーラーでの商談・車検・保障・特殊な作業など
ディーラーで車を購入後の付き合い
新車を購入した場合は繋いでおくべき
ディーラーで新車を購入した場合は、何よりも保証の問題があるので、付き合いは切れない程度にはやっておくべきです。できれば気軽に相談をできる位の関係を築いておく方が、ちょっとした不具合などでも言いやすいです。
ディーラーで整備士をしたことはありませんが、ディーラーで働いたことがある整備士や営業マンは今の職場に何人もおります。また、僕自身も新車の販売をすることがありますので、新車をご購入いただいたお客様からのクレームやお叱り、不満などをお聞きする事は何度もあります。
そのためディーラーの営業マンや整備士の気持ちはある程度理解できます。彼らの心理としてはいつも利用してくれているお客様には、少しの無理も聞いてあげようかなと言う気にもなります。
もちろん保証をする場合はきちんとした手順が必要なのですが、メーカー側もある程度の裁量権は現場に持たせてくれていますので、かなりグレーな判断の場合はそのままオーケーをもらえることもあります。
もしも新車購入からほとんど付き合いのないお客様の場合だと、それまでの間どんな整備をしたのかどんな扱いを指持たせてくれていますので、かなりグレーな判断の場合はそのままオーケーをもらえることもあります。
もしも新車購入からほとんど付き合いのないお客様の場合だと、それまでの間どんな整備をしたのかどんな扱いをしてきたのかが分からないので、一般保証や特別保証をする場合もかなり慎重になってしまいます。
ディーラーとの付き合いをやめるとどうなる?
大きな問題はないけれどプラスアルファは望めない
ディーラーで車を購入してその後ディーラーをほとんど利用しない場合、何かデメリットがあるのでしょうか。
実はそれほど大きなデメリットはありません。なぜならリコールなどの重大な結果に関しては、メーカーから直接リコールの案内の葉書が届いたりもします。
またメーカー特別補償を受ける場合は5年100,000キロ以内の範囲で問い合わせをすることができますが、久しぶりにディーラーに足を運んだとしてもそれほど嫌な顔はされません。
どちらかと言えばディーラーの営業マンは、自分が販売した新車の3年後、5年後の車検のリターンを数値として成績にされます。
どこに新車から最初の車検はぜひとも入庫してほしいのが本音です。
そのため、初回の車検の時に車検を受けてくれたお客様には、多少の無理を聞いてくれることもあります。
例えば、「パワーウィンドウの調子が悪いけどなんとかならない?」と依頼すると
「保証期間ぎりぎりということで部品を交換しておきました」などと事後報告で交換しておいてくれた、などということもわりとある話です。
ディーラーで整備をするメリット
ディーラーの得意分野なら依頼してもいい
タイヤ交換やオイル交換なら、ディーラー以外のたくさんの整備工場やカー用品店で依頼することができます。
スピーディーに作業をしてくれたり、純正品以外のインポートオイルでの交換ができたりとさまざまサービスが価格も含めて競合していますので、無理にディーラーでする必要はないかもしれません。
ですが、CVTフルードの交換などとなると、いきなり逃げ腰になる整備工場やガソリンスタンドも多いです。
他にも専用のツールが必要な作業や純正の外部診断機がないとなにもできない作業もありますので、ディーラーにはディーラーにしかできないことや得意な作業を依頼するのがおすすめです。
ディーラーでしか実施できないリコールも多数
リコールの内容によっては車検に合格しないような内容のものもあります。この場合はディーラーでしか作業を依頼できないうえに、予約をしないとなかなか車を入庫させてくれないこともあります。
大量のリコールが発生した場合、ディーラーの整備士たちは連日のように残業をすることになり、
いつでも構わないような作業を依頼しても「忙しいので待ってください」の一点張りで、入庫日のめどすら教えてくれないこともあります。
こんなとき、普段からディーラーとの付き合いがある場合だと、早めに情報が入ってくることもあります。
「近々大量のリコールがあるから、先に作業をやっておきますか」などと時間を割いてくれることも常連さんなら融通をきかせてくれることもあるのです。
まとめ
ディーラーで新車を購入したのなら、初めの三年間はオイル交換や定期点検などを依頼しておくことはメリットが多いです。
車が新しい時期なので買い替えの営業もされませんし、新型の車種ならリコールも多く発生することもあるので、いざという時のために時々は利用するのがいいでしょう。
もちろん、信頼できる営業さんや、丁寧に整備をしてくれる信頼できるスタッフがいるのなら、より深い付き合いをしてもいいでしょう。
お客様から信頼を勝ち取っている営業さんは、様々なことに気を配ってくれることもありますので、
不具合の情報なども早めにキャッチして、こちらから言わなくても保証の準備をしてくれることもあるからです。
▼ 関連記事▼ページ
中古車のメンテナンスパックをディーラー加入はお得?メリットとデメリットは?
コメント