CVTから異音が出ていても下取りや買取りはできる?高く売るコツとは

オートマチックの室内画像 CVT

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今回は、CVTから異音が発生した状態での車の買取査定や下取りに関するお話で、お客様からもよく相談を受けることがある事例です。

CVTは、ATやMTよりも異音が出やすいトランスミッションで、代表的なものとしては

「ウィーーーン」とか

「キーーーーン」といった

モーターのような少し甲高い音です。

これらの音は「故障の前兆としての異音」とは言えないケースもありますが、

なかには本当に異常な音が発生していることもあります。

整備士サボカジ
整備士サボカジ

とはいえ、異音がしていることを秘密にしたまま車を売ると瑕疵担保責任に問われてしまう可能性もありますし、そもそもモラルの問題もありますよね。

今回は、CVTから異音が出ていることを買取業者さんにも伝えたうえで、いかに高く車を買い取ってもらうのかというお話です。

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CVTから異音がする車の下取り額は?

CVTイラスト6

異音によっては大幅な査定額ダウン

CVTから異音が出ている場合、ほとんどの場合は、走行距離にして10万km以上は走行していることが多く、メーカーから受けられる特別保証の期間も切れていることが多いです。

大きな異音がしている場合は本来の買取額の半額以下になってしまうことがありますが、買取店によってはリスク回避のために買取を断られることもあります。

ただし人気車の場合はそれでも買取をしてもらえることがありますが、廃車に近い金額に少し上乗せをしてくれるくらいでしょう。

この場合、CVTからの異音がたまにしか鳴らないような再現できない状態でも、異音については査定士には必ず申告するようにしましょう。

もしも意図的に隠していたと判断されてしまった場合は買取取り消しだけでなく、悪質な場合は裁判ざたになってしまいます。

ただし、ここからお話するような、異音なのか単なるメカノイズなのかというケースで、その場合は「時々ウィーンみたいな音がしますけど」とだけ伝えればOKです。

異音ではなくCVTのメカノイズの場合も

まず、CVTから発生して異音のレベルから考えていく必要があります。

というのも、CVTはもともと正常な状態でもモーター音のような音がすることが多く、異音ではないケースもかなりあります。

 

サボカジ
サボカジ

実は新車で納車した直後の一ヶ月点検で

クレームに近い相談をいただくこともあるのが

CVTのメカノイズなのです。

そもそも、故障ではない場合でも、ユーザーさんから「へんな音がする」と相談を受けることも多いのですが、メカノイズはたとえ正常であっても、走行距離が増えていくことで音が大きく変化していくことが多いです。

そのため「以前はこんな音はしてなかったような?」といった相談を車検や法定点検のときに受けることもあります。

CVTのメカノイズでよくある事例

プロの整備士が診断・点検
ユーザーさん本人からは「異音」というニュアンスで聞かされても、整備士として聞いてみると「これは異音ではないかな・・?」と思うこともあります。

キーーーーン

金属的なイメージでまるで飛行機のタービンの「キーーン」に近いような音質の音がすることがあります。

とくに走行中にアクセルをオフにしてエンジンブレーキがかかった状態でこんな音がすることがあります。

この場合はよほど大きな音でない限りは、「異音」ではなく「メカノイズ」と言えます。

ウィーーーン

これもさきほどの「キーーン」に近いモーターのような音で、CVTではよく発生するメカノイズとして異常な音ではないケースがほとんどです。

エンジン始動時はメカノイズも大きめ

CVTの場合、エンジンをかけたすぐなどはCVT内部の温度が暖気されていないこともあり、上述した「キーーン」とか「ウィーーン」などのモーターのような音が大きいことがあります。

この場合、車を走行させることでエンジンを中心に暖まってくることでCVTフルードの油温も上昇し、このモーター音も小さくなっていきます。

これらの場合はそもそもCVTからの異音とは考えられませんので、車の下取りや買取査定にマイナスにはたらくことはありませんのでご安心ください。

それに対して、暖機運転が完了してもCVT周辺の音が大きい場合は、正常なメカノイズではなく異音である可能性が出てきます。

もしも車の査定を査定士にしてもらっているときに、これらのモーター音のような異音がする場合は

【買取店の査定士】

この音はオートマチックでしょうか?

少し音が出てますのでマイナス査定です。

と言われてしまう可能性があります。

異音がするCVTの特徴とは

CVTイラスト4

ゴトゴト

アイドリング中にはならなくて、ドライブレンジにシフトしてアクセルを踏み込むと「ゴトゴト」と振動をともなってする場合があります。

この場合は、スチールベルトが破断寸前になっているなど、スチールベルトが異音の発生源になっていることが多いです。

バリバリ

この「バリバリ」という異音も上述した「ゴトゴト」と異音の原因は近いのですが、ゴトゴトよりも初期症状である場合があります。

ただし、初期症状とはいえ、異常には違いなく、いつ走行不能になるのかは予測できません。

CVTの滑り

異音とCVTの滑りが同時に確認できるかどうかは別問題といえますが、CVTの寿命が近い場合は特定の条件で走行すると不具合を確認できることがあります。

たとえば、急な上り坂などでアクセルを踏み足して加速しようとすると、エンジンの回転は上がるのに車が加速しないという「CVT滑り」が確認できることがあります。

また、CVT滑りが起きている車の場合、以前よりもメカノイズが大きくなっていることも多く、「ウィーーン」などのモーター音が大きく変化していることもあります。

ただし、車の買取査定では上述したような車を走行させるようなチェックはしませんので、査定士もCVT滑りには気づかないことが多いです。

 

