臭いが気になる!エアコンを入れると異臭がする原因と対策とは

エアコン吹き出し口 臭いエアコン

車のエアコンを入れたら、いきなり酸っぱいような臭いがして「うっ」となった経験はないでしょうか。

しかも家のエアコンではしないようなヘンな臭い。もしかしてエアコンが壊れたの?と思ってしまうかもしれませんね。

夏場にはよく使うエアコンですが、狭い車内でこんな臭いがすればせっかくのドライブも台無しですね。

それではどんな原因でエアコンが臭いのでしょうか。

エアコンを入れると異臭がする原因

そもそもどうしてエアコンを入れると臭いのでしょうか。

まず、エアコンの「AC」というボタンを入れて送風スイッチをオンにすることで、エンジンルームにある、エアコンコンプレッサーが作動します。

すると、車内のダッシュボードの奥のほうにある、「エバボレーター」という部分が急速に冷えてきます。

エバボレーターが冷えると周りの空気中の水分(水蒸気)がエバボレーターにくっつき、「除湿」してくれます。

このエバボレーターという部品の上流にはブロアファンという扇風機のようなものがあり、ここから送られてきた空気がエバボレーターを通過しながら除湿された空気が運転席に流れていきます。

乾いた空気が車内に満たされることでフロントガラスの曇りや湿気を取り除いたり、服にべたつくような不快感を解消してくれるのです。

よく、コンビニなどの駐車場の地面にシミのように水滴が落ちているのを見かけたことがありますね。

これは、エバボレーターで除湿された水分が車の下回りから排水された水なのです。

この現象は、夏場に冷たい缶ジュースを置いておくと、缶の表面に水滴がついてきますよね。フロンガスの気化で冷却されたエバポレーターにも同様の現象が起きるのです。

ここで問題となるのが、エバボレーターに付着した大量の水分がそのままそこに残ってしまうことなのです。

車のエンジンがかかっていて、エアコンの送風がなされているときは除湿され続けます。

ところが、車のエンジンを止め、そのまま駐車してしまうと、排水しきれなかったエバボレーターの周りの水分がカビなどの異臭の原因になってしまうのです。

対処法はいろいろあるのですが、根本的には、臭いが全くしないようにすることは難しいです。

 

エアコンの風から埃っぽい臭いがする

エアコン吹き出し口 臭い
エアコンや暖房を使う際に、ブロアファンという扇風機のようなパーツがモーターの力で風を作り出しています。

この風は、暖房を効かせるための「ヒーターコア」、クーラーを効かせるための「エバポレーター」などを通っていきます。

さらに、風をどこから出すのか風の通り道を切り替える「エアミクスチャ」などの機械的な部分を通過していきます。

すると長年大量の風が通過したために、いろんな場所にホコリなどが付着していきます。

これが通期ダクトから吹き出すと「ゴホッゴホッ」と咳込みそうになる、あの埃っぽい風になるのです。

エアコンフィルターが装着されている車でも、フィルターが目詰まりしてしまうと、フィルタの周辺から直接に風を吸い込んでしまうことがあり、そのためにホコリが除去されずに送風されてきます。

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エアコンフィルターが装着されている車ならフィルターの交換をしてみることをお勧めします。

※エアコンフィルターの種類や交換方法は別の記事で紹介していますので参照してください。

エアコンの風が臭いときの対策とは

・臭いを芳香剤などでごまかす
これも一つの手段です。誰でも簡単にできるので芳香剤を置いたり消臭剤を使ったりするといいでしょう。

ただし、芳香剤の香りによっては、エアコンの異臭とミックスされて、さらに気分が悪くなってしますことにもなります。

・エアコンフィルターを交換してみる
エアコンフィルターが装着されている車なら、フィルターの交換をしてみることで、ホコリっぽい臭いを緩和することができます。

また、かなりエアコンフィルターが詰まっている場合だと、エアコンの風の量が本来の風量にもどってくれることもあります。交換の目安は、フィルターのメーカーが「一年ごと」と推奨しています。

ただし、エアコンだけでなく、暖房や単なる送風もよく使用する場合は少し早めで、使用頻度が低いなら交換期間を延ばしてもいいでしょう。

 

・エバポレーターに直接的に臭い取りの処置をする
実はこれが一番おススメな方法なのですが、やり方によっては、費用がかかる作業になることもあります。

まず、エアコンの臭いがそれほどひどくない場合なら、霧状の消臭剤をエバポレーターに吸い込ませるというやり方があります。

使い方は簡単で、助手席の足元にエアコンの空気を吸う吸気口があるので、その近くに消臭剤をセットします。

エアコンスイッチを入れずに、室外から空気を吸わない設定にして、送風状態にします。あとは窓を閉め切ったまま、商品の指定する時間の間放置しておくだけです。

こうしておくことで、エアコンの臭いの原因を作っているエバポレーターに直接に消臭剤を吸い込ませることができます。

このやり方だと、とくに難しいことをするわけではないので、体力や専門知識がいりません。女性でもお年寄りでも、することができます。

・プロに依頼する
自動車整備工場や、カーディーラーでもエアコンの消臭対策の作業ができるところがあります。

分解を伴うような作業をすることで、かなりひどい臭いにも効果的な処置をしてくれることがあります。

なかにはエアコンフィルター交換とエアコン消臭をセットにした作業で効率よく作業をやってくれる場合もあります。

費用は整備工場によってさまざまですが、5,000円から10,000円以上の作業までさまざまです。

 

まとめ

エアコンの臭いは車の構造上、臭いの元となるバクテリアなどが繁殖しやすいことからおきます。なので、根本的に「絶対に臭わない」という状態にすることは難しいです。

即効性がある対処法は消臭剤をエアコンの吹き出し口にセットするタイプのものがおすすめです。

ワンシーズンを快適に過ごしたいのであれば、エバポレーターになんらかの対策をするのがいいです。

この場合、自分でできるエアコン消臭のケミカル材を使用するか、整備工場に相談するのもいいですね。

 

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この記事を書いた人
サボカジ

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