「CVTって壊れやすいの?」
「CVTのオイルはいつ交換するの?」
「そもそもCVTって乗りにくいから嫌い!」
「CVTからモーターのような異音がするんだけど」
などなど、
お客様からのご質問をもとに
様々な角度からCVTに関する記事を書いてみました。
CVTの特性や不具合・異音について
CVTが気持ち悪いと言われる理由
CVTに乗ったドライバーの中には「気持ち悪い!」と第一声で言う方もかなりいます。
そもそも中古車で購入した車の場合、そのフィーリングは正常なのか異常なのかすらわからないことがあります。
その理由は、無段階変速機ならではの、ダイレクトな感覚が薄いこともありますが、他にも理由があります。
また、「運転しにくい」と言うドライバーには共通点が見られることもあります。
今後もどんどん増えていくCVT車とどのように付き合っていけばいいのでしょうか。
そのためには、CVTというトランスミッションの特性を知っておくことも大事です。
CVTの不具合について
CVTから異音がする場合の対処法など
CVTは比較的にメカニカルノイズの大きなトランスミッションですが、明らかに異音だといえるケースもあります。
とくに多いのがモーターのようなウィーンという音がするという場合で、トラブルの前ぶれであることもありますが、CVTの特性である場合もあります。
CVTの異音に関する知識を知っておくことで、冷静に対処することができ、なおかつトラブルを回避することもできます。
CVTフルードのメンテナンスについて
CVTフルードはいつ交換する?
CVTフルードに関するメンテナンスのサイクルは、各ディーラーやメーカーによっても推奨する距離が違っています。
なかには「無交換でもかまわない」としているメーカーもありますが、
車を大事にしていて長く乗りたいと考えるユーザーさんにとって「無交換でいい」は半信半疑な部分といえます。
エンジンの力を受け止める動力伝達装置のCVTであるはずですが、そのなかに入っているCVTフルードは本当に汚れないのでしょうか?
CVTフルードとATフルードとの違い
CVTもATも「オートマチックトランスミッション」であることに違いはありませんが、その中に入っているフルードは全く違ったものです。
また、それぞれのフルードは機械的な構造の違いから、フルード交換の距離も違うとも言われることがあります。
それでは、同じクラスの車でもCVTとATではフルードの交換距離は、どちらが早く交換しないといけないのでしょうか。
CVTフルード交換はどこでする?
CVTフルードはディーラー以外でも交換作業をしてくれる工場やメンテナンスショプがあります。
「ガソリンスタンドでフルード交換なんてとんでもない!」
そう言い切るユーザーさんがいたり
「ディーラーで作業したらめちゃくちゃ高い料金を請求された!」
と不信感を持っている方もおられます。
ですが、メリットやデメリットもあって、一概にどこがいいとは言い切れない部分もあります。
そもそもCVTフルードの交換を受けないディーラーもある?
また、ディーラーによっては「当社の車はCVTフルードの交換は基本的に無交換です」とCVTフルードの交換を受けてくれない可能性もあります。
CVTフルードの交換費用はいくら?
同じCVTフルードの交換なのに交換する費用が随分とばらつきがあるのもCVTフルードの交換です。
ですが、CVTフルードの抜きかえのやり方は「下抜き」や「全自動式」など、やり方や使用するフルードも違うことがあります。
それだけに費用も違ってくるのですが、いくら値段が安くても、交換した効果が薄いのであれば意味がありません。
ユーザー側で考えると、なるべく安く、効果的にすませたいという「コスパ」を重視していることでしょう。
最後に
CVTは車の中でもとくに重要な役割をしていますが、
エンジンほどの耐久性はなく、
そのわりには、あまりメンテナンスをされることもありません。
これまで投稿してきたCVTに関する記事をチェックしていきながら
あなたの愛車とうまく付き合う知識にしていただければ幸いです。
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