デポジットクリーナーのガソリン燃料添加剤として効果や頻度は?

バルブ周りのデポジット DIYでメンテナンス

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最近はディーラーで車検を受けるときにデポジットクリーナーの使用をよく勧められます。

特にトヨタディーラーやダイハツディーラーは積極的にユーザーにアピールしてきます。

サボカジ
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じつは僕自身も

車検ではお客様にデポジットクリーナーをお勧めしてますw

そもそもデポジットクリーナーってどういうもので、どんな効果があるのでしょうか。

今回はデポジットクリーナーに関するお話をしていきます。

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デポジットクリーナーとはガソリン燃料添加剤

デポジットクリーナーの使用方法はいたって簡単です。燃料を入れるときに給油口からボトルのままドボドボって感じで入れるだけです。

基本的には軽自動車だとガソリンを満タンにするときにボトルを一本使う感じです。

サボカジ
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よくガソリンスタンドで勧められる「水抜き剤」の類のものとは全く違います。

 

各自動車メーカーからも商品としてリリースされている

とくにデポジットクリーナーを推しているのがトヨタとダイハツでしょうか。ハイブリッドカーやアイドリングストップ車が車検で入庫した場合は、見積書に自動的に入っていたりします。

ここらへんは整備工場の収益事情も関係していまして、それほど勧めなくてもいいくらい年間走行が多い人や、そもそもハイブリッドカーでもアイドルストップ車でもない車種におすすめすることもあるくらいです。

 

アイドルストップ車におススメ

デポジットクリーナーは燃焼室(ガソリンが燃える部屋)の中にできたデポジット(カーボンなど)を除去するためのものです。

デポジットは完全燃焼ができているエンジンには比較的少ないのですが、エンジンを頻繁に止めたり始動させたりする使用条件だと、不完全燃焼が起きやすくなります。

とくに自動的にエンジンをストップさせてしまうアイドルストップ車は、デポジットが蓄積しやすいのです。

サボカジ
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ダイハツディーラーのメカさんと話していると、

アイドルストップ車にはとくにおススメしているとのことです。

 

エンジンデポジットクリーナーの効果

エンジンがストップして、再始動するときには不完全燃焼が起きやすい条件がそろってしまうので、頻繁にアイドルストップをしてしまうような使用条件だと、だんだんデポジットの堆積が進んでしまいます。

そうなるとエンジンの始動性が悪くなったり、アイドリング時のエンジンの回転が不安定になることがあります。

しかもエンジンの内部の燃焼効率が落ちてしまいますので、燃費が悪くなったり、エンジンの吹け上がりが悪くなります。

そこで、ガソリンや軽油を給油する際に、燃料と一緒にデポジットクリーナーを入ることで、デポジットクリーナーの成分が燃焼室に付着しているカーボンやエンジンオイルの燃えカスなどを溶かしてくれるのです。

サボカジ
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デポジットクリーナーを使わないとダメってことはないのでご安心を。

 

使えば「予防整備」にはなると思います。

 

 

デポジットクリーナーの必要性は?

デポジットクリーナーを積極的に使用するかどうかは、その車のユーザーさんの使用条件で違ってくると思います。

僕自身の経験では、たとえばダイハツのミライースという軽自動車がありますよね。

このミライース、コンパクトで燃費もよくアイドルストップもするので、お年寄のドライバーさんが多いように思います。

この方々の使用条件は、年間走行が少ないことや、一度の走行時間や距離がかなり少ないことが特徴です。

そうなると、アイドルストップをするうえに、エンジンが完全暖気をする前に目的地についてしまうことも多いのです。

エンジンのかかりが悪いとのことでスパークプラグを外してみたら、プラグの先端部分が真っ黒にくすぶっているのを見たことがあります。

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スパークプラグの先端は、燃焼室に近い部分なので、エンジン内部の状態や健康状態などをチェックするには手軽で確実です。

このお客様の場合、エンジンがどんな状態で使用されているのかが、プラグのチェックですぐにわかってしまいました。

結局、処置としてはデポジットクリーナーを使用することと、十万キロ耐久するはずのイリジウムプラグを、少しもったいなかったのですが、交換することとなりました。

ダイハツ系のディーラーでは、この二つの処置はセットで進めているということは、それだけ効果も期待できるということでしょう。

 

 

デポジットクリーナーを使用する頻度は?

デポジットクリーナーは常に使用しないとダメなわけではなく、定期的なメンテナンスとして使用するのでいいと思います。

一万キロ毎がいいとか、車検ごとだとかいろいろ言われていますが、これまた使用条件で全然違ってくると僕は考えてます。

というのは、使用頻度が高く、一度の走行距離がそれなりに多い使い方だと、そもそもデポジットなんてそんなに燃焼室に堆積していきません。

サボカジ
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デポジットクリーナーは

 

「いっぱい走るから必要」というより、

 

「あんまり走らないから必要」なのです。

 

年間走行距離が7000㎞以下ならおススメ

 

極端に言えば、年間走行が1000㎞ならガソリンを給油する際には二回に一回のペースでデポジットクリーナーを入れてもいいのかなとも思えます。

ただし、あまりにも過剰にデポジットクリーナーを入れてしまうと、これもエンジンには優しくないように思います。

できれば、たまにはエンジンが完全暖気するまでしっかりと車を走らせてあげるのが最も効果的なデポジットの除去方法なのかもしれません。

で、それでは回答になりませんので、一般的な走行距離として年間10000㎞を走る方で、街乗りが多い方なら、半年に一回、もしくは年間に一回デポジットクリーナーを入れてあげてもいいと思います。

おすすめのデポジットクリーナーは?

ドライブジョイ デポジットクリーナー ボトルタイプ
今回は、ダイハツやトヨタ車、ハイブリッドカーにおススメなケミカル剤としてデポジットクリーナーのお話をしてみましたが、それぞれ他のメーカーでもデポジットクリーナーは出ています。

デポジットクリーナーに関しては純正品にこだわる必要はありません。

同じ4サイクルエンジンとして、同じガソリンを入れているわけで、どのメーカーのデポジットクリーナーでもいいと思います。

整備士としてのおすすめなデポジットクリーナーは「ドライブジョイ」でしょうか。

ドライブジョイ(DJ)はトヨタ、デンソー、アイシンが出資している、(株)タクティーのブランドです。

ドライブジョイのデポジットクリーナーは、トヨタ純正部品よりも価格は安く、トヨタグループの整備工場にも供給されています。

サボカジ
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もちろんトヨタ、ダイハツ系以外の車にも使用できます。

自分で燃料タンクに入れられるので手軽ですし、フルサービスのガソリンスタンドのお兄さんに頼んで入れてもらってもいいですね。

ドライブジョイのデポジットクリーナーはこちらから購入できます
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コメント

  1. タカハシ より:

    フューエルワン(ワコーズ)とかLOOPパワーショット(シュアラスター)とか
    他のものでも大きくは変わりないですよね?

    • サボカジ サボカジ より:

      タカハシ様

      デポジットクリーナーなどのケミカル剤は価格と効果が必ずしも比例するとはかぎりません。

      むしろスタンダードなものを定期的に使い続けるほうがいいのかもしれませんね。

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