整備士も愛用|コスパのいい車載工具・便利グッズおすすめ10選

コスパのいい車載工具たち サムネイル DIYおすすめ工具

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今回は車載工具についてのお話です。

「安っぽい」

「使いにくそう」

「非常時に必要なものが入ってない」

「そもそも車の中のどこにあるのかわからない」

などなど、車載工具についての一般的ドライバーさんのイメージはこんな感じですね。

サボカジ@整備士
サボカジ
@整備士

僕もそう思います(笑)

その一方で、

「滅多に使わないし、別にそれでもいいのでは?」

「んなもん、JAFとか呼べばいいだけじゃん」

「もはや車載工具なんか要らなくね?」

という意見の方もおられますが、車載工具にいくつかのアイテムを追加しておくだけで、いざという時に非常に役に経ちます。

なかには防災グッズにもなるものもあり、すべてのドライバーさんにオススメしたいアイテムもあります。

今回はプロの整備士がオススメする、コスパのいい車載工具や車に乗せておきたい便利グッズを紹介していきます。

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コスパのいい車載工具や便利グッズ

折りたたみクロスレンチ 収納状態
↑ KDR スパーダ(SPADA) RWW1721S 9.5角×17×19×21mm

車載工具の宿命なのかもしれませんが、備え付けてはいたものの一度も使うことのないまま何年も経過してしまう可能性が高いということです。

車のDIYを楽しんでいる方なら使用頻度も高いかもしれませんが、万が一に備えるようなものはできれば安く抑えたいものです。

100円ショップで買えるおすすめアイテム

ミニドライバーセット

100均 ミニドライバーセット

グリップの部分を付け替えることでプラスドライバーやマイナスドライバーとして使える100均ではおなじみのドライバーセットですが、実用性はかなり高いです。

ただし、気をつけないといけないのは、マイナスドライバーなどは車上荒らしに使用されることもあるものなので、車内に無造作に置いていると職務質問を受けたときなどに誤解をまねきます。

トランクルームの車載工具などと一緒にして「これは非常時に備えるためのもの」という感じで受け取ってもらえるような配慮も必要です。

整備士サボカジ
整備士サボカジ

マイナスドライバーとハンマーが

車の助手席の足元にあるのを

お巡りさんに見られると高確率で職質受けますので(笑)

ロングノーズプライヤー

車のトラブルの応急処置で意外と多い作業がヒューズの点検ですが、ヒューズボックスの中に付属している小さなヒューズを抜くものでは作業性がよくありません。

100円ショップで購入できる小さなプライヤーがあるとヒューズの抜き差しがかなり効率よくできます。

オススメなのは先端部分が少し曲がっていて手のひらタイプのコンパクトなタイプのものです。

軍手、グローブ

100均ウレタンコートグローブ 滑り止めコーティング 軍手

素手で作業をしていると怪我をしやすいうえに手が汚れやすく、緊急時の作業ではドロドロの手のままで車のハンドルを握ることになります。

軍手やグローブがあれば安全に綺麗に作業をすることができます。

100円ショップで買えるものでも、あるとないでは全くちがいます。

携行用おりたたみレインウェア

100均 レインポンチョ

雨の中でタイヤ交換をする状況も考えられます。

そんなとき、レインポンチョなどの簡易的な雨合羽があると非常に助かります。

また、風が強いときは冬の寒いときでは防寒具としても役に立ちます。

結束バンド&ガムテープ

結束バンド

クルマをぶつけてバンパーが外れてしまった時に活躍するのがガムテープや結束バンドです。

とりあえず車を走らせられる状態にまでバンパーを仮固定できるだけでも助かります。

また、ガムテープは布製の重ねて貼れる粘着力が強いものが固定するには便利で、紙製の重ねて貼れないものはこの場合はおすすめしません。

別の記事で紹介していますが、車のガラスが割れてしまった時などは、ガムテープがあると便利です。

【関連記事】車のサイドガラスが割れたら応急処置の方法と交換費用を知っておこう

車載しておきたい便利グッズ

収納式クロスレンチ

折りたたみクロスレンチ 収納状態

車載工具は短くてかなり使いづらく、緊急時に一般人のドライバーさんがこれだけでタイヤの脱着をするのはかなりの負担になってしまいます。

クロスレンチがあると、ホイールナットの早回しもできて、力も入れやすいのでタイヤの脱着作業にはかなり便利です。

折りたたみクレスレンチ

ホイールナットの二面幅のサイズは、ドイツ車などの外車なら17mmが多く、日本車なら19mmと21mmなので、クロスレンチを一本持っておけばいろんな車に使えます。

よくあるのが、社外品のアルミホイールとホイールナットに交換していると、車載レンチのサイズが使えなくなっているケースです。

ホイールナットを交換してるホンダ車やスバル車は要注意

とくにホンダ車やスバル車は19mm用の車載レンチなので、21mmや17mmのホイールナットに変更しているといざというときにタイヤの脱着ができません。

スズキ車も19mmですが、普通車で19mmのホイールナットだとレンチののサイズを忘れがちです。

ライト付きモバイルバッテリー

車のトラブルは日中だけとは限りませんし、狭いエンジンルームや車内の奥を点検するには灯りが必要です。

ほんの少しの灯りが必要ならスマートフォンのライトで照らすことも可能ですが、緊急時のスマホのバッテリーを無駄に消費したくないですね。

また、台風や地震などに備える防災グッズとしてもライトは備え付けておきたいところです。

車載パンタジャッキ取り付け金具

車載パンタジャッキ取付金具

車をジャッキアップするときに使用するパンタグラフタイプの車載ジャッキは、はっきり言って整備士の僕でも使いにくいものです。

その理由は、とにかくハンドルが回しにくいのでグリグリと力を入れて回すだけでかなり疲れてしまい、連続して複数のタイヤの入れ替えなどは負担が大きいです。

そこで、パンタジャッキに取り付けて使う便利アイテム「車載ジャッキヘルパー」ですが、本来は電動インパクトレンチなどで回すためのものですがラチェットハンドルでも回すことができます。

