車内から異臭がする!芳香剤よりも原因を特定してみよう

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運転中に車のなかでヘンな臭いがして気になったことはありませんか?

とくに鼻につくような異臭などだと車内で快適に過ごすことができなくなりますね。

今回は車の異臭の原因や簡単な特定方法、解消法をご紹介していきます。

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車の異臭にはどんなものがある?原因と対策法

常に異臭がし続けている場合

車内に乗り込んだ時に常に嫌な臭いがする場合は、運転手や同乗者が車内に持ち込んだものが原因になることが多いです。

その中でも特に臭いを車の中に残してしまうのが、「食べ物」や「飲み物」です。

例えばドライブスルーで購入したハンバーガーを助手席に置いたときなどです。
テイクアウトのために紙の袋に詰めてくれるのですが、その紙袋ですら、独特のニオイを放ちますよね。

ただ、これらのような車内の空間に漂うような臭いに関しては、内装などの布に移るまえに室内の換気をしてしまえば、わりと簡単に外に出すことができます。

おススメなのが、走行中に窓をなるべくたくさん開いてしまうことです。外の空気を取り入れ、代わりに後ろの窓から車内の空気を換気するならこのやり方が一番手っ取り早いです。

逆にやってはいけないのが、食べ物の臭いが車内に残ったままで室内の窓をすべて締め切って長時間停車することです。これをやると車内に臭いを浸み込ませていくことになります。

 

室内にジュースなどをこぼしてしまった

お茶とか水なら問題ないのですが、甘味料がたくさん入ったジュースなどだと、これが異臭の原因になります。

さらに小さなお子様が吐いてしまったときなどは大変。この場合はすぐに濡れたタオルなどでふき取ることが大事です。

ただ、吐しゃ物はかなり強酸性だったりするので、鼻に刺さるような強烈な臭いに変化していくことがあります。

こぼしてしまった場所がシートの上だったりすると、どんどんシートのスポンジ状の中に浸み込んでいきます。

こうなると、臭いを完全に除去するのは難しくなります。できるだけ早く濡れたタオルなどでふき取って、車の室内清掃の業者さんに依頼するのがいいでしょう。

 

新車のときから独特な臭いがしていた

この場合は、効果的な対処方法がない場合があります。そもそも、この「新車の臭い」は室内に使用されている内装や特殊な接着剤、塗料などの放つ臭いです。

もちろん、ハウスダストのような安全性には問題のないことに配慮されているので、人体に有害なことではありません。

数年間と車に乗っているうちに自然に薄くなってきます。

車用の芳香剤や消臭剤を使用することで対処するしかありませんが、家庭用の消臭剤「ファブリーズ」とか「リセッシュ」などをシートや内装に軽く噴霧することで和らげることができます。

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エアコンを入れると酸っぱい臭いがする

これは夏場のクーラーを多用する場合によくおきます。

このエアコンの臭いに関しては別の記事で臭いの原因と対処方法についてご説明しています。

焦げたような臭いがする

車を走らせていると室内に焦げ臭いニオイや焼けたような臭いがすることがあります。

とくに室内に空気を取り入れる状態になっているとハッキリとわかるときがあります。

これは、エンジンルームの臭いが室内に入ってくることが原因なのです。

よくある原因として、エンジンオイルがエンジン辺りから漏れることでおきます。

排気管(マフラーなど)に漏れたオイルが付着して、排気の熱でエンジンオイルがコゲてこのような異臭がするのです。

 

ゴムの焼けたような臭いがする

また、「キューッ」という、なにかが滑るような甲高い音とおもにゴムの焼けたような臭いがするケースもあります。

これは、エンジンルームのなかで、エアコンベルトや発電機のベルトが張り不足のために滑るためにおきることが主です。

ゴムでできたベルトが金属製のプーリーとの間で滑り、摩擦で焼けるとこんな臭いがします。

これらのような焦げた臭いは、車から降りてボンネットの周りで臭いを嗅ぐとハッキリとわかります。

こんな場合はできるだけ車を走らさずにレッカー移動を依頼するか、なるべく優しい運転をして整備工場に入庫することをお勧めします。

 

まとめ

車の臭いには「生活臭」もありますが、室内や室外から臭いがするもののなかには不具合の予兆となるシグナルであることもあります。

とくに燃料のような臭いや、普段あまり嗅いだことのないような臭いが車のエアコン吹き出し口からし始めたら、エンジンルームから臭いが入ってきている可能性があります。

そんなときはエアコンの空気導入の設定を確認してみてください。

もしも「外気導入」の状態になっているのなら、エンジンルームからの異臭である可能性が高いです。

一時的な症状でもある可能性が高いのですが、整備工場に相談をする際に、整備士が不具合を発見するヒントになることがありますので、自分の言葉でいいので、そのときの異臭を覚えておいてください。

たとえば、

「焼けるような臭いがする」

 

「焦げるような臭いがする」

 

「ビニールが焼けるような臭いがする」

 

「鼻にツンとくるような臭いがした」

 

など、臭いの質を整備士に伝えることで、不具合を早く見つけることができる場合もあります。

 

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