サボカジ
サボカジ

プロの整備士でも、意識しないと

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CVT滑りの初期症状には気が付かないこともあります。

 

異音が出ていても車を高く売るコツとは

車の買取査定

カーディーラーはとくに厳しい

今回はCVTからの異音が出ているケースにフォーカスしたお話ですが、CVTだけでなく車から異音が出ている場合は査定額にはマイナスな要因となります。

とくにディーラーの場合は、他社メーカーの車を下取りすることにはもともと消極的なため、なにかしらマイナスなポイントを見つけて、かなり厳しい査定額にすることが多いです。

整備士サボカジ
整備士サボカジ

ディーラーに下取りに出すのはもっとも安く車を売ってしまう売り方なのかもしれません。

 

ディーラーで車を買っても、売るのは別の高く買い取ってくれるところで売却するという考えがいいでしょうね。

とくに、ディーラーは中古車販売に関しては積極的ではありませんし、他社メーカーの車だと、中古車として販売したあとのアフターサービスも整備士が嫌がることが多いのです。

そのため、CVTからそれとわかるレベルの異音が出ている場合はとくにディーラーでは大幅なマイナス査定となるのです。

車を購入してくれるお客さなのでむげに断れませんが、本音を言えば異音が出ている他社の車など買い取りたくないのです。

車買取り専門店でも微妙

車を買取することをメインにしている、いわゆる買取専門店の場合、ディーラーよりはCVTの異音に対して厳しくありません。

どちらかといえば、ヴォクシィとかアルファード、ヴェルファイア、タント、ハリアー、CX5などなどの人気車かどうかが重要です。

人気車ならCVTやミッションからの多少の異音に対しても強気な買取額を提示してくれますが、平均的な人気度の車や、

人気車でも需要が低そうなボディーカラーの場合はCVTの異音を理由にして厳しい査定額にすることがあります。

ようするに人気カラーの人気車なら、すぐにオークションに流してしまえば確実に利益にすることができるので、極端に大きな異音でなければ損をすることがないのです。

一括査定サイトが強いが営業電話にゲンナリ

車を高く売るコツを一言でいえば『よりたくさんの買取業者にアプローチする』ということに尽きます。

なぜなら、どの車に対してどれくらいの需要があるのかが、買取業者によってバラつきがあるからです。

超人気車なら、需要のバラつきはありませんが、それ以外の車の場合は「買いたい」という顧客がすでにいる場合なら積極的に買うために、査定額も上げてきます。

つまりそれぞれの業者さんで「今すぐ欲しい」なのか「安かったら買いたい」なのか違ってきます。

当然ですが、自分の車を高く売りたいなら「今すぐ欲しい」という買い取り業者さん同士が競合して値段を釣り上げてもらうことが大事なのです。

そのため、ネットを使った車一括査定のサービスのほうが安定した買取額を提示してくれます。

ただし、ほとんどの一括査定サイトの場合は、ユーザーの情報を加盟する買取業者が共有することになるので、

一つの一括査定サイトに査定依頼をした場合でも多数の業者からアプローチの電話を受けることになります。

車一括査定サイトのデメリット

A社「ぜひ当社にあなたの車を売ってください」

B社「他のところはいくらって言ってました?上乗せしますよ」

C社「お願いします!すぐにお伺いするので当社に!」

D社・・・・・・

E社・・・

こんな感じで、複数の業者からの営業電話が何度もかかってくることになるのです。

とくに3月などの決算月の営業電話はかなりの勢いでアプローチしてきます。

つまり、複数の買取業者からの電話をそれぞれ受けながら自分なりに交渉をしなければならないという煩わしさがあるのが一括査定のデメリットといえます。

一括査定でも窓口が一つなのがオススメ

ユーカーパックのメリット

少しでも車を高く売るなら、車の一括査定サイトでより多くの買取業者に査定をしてもらうことは理にかなっています。

ただし、上述したように車一括買取サービスを使用した場合、複数の業者からの営業電話を受け続けるという、わずらわしさがつきまといます。

そこでおすすめなのが車のオークション代行サービスユーカーパックです。

なお、ユーカーパックや楽天などのオークション代行サービスについての詳しい記事も別で書いていますので、こちらもチェックしてみてください。

【関連記事】オークション代行サービスとは?メリットやデメリットは?

ユーカーパックのおすすめポイント

・スマホひとつで査定依頼ができる

・実際に査定士が査定するのでCVTの異音も確認してもらえる

・複数の業者から営業電話がかかってこない

・個人情報が他社に渡らない

・全国最大8000社の買取業者からオファーを受けることができる

・軽自動車、SUV、高級車、輸入車などの専門店も参加している

・車のローンが残っていても売却可能

そしてなによりもオススメだと言えるポイントが

◎より多くの業者に査定額を決めてもらえるのでとにかく車を高く売ることができる
◎査定依頼から買取り処理までをすべてユーカーパックのみとのやり取りだけで完結する

この2点が最大のメリットといえ、「高く売れる」けど「めんどくさくない」とも言えます。

サボカジ
サボカジ

引っ越しが近くて忙しい時などは、
車のことで何度も電話のやり取りをしたりできませんしね。

CVTからの異音が気になっていても業者さんによってはそれでも買取をしたいケースもあります。

ただし冒頭でもお話しましたが、異音がしていることを隠したままで車を売ることは瑕疵担保責任に問われることもあるので、「ときどきヘンな音がしています」くらいでいいので申告しましょう。

ユーカーパックでかんたん無料査定をしてみる>>

 

【関連記事】オークション代行サービスとは?メリットやデメリットは?

 

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