国産車のカーバッテリーの選び方とおすすめメーカー

DIYでメンテナンス

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車を構成する部品のなかでも大事な役割をしているバッテリーですが、

種類によって価格や寿命もずいぶん違います。

今回は、バッテリーの種類やそれぞれの車種に合ったバッテリーの選び方をご紹介します。

 

また、最近はネットで購入してきた自動車部品を取り付けしてくれる整備工場も増えてきました。

とくにバッテリーの持ち込み交換は引き受けてくれ安い作業なので、ネットで安く購入するといいでしょう。

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バッテリーの選び方

【ステップ1】バッテリーのサイズを確認しておく

車によって適合するバッテリーのサイズや種類はある程度決まっています。
バッテリーの箱の大きさとプラス端子とマイナス端子の位置、あとは端子の大きさです。

まずはボンネットを開けて直接バッテリーのサイズを確認するのがおススメです。

たとえば、この画像のバッテリーだと

「40B19L」という種類のバッテリーですが、

「40」が性能ランクを数字で表しています。この数字が大きいほと始動性能や電気を蓄える容量が大きいことになります。

「B」は、バッテリーの側面サイズを表しています。

「19」はバッテリーの長さを表し、この場合は横の長さが19㎝ということになります。

「L」はプラス側の端子が、向かって右側にあるのか左側にあるのかを表しています。

つまり、この四つの項目をすべてそろえれば、サイズとしては適合することになります。

ただし、これだけでは「充電制御車」なのか「通常の充電車」がわからないですね。

【ステップ2】充電制御、アイドルストップなどを確認
アイドルストップ車の場合は実際にアイドルストップするのでわかりやすいですし、そもそもバッテリーに表示されているサイズも違います。

ところが充電制御車かどうかは意外に判断が難しいです。

さらに充電制御車なのかアイドリングストップ車なのかでも適合するバッテリーは違います。

確実でお手軽なのは、バッテリーメーカーのホームページなどで確認できるといいでしょう。

普段はプロの整備士である僕でも、適合するバッテリーがわからないときもあるのですが、車が新しくてバッテリーのカタログにも載ってないときは、ネットで調べています。

 

バッテリー検索システムを作ってみた

アイドルストップ車やハイブリッド車のバッテリーの価格に驚いたユーザーさんも多いと思います。

ディーラーでのバッテリー交換で5万円とか普通に請求されますが、自分で交換すれば2万円くらいで済むことも多いです。

車の維持費を下げるなら、DIYでバッテリーを交換できるようになると数万円の節約になります。

そこでネットで安くバッテリーを購入しやすいようにバッテリーの適合表を作ってみました。

使い方は、

メーカー →

車種を選ぶ →

バッテリーのサイズと充電制御かどうかの確認

あとはサイズをあわせるだけ。

ぜひつかってみてください。

【整備士の備忘録】車のバッテリー適合表
 

同じ車種にいろんなバッテリーの種類がある理由

今回例に取り上げたこのハスラーという車ですが、変速機がオートマチックもあればマニュアル車もあります。

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さらにターボ車もあれば4WDもあり、「4WDだけどターボなし」もあれば「2WDでもターボあり」のハスラーもあります。

同じ年式のハスラーでも性能によって燃費もぜんぜん違いますし、そのぶんバッテリーに求められるスペックも違ってくるのです。

見た目はそっくりなハスラーでも、中身は全く違うからバッテリーも違うということなんでしょうね。

バッテリーをネットで購入しても安心できる理由

日本製のバッテリーは非常に優秀で、しかも品質が安定しています。

パソコンやカーナビのように、精密機器でもなく単純な構造ですから有名メーカーのものを選べば「はずれ」を引くことはほぼありません。

そのため、購入する価格の違いはどこを経由して購入するのかだけです。

整備工場やガソリンスタンドでバッテリーを購入すると小売店での価格になり、かなり割り高で購入することになるのです。

全く同じバッテリーなのに、Amazonや楽天などで購入すると、半額近い価格で購入することができます。

 

整備士がおすすめのバッテリーメーカーや商品は?

ここではランキング形式はあえてさけて、整備士をやってきた僕の独断と偏見でお話していきます。

・国産バッテリーメーカーの二強
GSユアサと古河電池(フルカワ)、さすがにバッテリーの製造をメインにしているだけあって、バッテリーの品質は安定しています。

ただ、価格帯によっては「うーん、普通」ってのもあります。メーカーとしてのノウハウはかなり持っています。

・パナソニックのアレ
パナソニックのカオスというバッテリーがありますが、これはかなり強いバッテリーですね。ただし小売店やカーショップ、整備工場で購入すると、平均的なものの1.5倍から2倍ちかくします。

じつはネットでいくらでも購入できますので、バッテリーを持ち込み交換してくれる整備工場を知っているならおススメです。

・ガソリンスタンドのバッテリーが侮れない
意外と思われますが、ガソリンスタンドさんが販売しているバッテリーのなかでも、非常に強いバッテリーがあります。

石油元売り会社のブランド名を冠する

「エネオス ヴィクトリーフォース」

「出光 ダイハード」

とくにこのバッテリーたちは、かなり強いですね。めちゃくちゃ長持ちしている事例も知ってます。

ただし、値段もかなりのもので、しかもネットでは正規品を購入することはできないみたいです。

おそらく自社ブランドの商品の値崩れを嫌がって、ガソリンスタンドや販売代理店にしか卸さないみたいです。

 

・ボッシュも強いかな
そう、ボッシュの密閉型のバッテリーもかなり強かったですね。かつての愛車にもつけてましたけど、5年くらいは普通にもちました。

 

・ACデルコ
ここのバッテリーもなかなかのもの。ただ、僕のイメージでは、かなり強いのと普通のとが似たような価格であるので要注意です。
 

【整備士の備忘録】車のバッテリー適合表

 

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