エアコンを入れたとき埃臭い匂いがすることが多いと思います。
ですが実際は埃が出ているわけではなく、ほこりがついた場所のカビのようなものが噴出口から出ているだけなのです。
これらのエアコンの臭いの原因の場所は実際には手が入らないような場所も結構あります。
そこで、少し発想を変えてみると、エアコンの掃除は結構簡単にできることもあります。
今回は、DIYとしてのエアコンの掃除を自分でやってみよう!と言うお話です。
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車のエアコン掃除を自分で
まずエアコンは外気導入と内気循環と言う2つの空気の取り入れ方があります。
外気導入にすると社外の空気がそのまま室内に取り込むようになっています。
この場合小さな忍落ち葉や虫などが吸い込まれていきエアコンフィルターのところで引っかかります。
今度は内気導入にすると助手席の足元の空気を吸い込んでその空気が冷房や暖房の空気として吹き出し口から出てきます。
この場合ですと室内にある小さなほこりや湿気のようなものが助手席の吸い込み口から吸い込まれ、エアコンフィルターを通っていきます。
どちらの場合もエアコンフィルターを通過してからエアコンの空気として吹き出し口から出てくるわけで、
まずはエアコンフィルターを交換してみるのが最も簡単で効果的なエアコンの掃除といえます。
エアコンフィルターを外したついでに中も掃除
エアコンフィルターを外すには大抵の場合は助手席のグローブボックスを外します。その奥にあるエアコンフィルターの入っている蓋を外すとエアコンフィルターを外すことができます。
そこでフィルターを外すとその奥が丸見えになりある程度の手が入るようになります。ただしこれは車種によって違いますので一概には言えません。
今回はたとえとして、国産車でも比較的簡単にフィルターが外せる軽自動車を例にしてみますね。
グローブボックス外した奥にフィルターの蓋がありそのフィルターを外すとさらにその後にブロアファンモーターが見えます。
実はこのブロアファンモーターの羽の部分はもともと白いのですがここにいろんなほこりがくっついています。
そのほこりの部分をウェットティッシュなのでゴシゴシと吹き上げることができればエアコン周りの掃除としてはかなり効果的ですね。
エアコンフィルターがない車の場合
ある程度古い車になるとエアコンフィルターはもともと装着できないようになっています。
そのためエバポレーターと言う冷風を作る場所に直接空気が通過していくため、室内のほこりや湿気のようなものがそこにびっしりと詰まっていきます。
実はこのびっしりと詰まった湿気のようなものが非常に厄介で、夏はクーラーをよく使う季節にこの湿気に対して水分がしっかりと含まれてしまい、カビの温床となってしまいます。
この状態になるとまるでフエルトのような厚手の布みたいにエバポレーターに張り付いているので一旦霧吹きなどで蒸してあげながらふやかすと取れやすいです。
さらには掃除機の先端にエアホースのようなものをガムテープでしっかりと固定したものでエバポレーターに付着したフエルト状の湿気を吸い取ったりもしていました。
この場合も作業性が車によってかなり違ってきますのでまずは助手席のグローブボックスを分解してみてください。
車内のエアコンの風が内気循環で臭い理由
外気導入をほとんど使わない場合
カーエアコンには空気の循環のさせ方に外気導入と内気循環があります。普段ほとんど外気導入を使わない場合、車内の空気は内気循環に設定されたままでグルグルと同じ空気が巡っています。
このような空気の循環のさせ方をすると同じダクトの周りにかなり濃縮された室内の匂いが染み付いてしまいます。
ところが外気導入を定期的に使う場合は外のフレッシュな空気を通すことでダクト周りの臭いの元を少しですが和らげてくれます。
このように外気導入このような空気の循環のさせ方をすると同じダクトの周りにかなり濃縮された室内の匂いが染み付いてしまいます。
ところが外気導入を定期的に使う場合は外のフレッシュな空気を通すことでダクト周りの臭いの元を少しですが和らげてくれます。
つまり内気循環しかさせない上にエアコンの風を送り続けると、内気循環の空気の通り道にホコリがびっしりと付着、臭いがキツくなるのです。
車のエアコンの臭い対策
まずはエアコンフィルターの交換
エアコンフィルターが標準で装着されている車の場合は、まずはエアコンフィルターを交換してみましょう。フィルターに埃が詰まると言う事はその誇りに付着した匂いも同じようにそこに滞留しています。
そのためフィルターを交換するだけで臭いの元を丸ごと社内から追い出すことができるわけです。こんなに簡単な清掃方法ならまずはやらないと損ですよね。
エバポレーターが臭いの元になることがほとんど
特にエアコンフィルターが付いていない車の場合はエバポレーターと言う冷たい風を作る装置に大量の水が付着しさらにそこに誇りも付着し水と誇りが常にあるためにカビが発生するのです。
さらに上以外にも臭いの元となるバクテリアたちも直射日光が当たらない特にエアコンフィルターが付いていない車の場合は
エバポレーターと言う冷たい風を作る装置に大量の水が付着しさらにそこにほこりも付着し水とほこりが常にあるためにカビが発生するのです。
さらにカビ以外にも臭いの元となるバクテリアたちも直射日光が当たらないので、滅菌されることもなく、温床となってしまいます。
置くだけで煙を循環させる商品も
そこでとても便利な商品をご紹介いたしましょう。とはいってもホームセンターなどでご覧になられた方もいるかもしれません。
それは助手席の足元に設置しまるでバルサンのような煙状の匂いを取り除く薬剤を噴霧するというやり方ですね。
このやり方の良いところはまず何より簡単であること、そこでとても便利な商品をご紹介いたしましょう。とはいってもホームセンターなどでご覧になられた方もいるかもしれません。
それは助手席の足元に設置しまるでバルサンのような煙状の匂いを取り除く薬剤を噴霧すると言うやり方ですね。
このやり方の良いところはまず何より簡単であることそれからエアコンの空気の取入口に設置することで弾は手が届かないようなところに薬剤を送ることができます。
エバポレーター等の送りまでしっかりと除菌や消臭をすることができるのです。
まとめ
今回はなるべく簡単になおかつ効果的にできるやり方をご紹介しました。本当にひどいカーエアコンの臭いは、整備士でも処置に困ることがあります。
そんな時はクーラーガスを抜いてしまってエバポレーターを取り外し丸ごと交換するという大作業になってしまうこともあります。
エアコンフィルターがあるなら、ここまでひどい状態にはなりませんそんな時はクーラーガスも抜いてしまってエバポレーターを取り外し丸ごと交換すると言う大作業になってしまうこともあります。
エアコンフィルターがあるなら、ここまでひどい状態にはなりませんので、まずはフィルターの交換をやってみましょう。
その上で手軽にできる霧状の除菌消臭剤を使ってみてはいかがでしょうか。
それでも匂いが収まらないと言う場合には泡状の消臭剤をスプレーすると言うやり方もあります。
僕の勤める整備工場ではメインでやっているやり方なのでまた別の記事でご紹介しようと思います。
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