もちろんディーラーだけではありませんが、整備工場には高い技術力を持ったベテラン整備士と、まだまだ発展途上の若い整備士がいます。
同じだけの経験を積んでも、ミスが多い整備士と、どんどん技術力が上がっていく整備士もいます。
技術力のある生物といっても時間をかけて上達した整備士と若くてもセンスが良くて急成長している整備士もいます。
その一方でミスが多くベテランと言われる年齢でも考え方が曖昧で故障診断なども得意では無い整備士もいる事は確かですミスが多い整備士と、どんどん技術力が上がっていく整備士もいます。
技術力のある整備士といっても時間をかけて上達した整備士と若くてもセンスが良くて急成長している整備士もいます。
その一方でミスが多くベテランと言われる年齢でも考え方が曖昧で故障診断なども得意ではない整備士もいる事は確かです。
もしも同じ料金を払っているのなら当然腕の良い技術力のある整備士に自分の車の整備をしてほしいですが、果たしてディーラーでは整備士の使命をする事は許されるのでしょうか。
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ディーラーは担当の整備士を選べない?
ディーラーでひどい目にあったと語るお客様
これはメーカーによって考え方が違いますので一概には言えませんが、かつてはディーラーの整備士は、
まるで使い捨てのように若い整備士を安い給料で使ってはやめていくのをそのまま放置していくと言う構図がありました。
つまり整備のいろはを習っただけの若い整備士にたくさんの仕事を短期間にやらせて、高い工賃を請求することで収益を上げると言う方法です。
このやり方が通用した時代と言うのは、自動車が好きでたまらない、だから自動車に関わる仕事につきたい。
そういった若い人たちがたくさんいた時代でした。
ですが、夢と現実はあまりにもかけ離れていて、毎日のように同じ車の整備をやり続けることで、仕事に対しての情熱をしなってしまうようになっていきます。
結果的には雑な仕事を日常的にするようになり、お客様から大変なクレームをいただいてしまうことを気にしないような整備士になってしまうことがあります。
僕の勤める整備工場に長年来店される、少し年配のお客様は、以前ディーラーで車検を依頼したところ、考えられないようなミスをたくさんしていることがわかり、
それ以降はディーラーを信用できなくなったと言っていました。
そもそもディーラーの整備士は技術力がない?
結婚できないと嘆いていたディーラーの整備士の話
ディーラーの整備士の給料は驚くほど安いことが多いです。
本来は車が大好きで車に携わる仕事をしたかったはずなのに、好きな車を買うことも所有することもできないほど給料が安いと言うジレンマにかなり悩んでしまいます。
さらに深刻なのは給料がほとんど上がらないため、結婚しても妻子を養うほどの経済力がないため、結構に対して否定的な考えかと思ってしまう若い整備士も結構います。
結果的に若い整備士が技術的に成長していくと給料も上がらなく結婚も難しいと言う事実に気づき、他の業種に転職してしまったり、ディーラー以外の整備工場に移ってしまったりすることが多いです。
このような悪循環が続くことでディーラーには腕の立つ整備士やベテランの整備士がほとんどいないと言うケースも結構あります。
難しい作業を依頼しても逃げ腰になっていて断ろうとしてくる整備士や、やたら時間がかかったことを部品が届いてないなどの嘘をついて良さを煙に巻く整備士もいます。
ディーラーでは整備士を指名をする客をどう思っている?
整備士を販売員に仕立てる理由
ディーラーだけではありませんが、技術力があって接客がうまく、説明も上手な整備士はいつの間にかお客から指名を受けることが多くなります。
さらに乗り換えの相談まで受けるようになり、営業マンがいくらの理解を進めても首を縦に振らない顧客でも
長年信頼して作業を依頼してきた整備士が乗り換えを進めるとあっさりとそれに従うことも少なくないです。
そのため整備で培った人脈や車への知識を利用して販売員にどうにか仕立てようとする考え方が昔からディーラーにはありました。
つまり特定の整備士を指名してくるお客様のことを、ディーラーは割と肯定的に考えています。
なぜなら整備士についた顧客と言うのはそのまま乗り換えに発展するケースも少なくないからです。
さらに整備士本人から乗り換えの提案をさせることで、さらに成約率が上がるケースが増えます。
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