ハイブリッドカーの車検は整備工場を選べ!ディーラーより安い車検もあり?

ディーラー

「ハイブリッドカーは特殊な車だから車検だけはディーラーでしょ?」

こんなことをおっしゃるお客様も結構多いです。

なるほど一理も二理もありますね。

当工場はディーラーではないのですが、プリウスをはじめとした

各メーカーのハイブリッドカーの車検が入庫するようになりました。

残念ながらお客様にがっかりされてしまったこともありましたし、

喜んでいただけたこともあります。

今回は、ハイブリッドカーの車検をどの整備工場で受けようかと

迷っておられる方に向けたお話をしていきます。

 

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ハイブリッドカーの車検ができる整備工場とは?

基本的には、エンジンを搭載しているハイブリッドカーに関してはどの整備工場でも車検をすることは可能です。

僕の勤める整備工場でも、電気自動車(EV)以外は車検もバンバンお受けしています。

つまり、陸運局指定工場なら、

プリウスとか、アクア、ホンダのフィットHV、ヴェゼルハイブリッド、日産のセレナハイブリッド、

その他、ほとんどのハイブリッドカーの車検はできるようになっています。

なぜなら、車検とは国の定める法定点検を決められた項目に従って行うものですから、

基本的にはディーラーだろうが、町の整備工場であろうが、「同じ点検」をするのです。

 

ハイブリッドカーの車検は簡単かも

整備士にとって、ハイブリッドカーって、あまり点検するところがないというか、

メンテナンスするところがないというか、とにかくすんなりと終わってしまうことが多いのです。

なぜなら、ハイブリッドカーは消耗品が少ないというか、そもそもエンジンがあまり仕事しない車です。

エンジンルームをチェックしていてもエンジンオイルはたいていものすごくキレイだし、

エアクリーナーエレメントもぜんぜん目詰まりしてません。

結局、ちょっとした知識さえあれば、ハイブリッドカーの車検はどの整備工場でもできます。

 

ハイブリッドカーの整備で困ったこと

ハイブリッドカーの車検は比較的簡単とお話しましたが、いったんなにかエラーが出てしまうと元の状態に復帰するのに時間がかかったことがあります。

少し前の話ですが、トヨタのハイブリッドカーのアクアが車検で入庫したので、ブレーキフルードの交換をお勧めしました。

お客様にもしっかりとご説明し、作業を獲得したまではよかったのですが、

ブレーキフルードの抜き替え作業中に見たこともない警告灯がメーターの中に点灯し始めました。

詳しいエラーの内容はここでは割愛しますが、結果的には、

ディーラーにある専用オフボードテスターを使用しないとその警告灯は消すことができませんでした。

お客様のご厚意で自分でディーラーに言っていただくこととなり、大変申し訳ないことをしました。

ハイブリッドカーだけではないのですが、特にハイブリッドカーの場合は安全に配慮した制御の関係なのか、少しでも異常を検出すると、警告灯が点灯してしまうことが多いのです。

ハイブリッドカー アクア ロゴマーク

 

ハイブリッドカーの車検はやっぱりディーラー?

上記のようなことがあると、ハイブリッドカーの点検や車検はディーラーに依頼するのがいいのかなと、整備士ながら思ってしまいます。

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なにかイレギュラーなトラブルがあったとき、すぐに対応することができるのはメーカーからの技術的なサポートや専用の外部診断機があればこそのディーラーです。

今でも多くのハイブリッドカーにお乗りのお客様は、普段は当工場でタイヤ交換やオイル交換などの基本的なメンテナンスをお任せいただけるのですが、

車検となるとディーラーへ依頼されることも少なくありません。

ところが、その次の車検では今度はディーラーに依頼せず、民間車検場をご利用されるケースも結構多いのです。

ディーラーの車検の値段に不満を漏らしたお客様

基本的にはハイブリッドカーでなくても、ディーラーでの車検は結構な金額を請求されます。

その内訳をみると、車検の基本工賃がかなり高めに設定されています。これはハイブリッドカーでも同じです。

しかも「お任せ車検」な感じでいろんな付帯作業がオプションとして実施されています。

エアコンのフィルターだの、ガソリンタンクに入れるケミカル剤のデポジットクリーナーだのと、なんやかんやが作業の中に組み込まれています。

ディーラーは車検でガッツリ作業を獲得していくやり方で、それは今も昔もまったく変わっていません。

結局、ディーラーで車検をされたお客様が後日見せてくれた請求書は、なかなかの金額でした。

「別に調子悪いわけじゃないし初めての車検だよ?高いよね」と不満をあらわにしていました。

リコールやサービスキャンペーンは便利

ディーラーに車検を依頼したついでに、不具合やメーカーからの依頼で無償で受けることができるサービスキャンペーンなどは、

車検のついでに終わらせてくれるので一回の入庫で終わりますので、そこは便利かもしれません。

 

ハイブリッドカーも安い車検で大丈夫なケースがある

ハイブリッドカーだからと、車検の基本工賃を割り増しで設定している整備工場はあまりありません。

どの整備工場も、ハイブリッドカーがどんどんディーラーに流れていくことに危機感を持っています。

はじめは少々警戒しながらハイブリッドカーの車検をしていましたが、実は難しくないこともわかってくると、

積極的にハイブリッドカーの車検ができることをウリにして、入庫を促進する動きもあります。

なにせ、あまり整備するところもないハイブリッドカーですが、車検の点検項目も簡単なので、数をこなすことができるようになります。

たとえば、ブレーキフルードの抜き替えは、ハイブリッドカーの車種によっては従来のエンジン車と変わらない方法で抜き替えできます。

また、外部診断機を使ってフルードの抜き替えをする場合は、そのぶん抜き替え工賃を上乗せすればいいわけです。

難しい診断や専用の機器が必要な場合はディーラーに行ってもらい、タイヤ交換やオイル交換、車検などはこちらでやらせてもらうという戦法なのです。

つまりユーザー目線で考えると、車検を合格させるだけならどこでもできるので、

車検は少しでも基本工賃が安い民間整備工場に依頼し、ディーラーでなければできないようなことはディーラーを利用するというわけです。

 

まとめ

ハイブリッドカーの中古車もずいぶんと市場に出回るようになり、中古車販売業者もハイブリッドカーを積極的に販売するようになりました。

販売をするということは、簡単な整備や車検をして納車することもありますので、次第に知識も増えていきますし、

販売したあとで不具合があった場合は保証として対応することになります。

中古車を扱うということはノウハウが蓄積されていく大きなきっかけとなります。

もしも民間車検場にハイブリッドカーの車検を依頼するなら、
新車や中古車のハイブリッドカーを販売している工場に依頼するといいでしょう。

 

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