車のメーターにビックリマーク!ギザギザの歯車のような警告灯の意味は?

車の警告灯

メーターの中にふだん見慣れないようなギザギザのビックリマークが点灯したら、
まずはそのマークの意味を知っておきましょう。

ビックリマークは何種類かあるのですが、

その中でも、この歯車のような形をしたビックリマークは

オートマチックに関する警告灯なのです。

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車のビックリマークの中でもギザギザの意味

歯車のイラスト

ギアをビックリマークと歯車で表している

オートマチック車の場合、エンジンの回転と速度を自動的に判断して変速をしてくれています。

今回のお話である『ギザギザのビックリマーク』のギザギザの意味は、オートマチックの中に組み込まれているギアを表しています。

つまり、オートマチックに関するなんらかのトラブルが発生していることをドライバーに伝えるためのマークで「警告灯の一種」ということです。

ただ、ギアの形をしている警告灯だから、ギアが壊れているとか動かなくなっているといった、物理的なことが原因とはかぎりません。

どちらかというと、電子的な原因でこのマークが点灯することが多いです。

オートマチックは電子制御されているので、いろんな電子部品が組み込まれています。

具体的には、「センサー」と呼ばれる、人間でいえば神経のような役割をするものや、「ソレノイド」と呼ばれる、

電磁石の力でオートマチックオイルの流れを変える弁のようなものがあります。

他にも、オートマチックオイルの温度が高温になりすぎていないかを感知するための「油温センサー」があります。

これらの電子部品を統合・管理しているのがECUと呼ばれるコンピューターです。

これは人で言えば、頭脳にあたり、警告灯が車のメーターの中に表示されるかどうかを判断しているのもこのECUなのです。

つまり、走行中にメーターの中にギザギザのビックリマークが点灯したら、それは車の頭脳からの「オートマチックに異常があります」というメッセージなのです。

 

ギザギザのビックリマークも色が違う?

赤いビックリマークと黄色のビックリマークの違い

ギザギザ ビックリマークギザギザ ビックリマーク 赤
今回のギザギザのビックリマークには、黄色のマークと赤色のマークがあります。
自動車全般に言えることですが、赤いマークのほうが安全に直結する、重大な内容を表しています。

ですが、このギザギザのビックリマークに関しては赤色と黄色との大きな違いはありません。

あえて言えば、メーカーによって同じような内容でも黄色のマークにしていたり赤色にしていたりで、はっきりとした違いは決められていません。

それぞれのメーカーのエンジニアなどが、「どれくらい安全に直結しているか」という解釈の違いといえます。

基本的には赤いマークはすぐに対処するべき

赤色であれ、黄色であれ、ギザギザのビックリマークはオートマチックに関する警告灯に違いはありません。

ですが、赤く表示されて点灯している場合は、すぐに対処するべきで、運転していて違和感を感じたら、車を走らせることもやめてレッカーサービスなどを呼ぶことをおすすめします。

赤い警告灯は、国際的にも車の警告灯のなかでは緊急を要することに使われるようルール決めされています。

つまり、このマークを赤く表示させるメーカーの車は、「このままでは走行できなくなる」という意味をもたせているのです。

 

ギザギザのビックリマークが点灯した場合の対処法

オートマチックのトラブルは走行不能になる?

上述したように、オートマチックの中にはいろんな電子部品が組み込まれています。

ただし、走行に関わる重要な部品と、電子制御の精度を上げるための補助のような役割の電子部品もあります。

つまり、警告灯が点灯しても、なんの支障もなく走行できるケースもあるのです。

もしも、この警告灯が点灯しても違和感もなく正常に走れている場合は、重大な部分が故障していないこともあります。

その場合は、高速道路などの走行はできませんが、一般道路をまわりの車の速度に合わせて走行することができる可能性が高いです。

急アクセルをともなう追い越しなどの、車に負荷をかける運転を避けながらするようにしましょう。

少しでもオートマチックに負担をかけてしまうと、オートマチックの中のオイルの温度が上昇し、オートマチック内部の負担を増やしてしまうことになります。

フェイルセーフモードに移行することも

フェイルセーフモードとは、エンジンやオートマチックなど、走行に関わるきわめて重要な部分に異常が発生した場合、走行できるための最低限の性能だけ発揮できるように車の制御を固定してしまうことをいいます。

このフェイルセーフモードに移行してしまうと、エンジンの回転数も2,000回転までとか、速度も時速20㎞までしか出ないようになります。

つまり、車を移動させるための最低限の機能しか使えなく制限されてしまうのです。

なぜなら、フェイルセーフモードとは、車がその場で動かなくなってしまうという、最悪の状況から車とドライバー、ひいては周りの安全を確保しやすいようにするためのものだからです。

ギザギザのビックリマークを消すには?