電動インパクトレンチでパンタジャッキを回す工具

ジャッキの回す部分を21mmのボックスレンチで回せるように変換してくれるアイテムで、12.7mmの差し込みにもなっているためボックスレンチでもラチェットでも早回しすることができます。

車載のパンタジャッキを使って冬用タイヤとの入れ替えもやっている方なら、このアイテムがあるだけでジャッキアップの効率が上がります。

この車載ジャッキヘルパーは小さなアタッチメントなので、場所を取ることもなく、価格もおおむね1500円未満なのでコスパもいい便利アイテムです。

ただしクロスレンチでは高さの問題でうまく回せないのでラチェットハンドル、または電動インパクトレンチが必要です。

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輪止め

タイヤ・ホイールを脱着する際にジャッキアップをしますが、サイドブレーキをかけただけでは車が動き出してしまうおそれがあります。

一箇所のタイヤでもかまわないので、タイヤが前後どちらにも動かないように輪止めが2個あると安心です。

サボカジ
サボカジ

とはいえ、タイヤ交換のあと、輪止めを外すのを忘れてしまい「あれ?車が進まない??」ということがよくあります(笑)

作業後は車の周りを見て最終チェックをしましょう。

ちなみに整備士やヘビーユーザーの車載工具は?

今回のお話の趣旨はあくまでも「コスパのいい車載工具」というお話でわりとライトユーザーさんに向けた内容です。

とはいえ、車のDIYをこれからやろうと考えている方に向けて少しだけもう少し踏み込んだ作業に関連する工具も紹介します。

ここで紹介するのは、他の車の救援やサーキット走行をする、現役の自動車整備士やモータースポーツをするヘビーユーザーがよく乗せている工具たちです。

一般的なユーザーには関係がなさそうなものが多いのかもしれませんが、山奥にオートキャンプに行く場合や、すぐに救援が来てくれない地方や僻地に住む人には役に立つこともあります。

高性能モバイルバッテリー


小さいながらも3000ccクラスの車のエンジンを始動させられるほどのパワーがあるモバイルバッテリーもだいぶ低価格で手に入ります。

高性能なリチウムイオンバッテリーですが、数ヶ月に一度はフル充電をしてあげる必要がありますが、パソコンやスマホなどの予備バッテリーとして普段から実用的に使うこともできます。

工具セット一式


ボックスレンチやプライヤー、メガネレンチ、内張り剥がしなどがあればDIYの幅がかなり広がり、ETCやドライブレコーダーの取り付け、カーナビやバックカメラの取り付けなどもできます。

ブースターケーブル

ブースターケーブル

バッテリーが上がってしまったときに、ブースターケーブルがあると、回りの車に助けてもらうことも、逆に助けてあげることもできます。

軽自動車どうしなら比較的に細いケーブルのものでもいいのですが、ディーゼルエンジン車やミドルクラス以上の車なら、なるべく太いケーブルで長いものが実用的です。

電動エアーコンプレッサー

純正車載 電動エアポンプ

スペアタイヤが搭載されていない車には電動ポンプが標準で装備されていることが多く、ちょっと時間はかかりますが完全に抜けてしまったエアも充填できます。

そのいっぽうで、スペアタイヤが付いている車の場合、電動エアポンプは車に備え付けられていません。

よくあるパターンとして、スペアタイヤに付け替えたのにほとんど空気が入ってなくて使えなかったというケース。

スペアタイヤにプラスして電動エアポンプも載せておくと重宝します。

牽引ロープ


「さすがに牽引フックはいらないでしょ」と笑われるかもしれませんが、ぬかるんだ道路などでタイヤがスタックしてしまったときに助かることもあります。

未舗装路の奥にある秘境みたいな場所でのキャンプでは持っていると安心です。

【まとめ】コスパのいい車載工具や便利グッズ10選

今回はいろんな工具やアイテムを紹介してきましたが、一般的なユーザーさんにもオススメする工具や便利アイテムを価格が安い順番に紹介しておきます。

100円ショップで購入できるアイテム

折りたたみレインポンチョ

防寒具としても使えて防災グッズにもなる
100均 レインポンチョ

軍手

タイヤの脱着などでも手が汚れず、怪我を防止することもできます。
滑り止めコーティング 軍手

ガムテープ

布製ガムテープ
外れたバンパーや割れた窓ガラスなどの応急処置に便利

結束バンド

いろんなものを仮止めできる
結束バンド

先曲がりラジオペンチ

ヒューズの抜き差しがやりやすい

レジャーシート

屋外での作業で服が汚れない・割れた窓などを応急処置

ネットで購入できる便利グッズ&工具

ライト付きモバイルバッテリー

暗がりでの光源が確保できてスマホの充電もできる

収納式クロスレンチ

折りたたみクロスレンチ 収納状態


小さくできることで負担にならないスマートさと使いやすさ

ブースターケーブル

不意のバッテリー上がりに備えておきたい

電動エアコンプレッサー

ポンプが標準で車載されていない車に載せておくのもオススメ

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