整備工場1

オートマチックの警告灯は簡単には消せない

この警告灯が点灯すると、その原因を修理するまでは消すことはできません。

なかには、不具合が一時的に解消されて、マークが消えることもありますが、根本的な原因を直さないかぎりまた点灯します。

また、この警告灯のマークは、過去の履歴に対しても点灯することがあり、一時的な不具合でも、同じ不具合を2回以上検出してしまうと、点灯したままになることもあります。

つまり、現在は不具合が出ていない状態でも、過去に連続して同じエラーをコンピューターが感知してしまうと、このマークが点灯したままになってしまうのです。

この場合は、整備工場やディーラーで、オフボードテスターと呼ばれる、車のECUと接続できるコンピューターをつないで、「故障履歴の消去」をすることで警告灯が点かないようにすることができます。

サボカジ  @整備士
サボカジ  @整備士

余談ですが、

僕自身も整備士として、様々な車の故障診断をしてきましたが、警告灯が点灯していても、現在は不具合が発生していない場合、オフボードテスターで警告灯を消去して様子を見ていただくという処置をしたこともあります。

 

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警告灯を消すための修理費はいくらかかる?

CVTイラスト2
オートマチックに関する電子部品などの故障となると、かなりの修理費用になってしまうケースが多いです。

センサー単体の交換など

そのなかでも、比較的に安い費用で済むケースと言えば、油温センサーが単体で故障してしまった場合などは、

・センサーの部品代

・センサーの交換作業料

合計で10,000円~30,000円ほどで終わることもあります。

シフトソレノイドなどの場合

オートマチックの電子部品のトラブルでわりとあるのが、シフトソレノイドと呼ばれる部品の故障です。

シフトソレノイドは、オートマチックフルードの流れを制御するためのもので、何個かあるソレノイドが動くことで、車をバックさせたり、変速をしていったりすることができます。

このシフトソレノイドが電気的に壊れてしまうと、コンピューターにも検出され、警告灯のビックリマークが点灯します。

その場合は、シフトソレノイドを交換することで警告灯を消すことができますが、車種によっても交換の難易度が違ってきます。

オートマチックのオイルパンを外して、下側から交換できるケースもありますが、オートマチックそのものを降ろさないとならなり場合は、非常に高額な修理になってしまいます。

オイルパンだけを脱着してシフトソレノイドを交換する場合、

・オートマチックフルードの抜きかえ

・シフトソレノイドの部品代金

・ATオイルパンのガスケットなど

上記の合計で、30,000円~60,000円ほどはかかるでしょうか。

ただし、同じ作業でもディーラーと町の整備工場では違ってきますし、車種によってもかなり変わってきます。

オートマチックを脱着する場合

この場合は、エンジンが縦置きなのか横置きなのかでも作業工程が違ってきますが、エンジンとドッキングしたままで車から降ろしてしまうこともあります。

また、オートマチックの内部のオーバーホールをするくらいなら、新しく別のオートマチックと載せ替えをしてしまうほうが現実問題として安くて早くて確実と判断することもあります。

このようなケースの場合の修理費はかなりの差があり、一概には「いくらくらいです」とは言えません。

エンジン脱着を伴うオートマチックの修理
100,000円~300,000円といったところでしょうか。

ただし、多段式の高級車や外車となると、500,000円くらいはざらで、ベンツなどだと1,500,000円くらいかかったことがあると先輩から聞かされたことがあります。

まとめ

ギザギザビックリマーク

今回のビックリマーク + ギザギザ というマークが点灯した場合は

・ギザギザのビックリマークはオートマチックの異常を知らせる警告灯

・走行不能になる可能性もあるのですぐに車を安全なところに止めるのがベスト

・この警告灯を消すにはオートマチックに関する電子部品などの交換が必要

・高額な修理になることもあり、オートマチックを降ろすこともある

・オートマチックを新しく用意して載せ替えをするケースがコスパがいいことも多い

という、じつはかなり深刻な状態といえます。

走行距離が10万km以上なら買取査定がコスパがいい?

オートマチックの警告灯が点灯しているということは、高額な修理に発展する可能性があるということですが、

新車から5年、または10万km以内の車の場合は、ミッション本体の故障ということでメーカー保証を受けられる可能性が高いです。

逆にいえば、走行距離が10万kmを超えている、または5年以上経っている場合は、走行不能になってしまう前に、一度車の買取査定をしてみるのもいいでしょう。

サボカジ  @整備士
サボカジ  @整備士

車の買取業界の常識なのですが、走行できない状態になった時点で、

オークションに出品できない「不動車」として扱われることになります。

この状態は、非常に安い買取査定額しかつかず、

「こんなことならもっと早く車を手放せばよかった・・・・」

となってしまいます。

もしも走行距離や年式がこれらの条件に当てはまるなら、修理の見積もりと同時に

車の買取査定をしておいてもいいでしょう。

ただし、修理を依頼した整備工場に査定依頼をしても、間違いなく低い査定にしかなりませんので、

まったく別のほうから査定をすることをおすすめします。

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車の警告灯
この記事を書いた人
サボカジ

当ブログの管理人です。

キャリアは、自動車整備士として20年以上

カーライフアドバイザーとして5年以上です。

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